カテゴリー「経済・政治・国際」の53件の投稿

2007年4月13日 (金)

国会、荒れてます

国会がタイヘンなことになっているみたい。

猿田佐世の国会速報25・26~与党の強行採決は歴史に残る悪行
http://www.labornetjp.org/news/2007/1176384511304staff01

傍聴に行った人が、MLにこんな風に書いていた。

>本日、憲法特委内にて、野党の猛反対の中、国民投票法案の強行採決が
>なされました。
(中略)
>主権者の声をまったく無視した今日の強行採決。
>民主主義は葬り去られたのか、と思った瞬間でした。
>法案は明日、衆議院本会議にかけられ、強行採決される見込みです。
>ぜひ傍聴に駆けつけてください。
>本会議は13時からおこなわれます(2時間程度と思われます)。
>明日は教育三法、国民投票法案、米軍再編の3つが審議されます。
>もう、全部一気にやっちまえーみたいな感じで恐ろしいです。

                
マガジン9条で、国民投票について色々と説明しているようです。
(私はまだ読んでないんだけど…。)
http://www.magazine9.jp/index1.html

「松崎菊也の笑うニュース・クイズ 5.知事選当確インタビューで石原は語るよ」だけはちょこっと目を通したら、おもしろかった。
http://www.magazine9.jp/kikuya/070411/070411.php
               

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2007年1月30日 (火)

NHK裁判、原告勝訴

政治家による介入で番組改ざんしたNHKを訴えた裁判で、原告勝訴。
NHKに対し200万円、 NHKエンタープライズ21とドキュメントジャパンに対しそれぞれ100万円の賠償を命じたということです。

以下で、日テレの動画を見ることができます。
 ↓
http://www.news24.jp/76325.html

綿井健陽さんが、判決直前に、この裁判についてブログで書いています。
 ↓
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2007-01-29

こういう判決を出した裁判官を応援していきたいものです。

                

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2006年12月13日 (水)

スロービジネス

最近、教育基本法改悪にも共謀罪にもあまり関心を持てなくなってしまっている。
もう、なるようになれって感じで。

国とは別のところで、自分達の自助システムをつくっていくしかないんじゃないか、とか思ってしまっている。

「マスターユニット」という考え方があるらしい。
自給自足のソシオ・エコノミック・ユニット(社会・経済センター)を目指した、エコロジーに配慮した協同組合団体ということらしい。
で、そこのユニットの成員は最低限の生活保障(住居・食料・衣服・医療・教育)がなされるという仕組み。

プラウト社会経済システムという社会理論があって、インドのサーカーが1960年代に創始したという。(Progressive Utilization theory または、Progressive Socialism )
(「サーカーの思想1」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4931449735

きのうの呑み会でもワーキングプアという話が出て、その人は自分はワーキングプアになりたくないからきちんとした職につきたいと言うのだが、そうやって必死になって仕事を求めてもそのぶん誰かがあぶれるわけだ。
そんな椅子取りゲームをしていても仕方ないのではないか。
社会構造自体に問題があるなら、そこに自分をあわせるのではなく、社会構造を変えていくしかない。
トップダウンで政治家が変えてくれるのを待っていてもだめだ。
自分達がオルタナティブをつくっていけば、国も変わらざるを得ない。
           

『スロービジネス』という中村隆市さんと辻信一さんが対談した本から、私はずいぶん影響を受けた。

p163
 例えばイバン・イリイチが専門化の問題について言っていますね。専門家の中でも特にプロフェッショナルってよばれる人がいるわけです。弁護士だとか、医者だとか、大学の教授だとか、テクノクラートですね。そういう人たちは、人間が生きていくという上での基本的なつながりとか、基本的な自由とか、生きるすべとしての技術を奪って、それを独占することによって人々を支配する。
中村 歌を歌ったり、楽器を演奏したりっていうことは、プロのやることで、素人は聞いていればいいみたいな、そういうことともつながっていますね。
 音楽もそうだけど、元々民間にあった医術も、コミュニティや地域からひき離されていくわけでしょ。そして、薬草の知識や癒しの技術も外なる専門家に独占される。」
p172
 専門家幻想から外に出るということは、やはりもう1回人間の弱さとか、相互依存性とかに立ち戻って考えようということを意味していると思うんです。大きく変わっていく一生のプロセスをまるごと考えることとか、ひとりひとりの個人差を尊重するとか。それぞれ得意なところ不得意なところがあるし、弱さや障害もある。そして、障害があり、健常といわれている人も、多かれ少なかれどっか障害者みたいな。そういう人たちがつくっていくのが社会なんだという観点に立ちたい。」
P198
中村 つまりスロービジネスは、つながりのビジネスだということが言えるでしょうね。これまでのビジネスが人と人との、生態系との、地域とのつながりを断つビジネスだったのに対して、つながりを再発見したり、再生したりする。」

             
また、半農半Xという考え方もある。
スローで小さな農ある暮らしをしつつ、天職(=mission=X)を叶え、大好きなことで食べていくというライフスタイルが提唱されている。
http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/
『半農半Xという生き方』(ソニー・マガジンズ)

                  
実際にそれを実現するのは確かに難しい。でも模索しながら少しずつでも実践する中で何かが見えてくるかもしれない。
ビジョンがなければ、何も変わらない。
少なくとも椅子取りゲームに興じているよりはずっといいと私は信じている。

「こういうビジネスって、ほんとに現実の世界とのやりとりです。アタマでこうやろうって考えるんだけど、やってみると、実際はうまくいかないことがたくさんあります。そこで工夫しながら、知恵を絞ったり、まわりの協力を得たりしながらやるわけですけど、そういう困難な状況があるから、かえって人の輪も広がっていくんじゃないかな。」(中村隆市)

                 
書籍『スロービジネス』の詳細は、以下。         
http://www.yukkurido.com/items_book_slowbuz.html
       

         

半農半Xという生き方 Book 半農半Xという生き方

著者:塩見 直紀
販売元:ソニーマガジンズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年10月20日 (金)

部屋の片付け、素敵な言葉、宮沢章夫、共謀罪など、いろいろと

ココログのほうで障害があり、18日(水)の22:00から19日(木)17:00までブログがまた利用できませんでした。
私も投稿できませんでしたが、コメントやトラックバックもたぶんできなかったはずなので、失礼いたしました。

    
            
ところで、部屋の片づけを相変わらずやっているけど、いろいろな雑用などがはいってきてなかなか進まない。

きのうは部屋のすみに置いてあった壊れたスーツケースを処分した。
海外に行く時にいつも使っていたスーツケースで、シールなどいっぱい貼ってあって思い出があって捨てがたかったけど、とっておいても仕方ないので粗大ごみへ。少し悲しい。

ホームページをつくって長い文章はそっちにのせて、ブログは日記的に短めに書こうと思っていたのだけれども、ホームページも年内にできるかどうか怪しくなってきた。

なんでこんなに時間がないのだろう。
ま、やたら無駄な時間を過ごしているということなのだが。
片づけしながら、でてきた資料を読みふけったり、思い出の物をみてぼーっとしていたり。

昨晩も、ふとある言葉を思い出して、その言葉が書かれていたはずの書籍を探していたら、深夜4時になっていた。

                                           
私が探していたのは、以下の言葉。

「みんなが自分を追い越していく時に、いかに自分のペースを守るか、それがぼくの人生のテーマだ」(『スロー快楽主義宣言!』p56より)

脳性麻痺という障害をもつカメラマン・岩田守雄さんの言葉だ。
すてきなことば。
忘れないようにしよう。

『スロー・イズ・ビューティフル』か『スロー快楽主義宣言!』かのどちらかにあるはずという記憶はあったので、この2冊の本をぱらぱらめくっていたのだが、改めて読んでもこの2冊はすごいね。
とくに、『スロー・イズ・ビューティフル』のほう。
これを書いたときの辻信一はものすごく新しいことを言っていたし、すごくラディカルだ。

