カテゴリー「映画・テレビ」の42件の投稿

2009年10月12日 (月)

犬、カムイ外伝、HEROS

寒い。いろいろばたばたしていて、衣替えもしてないうちに、すっかり寒くなってしまった。
きょう衣替えしようと思ったけど、結局できずしまい。今週中にしなければ、着る服がない。

犬。
うちには、16歳のオスとメスの老犬が各一匹ずついる。
オスは1階、メスは2階にいる。
数年前にメス犬が失明してしまい、やみくもに歩いてオス犬にぶつかって、オス犬に噛まれたりしていた。メス犬はすっかり怯えてしまい、ごはんも食べなくなってやせていった。
ちょうどその頃チベット祭り(だったと思う)とかいうチベット仏教のお祭りがあり、そこに遊びに行ったら護摩焚きをやっていたので「飼い犬二匹が天寿をまっとうできますように」と祈願した。
そのあと、1階で一緒に生活していた二匹を別々にしたら、メス犬のほうも少しずつ元気になってきて、護摩焚きのせいかどうかわからないけど、まだ二匹とも生きている。

この二匹が16歳にも関わらず、いまだ発情期がある。去勢せずにきてしまったからか。この年齢になって発情期があることに獣医さんもびっくりしている。でも、二匹がお互いを呼び合って鳴くので近所迷惑にならないか心配だ。

発情期じゃない時でも、昼間は別々にしている二匹を夜になると2階の寝室で合流させていた。じゃないとひとり残されたオス犬が夜中じゅう鳴いてうるさいから。
が、発情期の今は、二階で二匹を一緒にするとそれはそれでまたタイヘンな騒ぎだ。

目の見えない足の弱っているメス犬と、痴呆のはいったオス犬の間で妙な交流が夜中じゅう行われていて、眠れない。
しかも、メス犬は、失明している上にアレルギーで下痢気味。失明した犬が下痢になると部屋の中がタイヘンなことになる。自分でした物を踏みつけ、その足で部屋を見えない目で歩きまくるから。
昨晩も下痢をしていたらしいが、疲れていた私は気づかず爆睡。起きたら自分の布団がうんちだらけになっていて、その中で寝ていた…。

なぜこんなことを書くかといえば、大島弓子の『グーグーだって猫である』を読んで触発されたから。
1巻と2巻を読み、2巻を読み終わったとき、号泣して泣いた。
そうなんだよ。猫だって犬だって、人間以上に怖がりで不安で傷つく。そのことを大島弓子が丹念に描いてたから。
あ~~!私も動物が大好きだ!!!
大島弓子は久しぶりに読んだ。やっぱり稀有な漫画家だ。ほかには、こういう人いない。『バナナブレッドのプディング』大好き。

昨日は、映画→日帰り温泉→温泉内で垢すりorマッサージ、という、私の定番のストレス解消三点セットをやってきた。
観た映画は『カムイ外伝』。監督の崔洋一も、脚本のくどかんも、主演の松山ケンイチも、みんなどうしちゃったの?というくらいキレがなかった。原作が他にある場合でも、『GO』のくどかんの脚本は素晴らしかったのに…。

米ドラマ『HEROS』シーズン3がレンタルビデオショップに並んだがために、眠れない日々が続いていたが(借りてくると観終わらないと眠れない)、全部観終わってしまった。おもしろいっつーの!それで寝不足で明け方寝て起きたら、ふとんがうんちだらけになっていたというわけ。

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2009年8月17日 (月)

ぼーっとしてます

夏休みでも、失明した犬がいるとどこにも出かけられず、でもそのおかげで久しぶりにただただぼ~っとした時間を過ごせた、ここ数日。

スリラーやミステリーを読んでしまった。
『サイコブレイカー』と『向日葵の咲かない夏』の2冊。
ミステリーやスリラーを読むなんて、いったい何年ぶりだろう。
昔は、ダイビングバッグにミステリー小説をいっぱい詰め込んで南の島のビーチサイドかプールサイドでチチやピニャコラーダを飲みながら読書三昧するのが楽しみだったんだけど…。ときどき海に潜ったり、プールで泳いだりしながら、日焼け止めもつけないでちりちりと日に焼けながら読書にふける。あぁ、バブルっぽいなぁ…。
ここ数年は、殺人事件やレイプを描いたビデオを見るだけで吐きそうになってしまい、ミステリーなんてとても読める心境じゃなかったんだけど、ミステリーが読める自分、読みたいと思ってストーリーについていけた自分にびっくりした。ミステリーって読み出すととまらなくなるんだよねぇ。
同時進行で、キューブラー・ロスの『「死ぬ瞬間」と死後の生』も読んでたんだけど…。
それにしても、キューブラー・ロスはおもしろい。彼女の毒舌が大好き。いろいろ心に残る言葉がいっぱいあって、時間があったら、ここにまた引用したい。

