ひさびさの毒舌全開
前のエントリーで、自分がネガティブで怒りが強いことについて書いたけど、でもよく考えてみれば私が好きな人というのはいつも怒っている人だな。
辛淑玉、上野千鶴子、森達也、宮沢章夫…。
辛淑玉なんて、年々怒りが強まっていると言ってたけど。
エコビレッジやエココミュニティを作りたいと言っている人たちを見ていると、最近とても違和感を感じる。
違和感を感じ始めた時というのは、自分がその場にあわなくなってきていて、新しい段階に進もうとしている時が多いみたい。
私も一時期コミュニティづくりみたいなものを志向していて、それでコミュニティ通貨の勉強をしたり、畑をやったり自給自足を目指したりということもその流れの中から出てきていたんだけど、最近どうも自分はコミュニティなるものとはあわない人間だということがよくわかってきた。
互いに助け合い、自分が自分らしく生きられる社会をつくりたいというのは私の夢だけど、コミュニティみたいな関係性になってしまったら、逆にそれがうまくいかないんじゃないかと、最近は少し思い始めている。
それぞれが各々の場で自分の活動をしながら、ネットワークしていくというのがやっぱり理想なのかな。
コミュニティづくりを志向している人たちの濃厚で楽しそうな関係性を見ていると、正直うらやましいなぁ~とか思ったりもするのだが、自分には向いていないし、多分多くの人にとっても難しいのではないか。
団体主義が好きな人ならいいけどね。
ネット書店で『滝山コミューン1974』という本を注文した。
集団化・一体化 VS 個の尊重。
個人主義の中で失れるつながり。
それをどう乗り越えていったらいいのだろう。
私が一番気持ち悪く感じているのは、彼らの一部が、今の社会はユダヤの陰謀でこうなっている、みたいなことを言っていることだ。
神智学の本を色々書いている神尾学とか、コミュニティ通貨のレインボー・リングを創設したたA氏とか。
神尾学は、フェミニズムもユダヤの陰謀の一部だとかわけのわからんことを言っておる。
で、エコ系の人たちは素直ないい人たちが多いものだから、それを素直に信じてしまうときたもんだ。
エコ系やコミュニティ志向の人たちが全体主義に結びついていきがちなこういう動きは本当にあやういと私は感じる。
あるエコ系マイミクの自己紹介欄には、「苦手なこと→いつも怒っている人」と書かれてあるのを読み、あーそうだよ私はいつも怒っているさ、悪かったな、君は一生ピーススマイルで世の中の矛盾もすべて見逃していってくれたまえと余計怒りやすくなった自分を再確認したものだった。
エコ系やスピリチュアル系の人の中には13の月の暦というものを信じている人たちも多い。
神尾学もそのひとりだが。
でその暦を信じている人たちは、2012年に次元上昇というものが起こり、そのときにまだ意識が低いままの人たちはその次元上昇についていけなくて阿鼻叫喚のようなことが起こるみたいなことを言ったりする。
ユダヤ陰謀説もそうだけど、そういう、人間を選別して自分はそうじゃない側の人間だ、特別なんだみたいに思っている連中の選民思想が、私はへどがでそうなほど嫌いだ。
こういう奴らと連帯しなければならないくらいなら、金を中心にした資本主義経済のほうがまだましなような気がしてしまう。
(彼らの多くは、資本主義経済や金を否定していて、自分達は平和運動をしているとのたまっているが。)
ま、一番いやなのは、彼らの言説が非常に陳腐でありきたりだっていうことだけど。
平和がいいとか環境を守ろうとかそんなこと、いちいち言わなくてわかってるよ。
心の平和だって?
じゃあ、どうすればその心の平和とやらが得られるのか具体的な方法論を教えてくれよって感じ。
それに比べて、自分の恩師の精神分析医は、今思うとユニークで独自の発想をしていたなぁとつくづく思う。
平和とか愛とかそんな陳腐なことなど一言も言わないで、常識とは違うてんへこな視点をつくることで多くの人を救っていたなぁ。
別の角度から見ると、こんな風に楽になり、こんな風に世界は違って見えるのだということを、彼自身の行動を通して教えてくれた。
ま、会うとむかついて喧嘩ばかりしちゃうんだけど、あまりにも常識と違いすぎているから。
世界を別の角度から見るということは、言ってみれば、前衛だな。
精神分析界の前衛という感じかな。
ひさしぶりにセラピーだとか自助グループだとかの関係性が懐かしくなった。
たまには当時の仲間と会いたいな。
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コメント
はじめまして。以前から、ときどきお邪魔していました。どちらかと言えば、僕もネガティブな性質ですが、怒るとエネルギーを消耗してしまうので、ほどほどにしています。怒らずに呆れています。これからも怒ってください。
たしかにエコビレッジに関心を持っている人たちは善良だと思いますが、いくぶん視野が狭いところもありますね。なので、僕もエコビレッジというタイトルをつけたブログを書いていますが、マニアチックな人たちからは距離を置くようにしています。
以前のU野C子さんにお会いしたときに、訊いてもいないのに「私はもてるのよ」って。あのときも呆れました。
今後もときどき立ち寄らせていただきます。
投稿: zen | 2008年1月16日 (水) 19時56分
zenさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
エコビレッジに関するブログを書いている人に読んでいただいていたとは、言葉を慎まなくては(なかなか慎めないのですが)。
私の言っていることは、独断や偏見が多いので、そのように読んでいただければ幸いです。
U野C子さんとは、上野千鶴子さんのことですか?
私は上野さんのそういう人間臭さやある種の愚かさみたいなところが大好きなんです。少しも立派じゃないところが。
投稿: 癇癪フロッグ | 2008年1月17日 (木) 02時44分