この本を読みなおして触発され、都市化の功罪だとか、コミュニティのことだとかについても、もう少し深く考えてみたいと思い始める。
それで、きょうは図書館に行って本を調べたり予約したりということをついついやってしまった。
そういうことをやっているから部屋がいっこうに片付かない。
犬2匹はそこらじゅうにおしっこするし。あぁ、まったく。

スローという言葉についてもいろいろ思うところはあるけど、まずは部屋をなんとかせねば。

あいまをぬって、宮沢章夫の本を数冊読破した。
宮沢章夫は私の予想以上にずっとすごい人だということを知る。
シュールなエッセイだとか富士日記2だとかを読んでいて、視点がユニークでおもしろいというくらいの印象しかなかったのだけれども、『演劇は道具だ』で参ってしまった。
降参だ。(降参することはべつにないのだが。)
『資本論も読む』も非常におもしろい。
いろいろと触発される。

彼の書く小説や戯曲も読みたくなって、借りてきた。
しかし、そんなことをしたりこんなことを書いたりしていないで、部屋を片付けなければならないのだが。

                             
ところで、共謀罪がまた動き出しているという噂が…。

「保坂展人のどこどこ日記」などをご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/2345dceceb66f8ca2a5671d60f2662bb

また共謀罪か、ったく。
いいかげんにしてくれよ。
こっちは部屋の片づけがはかどらなくて、それどころじゃないっていうのに。

                        
メーリングリストで送られてきた情報も転載しますね。
(転載歓迎ということなので…。)

                            

*****************<以下、転送>****************************

共謀罪の行方に関心を寄せるすべての方へ                   
            海渡 雄一(弁護士)

本日18日、日弁連主催の共謀罪反対集会が開催されました。私はパネルディスカッションのコーディネーターをつとめたのですが、次のような情報を総合すると、共謀罪は10月24日法務委員会の法案審議冒頭に強行採決される可能性が高いと結論づけるに至りました。
みなさん、直ちに、強行採決を許さないという声をあらゆるところから上げて下さい。まだ、時間は残されています。

根拠1
民主党の平岡議員(法務委員会理事)が、今国会では自民党が法務委員会でどの法案を審議するか、順番を決めようとしない。順当に行けば、信託法から審議にはいるというのが普通だが、そのような話が一切ない。平岡議員は、与党は、共謀罪から審議すると通告するのは間違いないだろうと言われている。

根拠2
与党理事が平岡議員の来週月曜の行動予定をしつこく聞いていたと言うことである。
これは、月曜日23日に法務委員会理事会を開催して、24日の開催日程から強行してくるためである可能性があることを示している。

根拠3
採決予定を明らかにしないのは、22日の補選までは、強行採決の意図を隠し、市民の反発を避けて、補選での与党勝利の障害要因をなくしたいためだというのが、平岡議員の分析だ。

根拠4
政府与党がこれまで、強行採決に失敗してきたのは、事前のノーティスがあり、市民側がこれに反対する準備をすることができたためである。この経過に学んで、政府与党は事前の計画を徹底して隠し、逆に今国会の成立は困難という情報を流して、市民の油断を誘い、一気に準備不足のところを襲おうとしているのではないか。

根拠5
法務省と外務省のホームページでのこの間のなりふり構わない日弁連攻撃は、日弁連の疑問にはホームページで既に応えたとして、国会審議を省略して強行採決を正当化する口実づくりとも考えられる。日弁連は既にこのホームページにも反撃しているが、
http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/complicity.html
政府側は、論理的な説明は不可能であろうから、問答無用の正面突破を図る可能性がある。

根拠6
政治力学的にも、もし、補選で与党が勝利した場合には、この瞬間をおいて、共謀罪の一気成立をはかるタイミングは考えられない。このときを外せば、次の参院選が焦点化し、また、条約起草過程の解明や世界各国の条約実施状況の問題など、与党側は追いつめられていく一方だ。

確かに、このシナリオには、弱点もある。このような乱暴なことをすれば、野党の反発を招き、国会が中断されてしまい、他の重要法案の審議に差し支える可能性があるという点である。また、補選で与党が一敗でも喫するようなことがあれば、状況は変わるだろう。

しかし、今日の集会で、ジャーナリストの大谷さんが、今週末には予備選だけでなく、核実験もありうることを指摘し、二度目の核実験を背景に、安部政権による国内には北朝鮮の工作員が3万人もいるのだから、共謀罪は当然必要だ、不要だなんて言う奴は非国民だというムードが作られ、一気に共謀罪を成立させようとしてくる可能性があるという予言をされていた。
大谷さんは10月15日に予定されていたサンデープロジェクトの共謀罪特集が北朝鮮特集に飛ばされ、放映が11月に延期されたという事実も報告された。北朝鮮情勢は、補選にも共謀罪の行方にも大きな影を投げかけている。

とにかく、来週火曜日は最大の警戒警報で迎えなければならない。後で泣いても手遅れなのだから。

            

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2006年10月 6日 (金)

NHK番組改竄事件

田中真紀子議員の安倍晋三氏に対する代表質問が行われたようですね。

私は、8月31日の「安倍晋三って、へん。」というエントリーで、
「日本は確かに美しいけど、「女性国際戦犯法廷」NHK番組改竄事件のとき、テレビのニュース番組に出て、早口でまくしたてていた安倍晋三は醜かった。人間として醜かった。」
と書きましたが、
以下のブログで、田中真紀子議員と安倍氏のやりとりと、安倍氏がNHKに介入して番組を変更するように圧力をかけたことが書かれています。
ぜひお読みください。

                                       
双風亭日乗
「田中真紀子議員の代表質問――NHKの番組への政治家介入について」
http://d.hatena.ne.jp/lelele/20061006/1160101975

                   

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どんなふうに墓穴を掘るか?

安倍晋三首相は5日、衆院予算委員会で、首相に就任後初めて「一問一答」の論戦に臨んだ。野党のトップバッターとなった民主党の菅直人代表代行に食い下がられ、逆ギレする場面もあった。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/10/06/02.html

                                 

安倍晋三とか見ていると、最近はなんかこの人自分で墓穴ほりそうな人のような気がして、さほどおそるるに足りない人なのではないかと思ってしまうのは、私の楽観主義なのだろうか。
答弁書に振り仮名がふってあったとか、棒読みだとか…。

思えば、小泉純一郎はなんだかんだ言っても一言キャッチフレーズがうまかったけれども、安倍晋三の場合は「美しい日本」という言葉しかないもんなぁ。
小泉純一郎はパフォーマンスもうまかったけど、それもないし。
誰かに何か言われたら、ジョークで切り抜けたりもできないまま早口でしどろもどろになりそうな感じ。
闘う政治家とか言ってたけど、拉致問題で強気になってみせただけだし。

どんなふうに墓穴を掘るか、見ていよう…。

                     

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2006年9月16日 (土)

麻原裁判

麻原裁判についてブログで書こうと思っていたのに、書く前に死刑が確定した。

オウム・松本被告の死刑確定 最高裁が特別抗告棄却
http://www.asahi.com/national/update/0915/TKY200609150243.html

なかなか書けなかった理由は、司法や裁判というものが私のような素人には非常にわかりにくいということ。
上記の記事を読んでも、何だかよくわからないでしょ。(私だけ?)