きょうはDVD『プリシラ』を借りてきて、観た。いや~、おもしろかった!
以下、アマゾンの紹介文より。

性転換者のバーナデット(テレンス・スタンプ)、バイセクシャルのミッチ(ヒューゴ・ウィービング)、世間知らずの若者フェリシア(ガイ・ピアーズ)。オーストラリアはシドニーのクラブで踊っていた3人のドラッグ・クィーンが、おんぼろバスを駆って、ミッチの別れた妻子を探す旅に出る。
   3人組が道中で繰り広げていくコミカルで派手派手しいエピソードに笑いころげながらも、観終わった後でふと心優しい気分になれるロード・ムービーの快作。1994年度のカンヌ国際映画祭上映で大絶賛されて観客賞を獲得し、アカデミー賞では7部門にノミネート、うち衣装デザイン賞も受賞。キャスト陣では、ベテラン性格俳優T・スタンプの素晴らしさが光る。ヒットナンバーを巧みに用いた音楽効果もおもしろい。(的田也寸志)

ゲイの映画と言われてすぐに思い出すのは、『ボーイズ・ドント・クライ』なんだけど…。
こっちのほうは、私にとって、観続けるのがあまりにも苦しかった。観終わったあと、殺意を感じた。
実話をもとにした映画で、マイノリティに対する偏見に対し、憎悪が炎のように吹き上がるのを感じた。
『プリシア』のほうは偏見についても描かれているけど、とにかく楽しい!ドラッグ・クィーン、ゲイ・カルチャーって最高!私もああいうドハデな衣裳を着てみたい。浅草サンバカーニバルにでも出ようかなぁ…。

この秋は観たい映画が目白押し。
9月19日公開の『カムイ外伝』とか。松山ケンイチのカムイですよ!そして脚本はくどかんで、監督は崔洋一!観ないわけにはいかないでしょう。
9月4日公開の『サブウェイ123/激突』も観たい。
公開中の『ココ・シャネル』も『南極料理人』も『里山』も観たい。

でもほんとに一番やりたいのは、真っ青な海に潜りたい!

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2009年7月21日 (火)

『Dear Docter』覚書

7月18日に西川美和監督の『Dear Docter』を観に行った。
『ゆれる』で西川美和に完全のノックアウトされてしまった私だが、『Dear Docter』もすごくよかった。
しかし、実父が5月12日にガンで死んだばかり、しかも、在宅での看取りだったためそれと重なる部分も多く、けっこうこたえた。

父が死んだ直後にくどかん脚本の『鈍獣』を観たときは、あ~あ、観るんじゃなかった、なんて下品な映画なんだとがっかりしたものだったが、この『Dear Docter』はなんて奥深いんだろう。
西川美和、すごいなぁ…。

以下、自分のための備忘録として、印象に残ったシーンを書き留める。
ネタバレがあるので、まだ観てない人は読まないでください。

・映画の冒頭。田園風景。棚田。薄暗い田舎の風景。悲しいような寂しいような美しさ。
この冒頭は素晴らしいだろう。

・自宅で鼻に酸素の管をつけて、田舎の家で寝ているお年寄り。
父のことを思い出す。父も酸素をしてた。脚のリンパ腫をおさえる弾性ストッキングをつけたまま死んだ。あんな格好で死んだのがかわいそう、と涙が出た。でも病院だったら、もっと色々な処置をされていたのかも。

・鶴瓶演じる偽医者・伊野治が疾走した後、田んぼの中を汗だくになって探す瑛太演じる相馬啓介。
田んぼなんかにいるわけがない。でも探すのをやめられないんだ。瑛太の白衣の下のTシャツが汗でじっとりと濡れている。あのときの瑛太の目。表情。

・香川照之演じる斎門正芳が、喫茶店で巡査から話を聞かれているシーン。
巡査が「愛なんですかね」と言うと、斎門が椅子ごと後ろに倒れる。慌てて椅子を押さえようとする巡査役の松重豊。
台詞ははっきり覚えてないけど、愛がなくても今助けようとしたでしょ。そういうことじゃないんですか、という斎門の台詞。
香川照之は、相変わらず抜群に芝居がうまい。