でも、麻原裁判に関する本やら資料やらを多少読んでみてわかったのは、やはりこの裁判のやりかたには問題があるということ。
メディアでは報道されていない部分が色々ある。

例えば、裁判長が弁護人に事前に相談もなく、弁護人の立会いもなく麻原被告に直接会って、訴訟能力を判断したりしている。
私は知らなかったのだが、裁判官が公判に先立って個別に被告人と接触するのは、予断につながるから厳禁されているらしい。
それなのに麻原裁判ではそういうことが行われていて、しかもそれが問題とされていない。
裁判としての適正な手続きが踏まれているかどうか、疑問が多い。

また、東京高裁が行った「正式の精神鑑定」なるものは、非公開で弁護人の立ち会いもない。しかも鑑定医は裁判所によって恣意的に選ばれている。
で、裁判所から依頼された鑑定医は訴訟能力ありと言っているのだが、弁護団が依頼した数人の精神科医は拘禁反応を起こしているから治療が必要だと言っているのだ。

実際、獄中の現在の松本智津夫は糞尿垂れ流し状態でおむつをしているのだが、おむつを一日に1回しか交換しないため布団も毛布も糞尿まみれで、それを洗うことなく使っているからものすごい悪臭だという。
『獄中で見た麻原彰晃』という本にはその辺のことが詳しく書かれている。
これを読むと、こういう獄中の扱いというのはかなり問題があると私には感じられる。

趣意書提出うんねんについても、弁護士側が言っていることと、マスコミが報道していることは食い違っている。

私は松本智津夫を死刑にするなと言っているわけではない。
拘禁反応だったら短期間で治療できる可能性が高いわけだから、治療してきちんと適正な裁判を行うべきだと思う。

麻原裁判のやりかたが通ってしまったら、他の裁判だって同じようになっていくに違いない。
そしてどんどん裁判の適正さが失われていく。
例外がどんどん増えていって、司法が公正なものでも中立なものでもなくなっていく。
私にはそれがこわい。
ああいう事件を犯した奴は獄中で人間扱いしなくてもいいというやりかたが一般化していくのが私にはこわい。

死刑は確定したけれども、司法や裁判のありかたが、迅速化という方向だけで適正さを欠いたままでいいのかどうか、きちんと考えてみる必要があるのではないか。

                                          
いずれしてもマスコミから流れてくる情報は一面的であるということがよくわかってきたから、どんな報道であれ、今ではそのまま鵜呑みにはしなくなった。

植草一秀氏がまた逮捕されたが、これについても同様である。
前回の事件は冤罪の可能性が高いのではないかと私は思っているのだが…。
今回はどうなのかわからないが。

今回の事件については、宮崎学氏が以下のように発言している。
 ↓
植草一秀さんの「事件」について
http://www.miyazakimanabu.com/chokugenpeople/000188.php

          

「麻原死刑」でOKか? Book 「麻原死刑」でOKか?

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2006年9月 1日 (金)

『憲法九条を世界遺産に』

『フラジャイル―弱さからの出発』(松岡正剛著)を読み終わった。
分厚い本だったけれども、非常におもしろかった。
私がさいきん「弱さ」について考えていたことと、書かれていた内容とに共通する部分が多く、いろいろと触発され考えが深まった。
気になった部分に付箋をつけておいたので、その部分をもう一度読み返しながら、少し考えを深めてみたい。

同時に読んでいた『戦争と罪責』(野田正彰著)のほうは、非常にいい本なんだけど、どうしてもなかなか読み進めることができない。
ある理由があって、私は感情移入しやすい傾向を持っている。
いちど感情移入してしまうと、その気分からなかなか抜け出すことができず、精神状態が悪化していく。
日本軍の軍人が試し切りで次々に罪のない人の首を斬りおとす回想の描写だとか、残虐に人を殺す描写だとかを読んでいると、からだじゅうに悪寒が走り、本当に具合が悪くなってくる。
寝る前に読むと眠れなくなるし、食事の前後に読むと吐きそうになる。
だから、いつ読んだらいいのかわからない。
殺された人たちの無念や恐怖の意識と読みながらシンクロしてしまい、そういった霊達にとりかこまれているような、そんな恐怖を感じてしまう。

落ち込んだ気分をなんとかしたくて、『憲法九条を世界遺産に』という本を衝動買いした。
太田光と中沢新一の対談本だ。

まだ最初の数ページしか読んでいないけれども、なんというか、救われた。
いい本だ。
私は中沢新一が大好きなんだ。

前書きで中沢新一はこう記している。

p9
いま僕たちがそれ(日本人の直面している深刻な諸問題)をことばに出して語らなければならないはずなのに、臆病のためか怠惰なためか声高に語るのを避けている重大な事柄を、彼が必死になって語ろうとしている姿に、僕は深く心を打たれたのである。

p10
「ことばの戦場」をたたかいぬくのは、ほんとうにむずかしい。でも僕はいま多くの仲間たちに呼びかけたい。ことばは世界を表現するためにあるのではなく、世界を変えるためにあるのだから、いま僕たちが使っていることばに、世界を変えるための力を取り戻してやろうではないか。お笑いのことば、きまじめなことば、官能的なことば、音楽とともにあることば…。僕たちは感覚と想像と思考の力を総動員して、ことばに世界を変える力をよみがえらせていきたいと思う。

                      
いま、これを引用しながらも、胸の奥のほうが熱くなってくる。
私のなかにある「何か」が確実に喚起される。
そうだ、そうなんだって、本当に思う。

7月にある演奏会(楽器の発表会)があって、私はそれに参加した。
その打ち上げのあと、帰る電車に乗り合わせた仲間のひとりと話していたとき、私が政治的な話題を口にしたら相手は不愉快そうな表情を隠さなかった。
日本ではなぜ政治的な話をする人間に対して、不快感を表す傾向があるのだろう。
その不愉快な表情を見て、私もまた不愉快になり、その不愉快な感覚はいまだに持続している。

政治というと私達とは遠い世界のこと、自分とは関係ないことだと思う人もいるのかもしれない。
でも、私たちがこうやって生活していることそれ自体が政治そのものではないかと私は思っている。
政治というのは、政治家の専売特許ではない。
だってもし万が一戦争になったら、私たちが当たり前のことと思っているこの日常ですら、足下から崩れていくのだから。
ひとまかせにできる問題じゃない。

それに私は、日本が今こういう豊かさを享受できているのは、他国の犠牲の上に成り立っていると思っている。
食糧だって、石油だって、私たちは他国に依存している。
その石油のために、戦争が起きている。
私たち日本人の食糧をつくりながら自分達は飢餓に苦しんでいる他国の農民がいる。
それは「ひとごと」なのか。
日本が高度経済成長をはたしたその裏側には朝鮮戦争による特需景気があった。
その犠牲の上に、現在の私たちの豊かさがある。
それなのに、自分たちの今日の豊かさが、まるで自分達だけの力でなしえたと思うのは傲慢だ。

でも、よく考えてみたら私自身も、数年前までは政治だとかにまったく無関心だったし、政治のことを口にする人をださいとすら思っていたのだから、人のことはえらそうに言えない。
私はウツになり、グループセラピーや自助グループなどの場で、虐待や暴力の被害者の方々の話を聞く機会をもった。
その経験がなかったら、いまだにずっと政治に無関心なままだっただろう。
(だから私は本当に、自分がウツになれたことを感謝しているのだ。)

児童虐待や性虐待やその他さまざまな暴力の被害者の方々と出会い、話を聞いて理解したのは、自分はたまたまラッキーなだけだった、という認識だった。
自分はそれなりの教育を受けることができ、名前の通った大学に行き、あやしいカタカナ職業みたいな広告の仕事を経て、フリーライターになった。
暴力をふるうこともない、フェミニズムに共感的な夫もいる。
でもそれは、私の努力でも能力でもなんでもない。
たまたま、そういう恵まれた環境にいただけなのだ。
それがわかった。
以来、暴力や虐待や差別や戦争が「ひとごと」では、なくなった。

ひとごとでなくなってからは、どうすれば暴力や虐待や差別や戦争をなくすことができるかを、つたないながらも、必死に考えるようになった。

世界はつながっている。
だから、自分のなす行為がたとえ微力なものであったとしても、それは世界を変えうる。
そう信じるようになった。
(少なくとも、やらないであきらめるよりはずっとましだ。)

そうなんだ。
言葉に出して語らなければ、伝わらない。
だから私は言い続ける。
人がどう思おうとも。
「ことばは世界を表現するためにあるのではなく、世界を変えるためにある」と、私も信じているから。

                

憲法九条を世界遺産に Book 憲法九条を世界遺産に

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フラジャイル 弱さからの出発 Book フラジャイル 弱さからの出発

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戦争と罪責 Book 戦争と罪責

著者:野田 正彰
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2006年8月31日 (木)

オーマイニュース、がんばってるね

以下、オーマイニュースのなかのコラムです。

                   
時代状況に抗え~斎藤貴男コラム
http://www.ohmynews.co.jp/OhmyColumn.aspx?news_id=000000000136

英霊を静かに眠らせよ~鈴木邦男コラム
http://www.ohmynews.co.jp/OhmyColumn.aspx?news_id=000000000183

            

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あの人が、また差別発言

イシハラさん、相変わらずですね…。

姜尚中氏の福岡応援に石原知事反発 「怪しげな外国人」
2006年08月30日23時44分 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0830/009.html

           

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安倍晋三って、へん。

8月27日(日)に「瓦解する? 司法」 という講演会に行ったということは、このブログにも書いた。
詳しい感想を書くつもりでいるのだけれども、相変わらず疲れていて、どうも気力がわかない。

この講演会のゲストは、ジャーナリストの斎藤貴男さんと、日刊ゲンダイ編集部長の二木啓孝さんだった。

斎藤貴男氏の話を聞くのは、今回で二度目。
本は何冊か読んでいるけど、本の印象とはずいぶん違う人だよ。
脱力系。無理してないのがいい感じ。
本を読んでいるだけだと、闘うジャーナリストっていう感じだけど、実物は全然そうじゃない。
すごく等身大の人。

『言論統制列島 日本の右翼と左翼』(講談社)という本では、森達也と鈴木邦男と斎藤貴男の3人が鼎談をしているんだけど、この3人は3人ともみんな何かやんちゃな感じですごくいいんだよなぁ。うそがない。弱さや自分のだめさ加減をかくさない。

8月27日の講演会では、安倍晋三批判が色々となされていた。
私もはっきり言って、安倍晋三、なんとかしてくれ~って側の人間のひとり。
へんだよ、なんかあの人。
『美しい国へ』っていう本、今売り上げ一位なんだよね、確か。

日本は確かに美しいけど、「女性国際戦犯法廷」NHK番組改竄事件のとき、テレビのニュース番組に出て、早口でまくしたてていた安倍晋三は醜かった。人間として醜かった。

そもそも日本の美徳というのは、多様性をよしとして共存共栄していく寛容さにあるはず。
すべての事物に神を見出す、八百万の神の精神。
それこそが「美しい日本」じゃないか。

                                                                        
安倍晋三に、新右翼・鈴木邦男の『愛国者は信用できるか』を読ませてあげたい。
以下、『愛国者は信用できるか』より引用。

p122
今は日本の歴史に誇りを持て、胸を張れ、といったことばかりが強調される。しかし、日本の「謙虚さ」「優しさ」については余り触れられない。これでは不十分だろう。

p125
『古事記』『日本書記』を通読して驚いたことがある。神話だし、「日本神国論」を裏付ける神聖な本であるはずだ。しかし、そこに描かれている神々はあまりに人間くさい。神々の子孫である天皇もそうだ。「神聖」でも「無謬」でもない。喧嘩し、嫉妬し、殺し合う。間違いを犯し、誤り、あるいは居直って争う。女は取り合うし、騙し討ちはする。
(中略)
神々だって間違うし、争いもし、嫉妬もし、殺し合いもする。神々の子孫の天皇だってそうだ。ましてや我々は、間違いばかりしている。だから、もっと謙虚になろう。人には優しくなろう。そう教えているのではないかと思った。謙虚で優しく、ちょっぴり自虐的なのが<日本精神>ですよと、『古事記』や『日本書記』は教えているのではないか。

                                    
それから安倍晋三は、憲法9条だけでなく、両性平等の規定をした憲法24条も変えようとしているんだ。
このブログを読んでいる女性の方々、安倍晋三は男女平等もなくそうとしているんだよ。
女性諸君、それでもいいの、本当に?
それを行うために政治的に反ジェンダーフリー活動をやっている。
今後、安倍晋三が何をやっていくかちゃんとウォッチしていようと思う。

美しい日本だとか闘う政治家だとか、中身のないからっぽのイメージに振り回されないように十分に注意しながら、何をやっていくかきちんと見ていこうと思う。

24条のことは、また改めてちゃんと書いてみたいとは思っているんだけど…。
改めてちゃんと書いてみたいことが、どんどんたまっていくなぁ。

            

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2006年8月22日 (火)

見たい番組をひとつ紹介

北山耕平さんのブログからの転載です。
http://native.way-nifty.com/native_heart/2006/08/post_2206.html

アメリカ先住民族の肖像 開発と環境破壊のはざまで
    前編・後編(仮)NHK BS1
    BS世界のドキュメンタリー
    9月3日(日) 後10:10〜11:00 
            後11:10〜深夜0:00

アメリカ先住民族の多くが国土の4%に満たない居留地で暮らしている。社会資本整備は遅れ先住民族は貧困や差別にあえいでいる。ここ数十年、居留地では、政府主導によるエネルギー資源の開発が進み、深刻な環境破壊や健康被害が起きている。番組は、自治体と話し合いを続ける4つの居留地からのレポートで構成される。このようにまとまった形で居留地における環境問題が映像化されたのは初めて。「我々の土地を守ることは地球を守ること。環境破壊のツケはいずれあなた方に返る」と部族長老は語る。撮影は03年5月から04年10月。昨年PBSで放送され、反響を呼んだ。

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8月27日講演・公開討論会イベント「瓦解する?司法」

アムネスティ・インターナショナル日本から届いたイベントのお知らせを、転載します。

講演・公開討論会イベント「瓦解する?司法」
………………………………………………………

講演・討論 :【第1部】発言者 斉藤貴男(フリージャーナリスト)
(50音順)        発言者 二木啓孝(日刊ゲンダイ編集部長)
       【第2部】討論者 斉藤貴男(フリージャーナリスト)
            討論者 二木啓孝(日刊ゲンダイ編集部長)
            討論者 松下明夫(麻原彰晃控訴審弁護人)
      : 司会 弁護士 松下明夫
開催期日  :2006年8月27日(日) 12時30分開場 13時開演 入場無料
開催場所  :主婦会館プラザエフ 7階 カトレア (03-3265-8111)
       東京都千代田区六番町15番地
最寄り駅  :JR四ツ谷駅[麹町口]前 徒歩1分
       東京メトロ四ツ谷駅 (南北線)[3番出口] 徒歩3分
           〃     (丸ノ内線)[1番出口]徒歩3分
連絡先   :港合同法律事務所 03-3585-2331 (担当 松井)
ホームページ:http://www.asahara-kousoshin.info/

 8月27日に私たちはジャーナリストの斉藤貴男さんと日刊ゲンダイニュース
編集部長二木啓孝さんを迎えて麻原裁判を考える会を催します。
 斉藤貴男さんと二木啓孝さんに十分にご講演と議論をしていただき、今私た
ちがどのような所に置かれているのか、世の中をこれ以上悪くしないためには
何をなすべきか等々を考える会になればと思います。

                        

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2006年8月21日 (月)

幾つか引用

加藤紘氏実家炎上について、幾つか引用します。
                           

宮沢章夫「富士日記2」8月20日のノートより
http://www.u-ench.com/fuji2/index.html

政治的なこと、たとえば「靖国」について語ったら家に火をつけかねられない。でも、僕んところに火をつけてもたいした影響力はないと思うものの、ただ、「やるよ」というあの陰湿な恫喝の姿勢が蔓延し、それで口をつぐむ者らがあらわれたらこの国の社会はいっそう暴落である。

安部晋三が『美しい国へ』という本を出して売れているらしい。日本は美しいよ。わざわざ言われるようなことじゃない。しかし、「美しさ」とは、人の観念が生み出すものだから、どう「その美しさ」をとらえれるかは主観であり、もっというなら政治的な反映になる。いやだよ俺は。『美しい日本』を支持する者らは、「(抑圧し、管理する者らから見た)ノイジー」なものついてどう考えるのか。現代資本主義から作り出した人工的な「美」についてどう考えるのか。

                 
東京新聞
『異論排除』強まる一方
首相参拝の日 『批判派』加藤紘氏実家炎上

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060817/mng_____tokuho__000.shtml