・研修期間を終えたら来春からここに置いてほしいという瑛太。「俺はニセモンや、資格がない」という鶴瓶。自分の父親だって自分だって資格なんてないですよ!父親なんて経営のことしか考えてないし、というニセ医者と研修医の押し問答。
思わず笑いつつ、考えさせられる。
医者の資格ってなんだろうと。
資格があったら、この僻地の年寄り達を助けられたのだろうか、と。
人を助け支えるとはいったいなんなのだろうと。
小道具のスイカがやたら印象に残る。

・井川遥演じるりつ子(東京の大学病院で医者をやっている)が自分の母・かづ子の病気を疑い、鶴瓶(伊野治)の診療所に行く。鶴瓶(伊野治)は、かづ子は胃潰瘍であるとだます。ほっとした表情のりつ子。鶴瓶(伊野治)が次にここに来るのはいつ頃かと聞くと、りつ子は来年の今頃でしょうかねと答える。「一年後…」とつぶやいた時の鶴瓶のなんとも言えない表情。

・病院に事情聴取に訪れた巡査に、りつ子は「訴えられるのは私のほうじゃないですか。私が行かなかったら、こんなことにはならなかった。もし捕まえたらあの先生に聞いておいてください。もしあなただったら、お母さんをどう死なせたのか。」(台詞はあいまいな記憶)
助からないとわかった末期がんの人を、どう死なせたらいいのか。私にもわからない。私も伊野治だったらどうするのか聞いてみたい。何が正しいのか…。

・東京の大学病院の相部屋のベッドで横になっているかづ子。寂しそうに窓の外を見ている。父の病院での姿を思い出した。
病院で死ぬのと、田舎でひとりで死ぬのとどっちが幸せなんだろう。
弟夫妻は病院での治療を信頼した。でも私は最期は家で看取ってあげたいと思った。だましても。そのリスクは私が負った。それをいまでもひきずっている。それがよかったのか悪かったのか、いまだに私にはわからない。

・ラスト。
病院にいるかづ子のところに、病院の職員を装った鶴瓶がやってくる。
かづ子が鶴瓶に気づく。そのときのかづ子の笑顔。後姿だけど、鶴瓶も笑っているのがわかる。
その笑顔に救われた。
このラストはどうかという人もいるけれど、私にはこのラストはとてもとても必要なものだった。
笑った瞬間に映像はふいに終わり、音楽とタイトルバックが流れ始める。
この終わり方、『ゆれる』と少し似ている。中吊りのまま、観客に投げ返される。西川美和の卓越した手法。すごいな。こういう作品を作れる人は、そうそういない。

・父のことをまたいろいろ思い出させられた。そういう意味では、少しヘビーで哀しかった。

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2008年12月18日 (木)

最近みたDVD、読んだ本など

最近見たDVD

『HEROES シーズン2』
見始めたらとまらなくなって、一気見。しかしこの中途半端な終わり方は…。来年春までシーズン3を待たねばならないとは。

『ヤマカシ』
ストーリーは非常に陳腐だが、登場人物がスタントではなく壁を登ったり回転したりする身体能力を見ているだけで気持ちよかった。またトランポリンをやりたくなった。

まだ見てないけど、映画『誰も守ってくれない』はおもしろいのだろうか。
http://www.dare-mamo.jp/
テーマには惹かれるけど。

最近読んだ本

『だまされることの責任』(佐高信×魚住昭、角川文庫)
本屋でたまたま手にした本だけど、すごくおもしろかった。
感想をじっくり書いてみたい気分だが、時間がないから、また機会があったらじっくりと。

『不可能性の時代』(大澤真幸、岩波書店)
いろいろ感じたこともあるが、時間があったらまた書いてみる。
一点だけ言えるのは、性虐待の「過誤記憶」について、この人の論の根拠になっている情報は誤っている。
二次情報をもとにこういう論を展開されるのは少し困る。

他に、
『いじめるな! ― 弱い者いじめ社会ニッポン』(香山リカ×辛淑玉、角川書店 )
『「お金」崩壊』(青木秀和、集英社新書)
なども今読んでいる。
辛淑玉の本を読んでいると、いつも元気が出てくる。

ブログ書いている余裕がないんだけど、思わず書いた。

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2008年9月17日 (水)