 「活動家に『体を張らなければいけない』と思わせる空気がある。文化人、教授など肩書のある人々が『戦争覚悟でやれ』などと過激な言辞を競い合い、右翼団体より過激なことを言っている。右翼機関誌より、書店に並ぶオピニオン誌の方が激しい。それが活動家たちに『自分たちが取り残された』という感覚を与え、『行動するしかない』と思い詰めさせている」 (鈴木邦男談)

斎藤(貴男)氏は今回の事件を目の当たりにして「頭に来るから火を付けてしまえと。そういうことができてしまう空気が、この国にはっきりあると思った」と語る。
「世間の人々もこういう事態を予想していた部分がある。実際に事件が起きても、みんなりつ然とはしていない。『このぐらいは仕方がない』とか『加藤氏も言い過ぎた』と受け止める空気があるのでは」
さらに事件の真相や犯人の動機とは別に、今回の事件が社会に与える委縮効果を次のように懸念する。
「やはり、言論にかかわる人々は『表現に気を付けなくては』と思うようになってゆくのではないか」

           
Arisanのノート
「加藤氏実家炎上のこと」

http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20060817/p1

だが問題なのは、そういう人間が起こす行動を利用して、世の中に恐怖や、自他の暴力に対する無力さの雰囲気を蔓延させた方が、都合がいいと考える人たちがいることだ。
そのためには、そういうことをあえて支持する必要はなく、なんとなくやり過ごして強く言及しなければそれでよい。発言力のある人がこれを行う場合、暴力行為そのものよりも、世の中にあたえる効果はよほど絶大なのである。
今回、ぼくがもっとも恐ろしいのは、政治家もマスコミも、こうした暴力行為を非難する明確なメッセージを発しないことだ。

                 

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2006年8月17日 (木)

宮沢章夫のブログより引用

宮沢章夫のブログ「富士日記2」の、8月15日のエントリーから気になった(気に入った)ところを引用します。
http://u-ench.com/fuji2/index.html

                  

■「国のために死んだ人たちを追悼する」だって? 「国に殺された人たち」じゃないのか、っていうか、そのまえに「国家」についてもう少し落ち着いて考えてみるべきだし、歴史的に「国家」について意識的になるべきだと考えているうちに、大学に提出しなくてはいけない大事な書類があることを忘れていたのである。

■気持ちをいれかえて小説を書くことにします。小泉はやりたいほうだい。「心の問題」だと。俺の「心の問題」はどうしてくれるんだ。「日本国憲法」を世界遺産に。小説や舞台だけではなく、俺はこれから、積極的に発言する。なんていうか、いらいらするからだ。町を我が物顔で走っている例の宣伝カーは趣味が悪いって誰かはっきり言ってやらないと彼らがかわいそうだ。            

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2006年8月15日 (火)

きょう気になったブログ

きょう気になったブログから、一部引用します。

関組長の東京・永田町ロビー活動日記blog版
http://sekigumi.ti-da.net/e960295.html

8月15日のエントリーより

小泉総理の靖国参拝は午前7時40分の予定、とテレビで報道された。

靖国神社へ抗議に行く人に言っておきたい。
機動隊と闘ってもしょうがない。機動隊は、
右翼の集会ではそれを左翼から殴られないように守り、
左翼の集会ではそれを右翼から殴られないように守っている。

                      

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2006年8月 3日 (木)

無題その5

新聞もとってないし、テレビもほとんど見ない。
最近は自分の体調のことでいっぱいいっぱい。

自分は注射一本打つだけの痛さで、ほんと逃げたくなる。
苦しい思いや痛い思いをするくらいなら、狂うか死んだ方がラクだなどと思ってしまう弱い人間だ。

だからいやだ。
無防備な人間が痛い思いや苦しい思いをするのはいやだ。

レバノンのこととか正直言ってよくわからない。
情報を得ていないし、自分でも調べていないし、いまは調べる気力もないし、何も言えない。
でもいやだ。
地球のどこかで、ことばにできないような苦しみを受けている人間を想像するのは耐え難い。

判断抜きに、情報の転載だけさせていただく。

アムネスティ
「イスラエル軍のレバノン攻撃に対する緊急アクション」
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=505

ブログ・晴読雨読
「レバノン空爆反対署名」
http://d.hatena.ne.jp/Leseratte/20060719

                     

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2006年6月17日 (土)

鈴木邦男、相変わらずいい味出してる

以下、鈴木邦男のHPより引用。
相変わらずいい味出してますね~。
彼の新刊『愛国者は信用できるか』も読まなくちゃ。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2006/shuchou0612.html

しかし,ちょっと同情しますね。「君が代」の「反対運動」「抵抗運動」がどんどんと小さくなって,追いつめられて,劣勢だ。それで今や,「サボタージュ」しかないのか。「君が代反対!」くらい,思い切りやらせてやれよ,と私は思いますね。
 だって,国旗国歌法が出来た時は,政府は,「これは強制するものではありません」と言っていた。しかし法律なんて,出来ちゃえば独り歩きする。どんどん強制している。反対する人間はどんどん処罰・処分する。
(中略) 
 それに奇妙なのは,もっぱら公立の中学・高校だけだ。子供にだけ押しつけている。企業ではやらない。「君が代」は大切だ。歌え!というなら,そう発言している文部科学省,産經新聞社で歌うべきだ。国会で歌うべきだ。文科省や企業では,毎朝,朝礼を開き,君が代を歌ったらいい。ちゃんと背筋を伸ばして起立してるか。ちゃんと口を開いて,正しく歌っているか。歌っている時,他のことを考えてないか。たとえば,隣りのOLの胸がふくらんでるとか。付き合いたいな,と考えてるとか。
 こんな奴らも,正しく歌ってないんだ。でも,こんな監視はやらん。自分たちは君が代を歌わないし,教えもしないくせに,子供たちに強制している。おかしいだろうよ。

                                  

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『マガジン9条』から一部引用

6月15日 (木)に、以下のように書いた。

WEBサイト『マガジン9条』 の「この人に聞きたい」のバックナンバーから、辛淑玉、ソウル・フラワー・ユニオンのヴォーカリスト・中川敬、脚本家・演出家の鈴木聡の記事をプリントアウトして読んだ。
(バックナンバーは以下↓)
http://www.magazine9.jp/interv/bk_index.html

                                                    
上記の『マガジン9条』 の「この人に聞きたい」から、一部引用しておきます。
というのも、私なんかはリンク貼ってあるだけじゃ、読まないんだよね。
だから「なるほど」と思った箇所を一部引用しておきますので、びびびっときた人は、ぜひ本文を読んでください。

まず、きょうは辛さんの分だけ。
やっぱ、辛淑玉ってすごいわ~。

                        

辛淑玉さんに聞いた(その1)
http://www.magazine9.jp/interv/sin/index.html

私は、9条が求める人間像のサンプルは、ペルー公邸人質事件のときの、国際赤十字のミニングさんだと思うんです。ゲリラ側の銃口と、政府側の銃口のあいだを、赤十字のゼッケン1枚だけで何度も行き来し、交渉に当たった。あの姿が、国際社会が日本に望む姿だったと思うんです。でも日本は、一度としてそういう姿勢を具現化したことがありません。
 暴力でコントロールするというのは最後の手段で、かつもっとも簡便な手段ですよね。これって一度やってしまうとすごくおいしいんです。人間関係でゴチャゴチャ苦労するより、叩けば済むわけですから、どれほどラクかわからない。今、日本はそのラクな方向にどんどん向かっているのではないでしょうか。

辛淑玉さんに聞いた(その2)
http://www.magazine9.jp/interv/sin/index2.html

私見ですが、この改憲論議は9条と両性の平等を謳った24条、それに教育基本法の改悪がワンセットになっていますよね。その意味するところは、男を戦争のタマにする、女は銃後の守り、さらにはタマの再生産役にしようということです。戦争動員という口実のもと、日本人も人権を制限されて国家の奴隷とされてしまうのです。日本国民も在日外国人なみに管理するという方向へ、さまざまな法整備や世論誘導が進んでいます。
                        

地方を講演で回ることが多いのですが、よく会場で「辛さん、がんばってね」と声をかけられます。「ちょっと待ってよ」と思いますね。
 「がんばれ」と声をかける前に、まず自ら何かをやってみること。ささやかでもいいからみんなが自分でアクションを起こせば、私たちはいつでもつながることができます。
 

                                                      

私は、殺す側になるのも殺される側になるのも絶対にいやだ。
誰かを見殺しにするのもいやだ。
そういうのは、絶対にいやなんだと、もっと徹底的にあらがってもいいと思っている。

やるかやられるかという論理ではなく、別の方法、第三の選択を考えなくてはならない。
辛さんの言うとおり、9条を使うことで日本はよりポジティブな形で国際社会に貢献できる国になりうるのではないか。
9条を持っている日本だからこそできるやり方を模索すべきなのではないか。
他国のものまねをして安易に9条を放棄するのではなく。

常にまっさきに切り捨てられるのは、弱い人間だ。
国は守ってくれない。
香田証生さんがイラクで人質になったとき、「なんだ、プー太郎か」と国会議員たちはつぶやいたという噂を聞いた。
プー太郎は殺していい。
役に立たない人間は死んでもいいという考え方だ。
国だけではなく、一般の人にまでそういう考え方が蔓延している。
でも、自分だっていつ職を失うかもしれないし、病気になるかもしれない。
そしていずれにせよ誰だって、遅かれ早かれ、老いて死ぬ。
そのことに想像をめぐらせてみることは大切なことだと思う。
自分だって、切り捨てられる側の人間になる可能性があるのだということを。

リストラで自殺するのは自己責任なのか。
リストラの自殺と、プー太郎やホームレスは死んでもいいという発想は、根っこの部分でつながっている。
自分だけだいじょうぶなんてうかうかしていると、だいじょうぶな人間は殺し合いの武器にされる。
そんなのいやだよ、って、声をあげていいんだと思う。
(少なくとも、私はいや。)

殺す側にも殺される側にもなりたくない。
誰も見殺しにしたくない。(敵であっても味方であっても。)
私が求めているのは、すごくシンプルなことだ。

そうならないですむ選択があるという可能性に思いをめぐらせてみること。
もし国際社会にその手本がないのであれば、私達が9条をてこにして、新しい平和解決のモデルをつくっていけばいい。
楽観的だと思われるかもしれないけれども、まず思ってみないことには戦略も浮かばない。

不安や恐怖から発想するのではなく、希望から発想することを私は選びたい。

                                 

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2006年6月14日 (水)

便利な世の中

便利な世の中になったもんだ。
行きたかったシンポジウムの映像も、見たかったテレビ番組も、ネット上で見れるとは…。

6月6日東京・文京シビックホールで行われた公開シンポジウム『おかしいぞ警察・検察・裁判所Ⅳ』 を以下で見ることができる。安田好弘弁護士の講演もある。
http://www.videonews.com/sympo_jurisdiction4.html

                                                            
6月11日(日)に放映された「たかじんのそこまで言って委員会」2時間スペシャル(よみうりテレビ)も以下で、見れるんだよねぇ。

司会 やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
パネラー 三宅久之、田嶋陽子、森達也、勝谷誠彦、宮崎哲弥、橋下徹、桂ざこば、飯星景子
ゲスト 鈴木邦男(ジャーナリスト、右翼団体一水会元代表)
テーマ 「日本の右傾化?」

http://www.youtube.com/watch?v=pxe7JFp7wqU&search=%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%98%E3%82%93

http://www.youtube.com/watch?v=2ox5OMjbYb4&search=%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%98%E3%82%93

http://www.youtube.com/watch?v=Zsef0xdhg50&search=%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%98%E3%82%93

http://www.youtube.com/watch?v=-nRqHM3jXGg&search=%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%98%E3%82%93

私は畑や田んぼに追われていて、見る時間がつくれずにいるんだけど。

                                    

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2006年6月 9日 (金)

もういい加減にやめてくれ

寝るつもりだったけど、どうしても書きたいことが出てきた。

私は新聞を読まず、テレビもあまり見ないから知らなかったのだが、綿井健陽のブログに以下のようなことが書かれていた。

                                                   
「メディア制裁システム」
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-06-08

この記事、本当にいいから、是非読んで!
                                                         

秋田の殺害事件のこと、知らなかったんだけど、またすごい魔女狩りが始まっているみたい…。

当然、秋田の殺害事件に関しても書かれているが、http://htkv.blog68.fc2.com/blog-entry-11.html 結構いいところを突いているなあ。「1.加害者の生い立ちを中心に報道→加害者のマイナスイメージの固定  2.近所の話→憶測・推測を させ、情報が独り歩きし始める」の部分は僕も納得。これっていまのテレビの「犯罪報道の典型」だ。
(中略)
特に今回は警察が逮捕する前から、取材現場にいたメディアが「犯人を確信」したからなのか、よけいに「我々が犯人を最初から追っていた」「こんな女がこんなことを言っていた」とばかり大々的に「メディア制裁」をやっている。
いくらなんでも、ある「限度」を超えてないか?そこまで「殺到」して、「容疑者を社会的に殺す」ことはOKなのか?

                                             
「同じことの繰り返し」
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-06-09

前回の続きだが、やはり「東京新聞」の特報部だ。いち早く秋田の殺害事件での「メディアスクラム」の現状を伝えている。http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060608/mng_____tokuho__000.shtml これを読む限り、想像以上にひどいことになっている。いま現場でカメラを向けているその向こうで、遅かれ早かれ誰か死ぬぞ。同じことの繰り返し。

                                                      
メディアは、もういい加減にしてくれ!
耐えられない。
魔女狩りみたいに吊るしあげていくのが、報道なのか!?


                                     

                                                                      
以下は、私が昨年自分で発行していたニュースレターからの引用。
(自己責任バッシングについて書いた記事からの一部引用。)
                                             

吊るし上げをする社会への違和感

自己責任バッシングの最中に感じた「孤立感」を、今までにも感じたことがあった。今までにも何度も、同じような「違和感」や「孤立感」を感じていた。それを感じるたびに、自分がおかしいのだ、自分が間違っているのだとして、その感覚を封じ込めようとした。
自分の意見を言うことが苦手だった。自分の意見や考え方は異端で変わっていて間違っていて、だからそれを言葉にしてはならないのだ、とそんな風に思いながら生きてきた。もしもそれを言葉にしてしまったら迫害される。少し妄想的かもしれないけれどもそういう感覚があったのだ。
私はフリーライターとして原稿を書く仕事をしていた。だけれども、自分が本当に感じていることや思っていることについては原稿に書いたことがなかった。そんなことを書いても受け入れてくれるはずがないと思い、こういう時ふつうの人ならどう思うのだろう、どう感じるのだろう、どんな風に書くのが無難なのだろうと想像しながら原稿を書いていたのである。一般論を言葉にしている私と、心の底で別の本音を抱いている私。そのふたつにいつも引き裂かれていた。自分の中にむくむくと湧いてきてしまう「違和感」。社会が常識としているものや、他の人たちの反応に対して感じる「違和感」。それは私にとって邪魔な感覚だった。

過去にさかのぼれば、オウム事件の時にもやはり今回と同じような「違和感」と「孤立感」があった。強烈な違和感だった。
オウムも確かにこわいのかもしれない。こわいに違いない。でも、世間のヒステリックな反応のほうがオウム以上にこわかったし、それを言葉にすることさえ禁じられているような雰囲気があった。多分、当時と同じ反応が今でも主流なのだろう。
遺族のことを考えたことがあるのか。よくそんなことが言えるな。お前はテロを容認するのか。相手は殺人集団なんだぞ。
ほんの少しでもオウムの側に立った発言をするだけで袋叩きにあいそうな雰囲気だった。まるで言語統制が敷かれているようだった。そして実際に、友人や周囲の人間と小さないさかいを重ねた。
もっと前にさかのぼれば、江川卓の騒動や、三浦和義ロス疑惑があった。
江川卓の騒動は記憶にあるだろうか。ずいぶん前の出来事だから、若い人は記憶にないかもしれない。野球選手の江川卓が、野球の規約のすきまをぬって巨人軍に入団したとして日本中から叩かれた事件だ。当時、中学生か高校生だった私は両親と一緒にテレビを見ていて、メディアの言葉を鵜呑みにして江川批判している両親に対する疑問や違和感を抑えることができなかった。
誰かを吊るし上げて、自分のなかにある不満やフラストレーションのガス抜きをしているだけにしか思えなかったのだ。誰かを見つけてきて魔女狩りのように吊るし上げて楽しんでいるだけではないのか、そんな風に感じていたのだろう、たぶん。当時の私はこんな風には言語化できなかったのだけれども。それと同じような感覚を、ロス疑惑の時にも感じた。(あの騒動はいったい何だったのだろう?三浦和義に対しては結局「無罪」の判決が出たけれども、あのお祭り騒ぎのような報道を繰り返した人たちは、どんな気持ちで無罪判決を聞いたのだろう?)