映画『セックス・アンド・ザ・シティ』その他

きょう、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』を観てきた。
知人がおもしろいと言っていたから、きょうはレディースデイだったから、近所の映画館に出かけた。
ところが数週間前のぴあのスケジュールだったものだから、上映時間が違っていて、上映時間まで数時間あったので一度帰宅。でも意地になって、帰ってすぐもう一度出かけた。

で、観た感想は……おもしろかった。
一番驚いたことは、こういう映画をものすごく楽しめている自分自身に対してだった。
昔は、アヴァンギャルドな映画やアート系映画しかおもしろいと思えなくて、この手の映画は退屈にしか感じなかったのに…。
その自分の変化にびっくりした。
しかし、よくできている映画だなぁ。
ドラマの方はまだ見ていないけど、DVDを借りてそっちも観てみよう。

こういうバブリーな価値観がいまだに支持されているということにもびっくりするが、今の私は、こういうのもありじゃない?という心境。
エコ系のストイックさに辟易していた時期だったので。

森達也マイブームがすっかりさめてしまった私だが、つい最近『善悪の彼岸へ』(宮内勝典著、集英社)を読了。
オウムについて書いた本。
おもしろかった。
宮内勝典はカウンターカルチャーの影響を受けた世代のようだが、そのへんの影響を私も結構受けている方なので(世代はもっと後だけど)、彼の発言の背景がよくわかるので興味深い。
私はもともと社会系には余り関心は持てず、自分はフラワーチルドレンの末裔だと思っていた時期があったが、彼は、「世界と、きみ自身との戦いにおいては、かならず世界の側に立ちたまえ。」とフランツ・カフカの言葉を引用している。
そういう気持ちが今ではよくわかるようになった。

だけど、『セックス・アンド・ザ・シティ』をおもしろいと思える自分を絶対に失いたくない。
というか、それを失っては危ういと思うのだ。

他にも幾つか引用したい箇所もあるわけだが、また後日。

人間は本当に色々な思索を重ね、様々な哲学や宗教を構築してきたけれども、結局どこにもたどり着けないのだろうか…などなどと、『善悪の彼岸へ』を読みつつ思っていた。
でも、きっと前には進んでいる。数ミリであっても。少なくとも自分自身は、進んでいる。人からは後退しているように見えても。

クリシュナムルティをちゃんと読んでみよう。
そう思った。

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2008年4月15日 (火)

もう深夜ですが…

またまたこんな時間になってしまった。
もう寝なきゃ…。

日曜日に、レンタルDVD『デス・プルーフ』を観た。
いや~、笑った、笑った。
さすがタランティーノ、やってくれたよって感じ。
こういう展開の映画って今までなかったよねー。新しいなぁ。
女がこういう風に描かれた映画がやっと登場したのかと、感慨深い。
北原みのりが絶賛するのも、うなづける。

非暴力系やエコ系やスピリチュアル系の人には決して受け入れてもらえないような映画だろうなぁ。ひっひっひ。
以前、私がタランティーノが好きで『パルクフィクション』はおもしろいと言っただけで、理解不能という表情をされ、改心させられそうになったもんなぁ…。

もう、ほんと、ひっひっひっとへんな笑いをしたくなっちゃう映画なんですよ、ほんと。
ネタバレ的なことを書きたい衝動がわくけれども、こらえよう。
いいなぁ、タランティーノ。さすがだなぁ、タランティーノ。

今読んでいる田中美津の本についても書きたいんだけど、犬が下の部屋でずっと吠えていて近所迷惑だから、このへんで…。
続きは明日かあさってに。

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2008年3月30日 (日)

『アニー・リーボヴィッツ』

久しぶりに映画館で映画を観た。
『アニー・リーボヴィッツ』。
いろんな意味でおもしろい映画だった。

私はアニー・リーボヴィッツという写真家のことも、写真という分野のことも知らないで見たのだが、ものすごくおもしろかった。
それにしても、スーザン・ソンタグとこの写真家がつきあっていたということは、驚きだった。つまり、女性同士の恋愛っていうことだよね?ま、驚くことでもないのだが。

グロリア・スタイネムがしゃべっている映像も初めて見た。
彼女の書いた『ほんとうの自分を求めて』から、私はけっこう影響を受けている。

写真のことはよく知らないのだが、小道具を使ったりして演出をしていくこういうコンセプチュアルな写真って初めて知った。おもしろい。
撮影の様子とかが非常に興味深い。もう一回観たい。

これを見る限りでは、ニューヨークでは、女性アーティストや女性編集者が男性と対等に仕事をできる環境が整備されているように見える。まぁ、一部の才能のある人に限ったことなのかもしれないけど、でも日本よりはずっとましだろう。
そういう意味では、アメリカっていうのはなんだかんだいっても新しい世界観を切り開いてきたことは確かだと思う。功罪はあるにせよ。

アニー・リーボヴィッツ、かっこいいなぁ。

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2008年1月 3日 (木)

『椿三十郎』

昨日1月2日は、年賀状書きに半日費やした。
例年、デザインとレイアウトと文面をすべて一から作るのだけれども、今年は手を抜いてレイアウトは前年のものをそのまま使い、文面だけ変えた。
以前は自作の詩を書いたり、宛名も筆書きで書いたりしていたんだけれども、最近はそんな余裕もなし。
年賀状を書くのも年々面倒になりつつある。
だけど返事も書かなければならないので、やめるわけにもいかない…。
で、きょう1月3日に発送。

大学時代の友人からも年賀状が届いている。
みんな変わってないなぁ…。
自分ひとりだけ別の場所に来てしまったような一抹の寂しさを感じる。
昔の仲間に会っても、もう話とか合わないかもしれないな、と、思いながら年賀状を読む。
大学時代の自分と今の自分とでは、別人のようだもの。
考えていることも、興味の対象も、価値観も、まったく変わってしまった。
どうして自分だけこんなところに流れ着いてしまったのだろう。
いやしかし、流れ着くべきところに流れ着いたような気がしないでもない。
ようやく自分らしい居場所にいることができているような。
大学時代の自分のほうが、自分を偽っていたんだろう。

当時の仲間の賀状を読んでいると、郷愁を感じ、自分の軸足がぶれてしまいそうな感じがある。
人は人、自分は自分だ。
とにかく自分以外の人の生き方に影響されず、私は自分の生き方を貫かなければ。
人生って、ぶれないで自分らしく生きることが一番難しいからね。
人から見たら、ぱっとしないさえない人生だとしても、私は今の人生を愛している。

今日3日は、夫と一緒に初詣に行き、そのあと映画『椿三十郎』を見てきた。
夫は大学時代、映画研究会に所属していたので、黒澤明の映画は何度も繰り返し見ているらしい。
もちろん『椿三十郎』も暗記するくらい見ているという。だから織田裕二の椿三十郎など見たくないと。
私も映画をかなり見ているほうではあるが、実は黒澤明はほとんど見ていない。
最初に見た黒澤映画が、『静かなる決闘』と『生きる』の二本立てで、なんだこりゃ?って感じでそのあとクロサワを見る気が失せた。
まぁだから、正月の気分転換に『椿三十郎』を見るのも悪くないのでは、と思ったわけ。

で、結果から言うと、私はそこそこ楽しめた。
前から三列目の大画面の迫力は、映画館ならでは。
DVDではねぇ…。
映画館の子宮のような空間にときどき行きたくなる。家でDVDを観ているのとはやっぱり全然違う。
夫は、織田裕二じゃやっぱりだめだと言いつつも、原作がいいからねと、それなりに楽しんでたようだ。

年末にはDVDで『舞妓Haaaan!!!』を見て(くだらなかった!!!)、『カポーティ』も借りてある。映画づいている年末年始です。

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2007年11月29日 (木)

「おそいひと」観たい

寒くなってきて、鬱モードに突入。
何もやりたくない、というか、できない。
だからブログ書いてるんだけど。
外出もしたくないんだけど、いろいろ用事がある…。

『おそいひと』っていう映画、すごくおもしろそうだな。
12月1日よりポレポレ東中野でレイトショーだって。

http://osoihito.jp/

「センセーショナルなテーマのため日本映画界から封殺されつづけてきた問題作」とのこと。
夜遅いと寒そう。怖い映画だったらいやだし。
でも、久しぶりに、映画館まで出向いてでも観たいと思う映画だ。

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2007年10月31日 (水)

ヘアスプレー

昨日は映画『ヘアスプレー』を見にいった。
何も考えなくていいような映画を見て、頭の中をからっぽにしたいと思って行ったのだが、人種差別を扱ったメッセージ性の強い映画だったのにびっくり。
もちろんエンターテインメントだけどね。
だけど、泣いたさ。
この映画で泣いてる人はまわりを見回しても誰もいなかったけど、だけど私は泣いたさ。
べたなメッセージだとしても、こういう考え方に私は弱いんだ。
最初の10分くらいは、上映前にビールを飲んだため寝ちゃったけど。

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