オウム以降で言えば、神戸の酒鬼薔薇事件、鈴木宗男議員の一件、浅田農産の会長夫婦が自殺した時、そして今年のIR西日本の脱線事故。……あの熱狂は何だったのだろうか。
酒鬼薔薇事件の時は、たぶん日本全体が恐怖に陥ったのであろう。少年がなぜあんなに残酷な事件を犯しうるのかと。理解しがたい恐怖に遭遇すると、異常なモンスターがやった行為として人は納得したがる。
酒鬼薔薇事件が起こった頃、オルタナティブ・メディスンについて原稿を書いていた私は、スピリチュアルヒーリングを勉強する集まりに参加していた。勉強会のあと数人でお茶を飲んでいる時、そのうちのひとりがこう言った。どうしてあんな残酷な事件を犯す人間が存在するのか理解できない、と。ねぇ、人間はつい最近まで戦争でもっと残酷なことをいっぱいやってきたんだよ。どうして理解できないの?自分はそういう邪悪さとはまったく無縁の美しい霊的な存在だと言わんばかりの態度が私はどうしてもがまんできないんだよ。強い苛立ちとともに心の中でそう毒づいている自分がいた。

辻本清美は嫌いじゃない。でも鈴木宗男に対する国会でのあの態度は違うんじゃないだろうか。そう思う。鈴木宗男ひとりが悪者じゃないのに。鈴木宗男はスケープゴートだ。それなのに「疑惑の総合商社」とか「私をお母さんだと思って質問に答えてください」とか、そういう言い方はどうなのだろう。でもそれすら言葉にできない雰囲気だった。
世論が誰かを悪者と特定したら、一市民はそれに反論したり口出ししたりしてはいけないのだ。悪者や加害者や責任者は、徹底的に完膚なきまでに糾弾されなければならない。絶対に許してはならない。それに加担するものも許さないという目に見えない弾圧。
自分がそんなに強い人間じゃないことを私は知っている。いつ間違えるかわからない弱い人間だ。世の中の流れに乗ってわけもわからぬまま、上司に命令されるままに、無自覚に悪いことに手を染めてしまうことだってありえない話ではない。周囲の人間の期待に応えようとして、疑うこともなく、何も考えずにやってしまうのだ。イイコをやり続けてきた自分に置き換えてみて、そう思ってしまうのだ……。

もちろん悪いことは悪い。犯罪は犯罪だ。だが、誰かひとりに責任を押し付けてスケープゴートにしていたのでは同じことが永遠に繰り返される。JR西日本の脱線事故が起きたとき、運転士やJR西日本に責任があるかのような報道が続いていた。まるで鬼の首を取ったかのように、ここぞとばかりJR西日本サイドを責めていた。運転士の両親に電話をかけて、どう考えても答えられないような質問を繰り返していたテレビ関係者の口調がまだ耳に残っている。あの親だって、自分の子供を失った悲しみに引き裂かれているというのに。
誰かひとりが悪いのだろうか。あるいは特定の企業だけが悪いのだろうか。私にはそうは思えないのだ。この世界は有機的につながっている。経営や効率を追い求め、利益や競争を優先する社会をつくってきたのは、わたしたちひとりひとりではないのか。自分もそのゲームにのっかってその恩恵を受けてきたくせに、ひとたび事件が起これば、自分とは無関係なエゴイスティックな人間が引き起こした理解不可能な事件であるとして自分から切り離そうとする。だが、本当にそうなのか。

鳥インフルエンザの事件のとき、浅田農産の会長夫妻を追いつめて自殺させたのは誰なのか。あの結末に私は胸がしめつけられるような思いがした。まるで自分の親が自殺したような気分だった。
高度経済成長のなかで私たちは効率や利益を優先して生きてきた。たぶん、浅田農産だけでなく他のところも大なり小なりそうだろう。私の親もそうやって生き、私を今まで育ててきたのだ。近代化という社会や経済のありかたの歪みがあのような形で表れたのだ。個人を責めればいいという問題ではない。個人だけの責任ではない。自分だってそのような社会のあり方から恩恵を受けていたのだ。そしてあの事件は、自分たちの生活を根本から考え直さなければならないという警告ではないのか。
この事件について平和運動をやっている人間と話をしたことがある。もしこれが自分の親だったらと想像すると胸がしめつけられる私は言った。しかし彼は、二次被害・三次被害が出たかもしれないのだから仕方ない、そういう人間は死んでもいいと言い、その言葉に絶句した。それじゃあ、9・11以降のアメリカと同じじゃないの……?

(中略)

犯罪という事態の重さや被害者の苦しみをを知っていればいるほど、加害者に対しても思いを馳せてしまう自分を許しがたく感じ、引き裂かれるような感覚を味わう。その宙吊りのなかにとどまり、なおかつ思考し続けるのはたやすいことではない。

共感するということは、迷い葛藤し煩悶し、両者の間に立って引き裂かれている自分を受け入れることなのだ。善悪のモノサシで裁くのはたやすい。ずっと楽だ。だから時々、考えることも感じることも一切やめたくなってしまうことがある。ロボットになって、誰かが決めてくれて、社会のやりかたに無条件に従って、何も考えずに生きていられたらどんなに楽だろうかと思うこともある。

実際に私はある時期そうやって生きていた。競争原理のなかで、自分の思考や感覚を停止させ、そのゲームのなかでロボットのように生きようとした。その結果ウツになった。何も感じなくていいように自分で自分を麻痺させたのだ。感情を感じる機能を停止させると、やっかいな感情を感じなくてすむ。だが同時に喜びや感動も感じなくなるのだ。生きること自体が機械化され、生活から生彩さが失われ、なぜ生きているのかがわからなくなってくる。

その私を目覚めさせたのは、ウツになって訪れたグループセラピーで出会った仲間たち(その多くはサヴァイヴァーだった)の言葉だった。しぼりだすような、とぎれとぎれの言葉。冗長でわかりにくい言葉の断片。その言葉の断片をなんとかして理解したいと思ってつなぎ合わせていく間に、麻痺して停止していた私の感情や感覚がじょじょに息を吹き返した。それは理屈ではない。善悪ではない。大義ではない。人の痛みをただ受け止め、それに伴って引き起こされる自分自身の「痛み」や「葛藤」を取り戻していくプロセスだった。

違和感があると確かに生きにくい。でも、違和感は私にとって手がかりなのだ。違和感はいつも、自分をごまかすなというメッセージを私に突きつけてくる。

                                    

                                    
                                    

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2006年6月 6日 (火)

うぅ…忙しい…

なんかやたら忙しい…。

借りている畑で、小松菜とほうれん草の収穫が始まり大豊作なのは嬉しいのだが、収穫した野菜の泥をひとつひとつ落として洗って、食べきれない分は下ごしらえして冷凍するだけでもひと仕事だ。
だって、ものすごい量なんだもん。
葉物だとすぐにしんなりしてしまうから人におすそ分けするわけにもいかないし…。

7月の頭には篠笛の発表会がある。
それなのに、ほとんど笛にも触っていない。
どうしよう…。

発表会では「竹田の子守唄」を吹く予定。
「竹田の子守唄」は、京都にある竹田という被差別部落から生まれた子守唄。
被差別部落の歌だということで放送禁止歌に指定されているということは、森達也演出のテレビドキュメンタリー『放送禁止歌』で知った。
私は高校時代に部落差別の本を色々読んで、なんで差別が生じるのだろうと悩んだことがあり、だからそういう出自の歌なのだということを知ってから「竹田の子守唄」という歌に親しみを覚えるようになった。

なので、笛の師匠に、私は発表会で「竹田の子守唄」を吹きたいと自ら申し出たのだ。
しかし、暗記しなければならないらしいが、ほとんど練習もしていない。
これでだいじょうぶか、私?
明日には練習する。絶対する。だって今は深夜だから笛が吹けないから。

「竹田の子守唄」を、ベトナムの民族衣装であるアオザイを着て、日本の楽器である篠笛で演奏する。この確信犯ぶり、発表会に来る人にはわかるかなぁ…。

でも、もともと芸能をやる人というのは、河原乞食といわれ被差別階級であったわけだ。
聖と賤とが表裏一体になっていて、その両方を行き来できる人たち。
私の師匠も「白拍子」とか「くぐつ」とかそういう世界が好きな人なんだよね。

私もいま、網野善彦の『無縁・公界・楽』『中世の非人と遊女』を読んでいるところ。

「竹田の子守歌」については、以下のサイトに詳しく書かれていた。
http://www.beats21.com/ar/A01032801.html

                                                                        
そんなわけで、畑の収穫が始まり、笛の練習もしなければならないというのに、6月下旬には沖縄の西表島に行くことになり、航空券の予約やら宿泊の手配やらそんな用事もはいってきた。
6月中には、田植えもあり、「ヨコハマメリー」や「かもめ食堂」や「花よりもなほ」も観たい…。
うぅ、なんだ、忙しさの原因は全部遊びじゃないか。いや違う。私にとっては遊びじゃない。いやそれも違う。私にとっては生きることそれ自体が遊びなのだから、それでいいのだ。
忙しさの言い訳を、自分で自分にしたって仕方ないな…。

                                                             
それにしても、6月2日の共謀罪のどたばたもすごかったが、テレビコメンテーターのコメントにもびっくりぎょうてん。
報道ステーションで古館一郎の隣に座っている人や、木村太郎のコメントはひどかった。
まともだったのは筑紫哲也だけ。
どんな風にヘンだったかを書いている余力も時間も今はないが…。

6月2日のことについては、保坂展人さんのブログ、席組長のブログが興味深い。

保坂展人のどこどこ日記
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/7d48adbec5c09218dd8fade71d4d96ac
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/cdf9cfa2c31cf1a22a9d8b3529387398
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/7ee2edf8572dd2e395969404c09ec96f

関組長の東京・永田町 ロビー活動日記blog版
http://sekigumi.ti-da.net/e827129.html

                                                      
それから、先日テレビをつけたら「世界がもし100人の村だったら4」というテレビ番組の宣伝が流れていた。
私は「世界がもし100人の村だったら」という英語の子供向けの絵本が好きだったので興味深く思ったのだが、なんとそこには安倍晋三がゲストとして出演し、涙を流している姿が…。
茶番だ。

と思っていたら、綿井健陽氏がそれについて書いていた。
余りにおもしろいから、引用させていただく。
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-06-04

で、その日の裏番組で「いま現在のテレビ」が何をやっていたか。

「安倍官房長官悲しむ!! カカオ農園で働く6歳」(新聞のラ・テ欄から)
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2006/06-176.html

こんな番組を作っている人たちは、安倍長官をゲストに呼ぶことに同意したスタッフは、栄文さんが飛び込んだ川に1500回ほど飛び込んでから、テレビのお仕事をしましょう。あなた方は「アルツハイマー病」なので、いますぐ脳に電極棒を入れてもらいましょう。まずは横浜の「放送ライブラリー」にいって、栄文さんの過去の放送番組を見てみよう。「RKB毎日放送」で検索すれば、いくつか見ることができる。http://www.bpcj.or.jp/ 人に言う前に、まず自分から観ようっと。番組リストはこちらをご参考に→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%A0%84%E6%96%87

                                                                              
6月3日のブログに書いた佐藤優氏の安田好弘論はきのう読んだ。
私と佐藤氏の考え方が色々違っていて、そこが興味深い。

私は安田好弘弁護士と感じ方や考え方がよく似ていて、だから彼の言っていることが手に取るようにわかる。
だが佐藤優氏は、安田好弘弁護士とはまったく違うタイプだ。
それゆえ、私が安田弁護士を見る目線と、佐藤氏が安田弁護士を見る目線がかなり違っていて、そこがある意味おもしろい。

佐藤優氏は、安田弁護士の言っていることは左翼以外の人間にはわかりにくいのではと書いているが、安田弁護士の考え方というのは左翼の人はむしろ受け入れがたく感じるのではないかと私は思う。

私は精神療法を勉強した人間なので、だから安田弁護士の言っていることがすごくよくわかるのかもしれない。
安田弁護士の思考というのは、目前の相手の言葉の下に何があるかを必死になって読み解こうとしてきた人の思考方法なのだ。

そのへん、時間をつくって掘り下げて書いてみたい。

でも、明日はそれよりもなによりも、篠笛の練習をしなければ。
こんなこと書いている場合じゃない。

                     

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2006年6月 3日 (土)

佐藤優の安田好弘論が読めますヨ!

5月13日土曜日に、新宿・ネイキッドロフトで行われた「人権派弁護士批判に答える」という緊急トークイベントに参加たということは、以下の記事で書いた。

5月13日  「安田弁護士批判に応えるトークイベント」に行ってきた!
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_8354.html

5月15日 安田好弘弁護士バッシングについて
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_43f3.html

5月24日 「安田弁護士批判に応えるトークイベント」の報告と感想、やっと書きました。
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_80ea.html

                                                                        
                                     
5月13日の記事に書いた通り、この日私は寝坊して行ったため座席には座れず、会場の入口近くの隅のほうに立っていた。
当日の資料としては、上記ブログに引用したFRIDYの記事などが受付のところで手渡された。

だが、イベントが始まってから遅れてやってきたパネリストの佐藤優さんがそれ以外に何か資料を配っていたようだった。
しかしその資料は、会場の奥の隅に立っていた私のところにまでまわってこなかったのだ!(悲しい…。)

あの資料は一体なんだったのだろう、と、気になって仕方なかった。

                                             
今年になってから何度も禁煙しているにも関わらずいまだにタバコがやめられない私は、このトークイベントの後もタバコが無性に吸いたくなって、会場のネイキッド・ロフト近くにあるドトールの2階の窓際のカウンター席に座り、コーヒーを飲みながら一服していた。

そして一服しながら、カウンター席の隣に座っていた女性が読んでいる資料がちらっと視界に入った。
そこには安田弁護士という文字が…。
私がもらった資料とは違う。
もしや、佐藤優氏が配っていたあの資料では!?

あの~、私そのトークイベントに参加したんですが、その資料、私までまわってこなかったんです。
コピーさせてもらえませんか。
と、言うわけにもいかないしなぁ…。

と思いつつちらちら覗き込んでいたら、へんな人だと思われたのか、その女性はさっさと帰ってしまった。

その資料のことはしばらく意識の片隅に残っていたのだが、雑事に忙殺されているうちに忘れてしまっていた。
が、なんと、竹山 徹朗氏が発行しているメールマガジン「PUBLICITY」1386~1392号にその資料が転載されていた!

バックナンバーは、以下のアドレスで読むことができる。
http://www.emaga.com/info/7777.html

実は私は多忙のため、まだ読んでいない。
読んで何か感想がわいてきたら、また書いてみる。

と言いつつ、なかなか書けないなぁ…。
書きたいことはいろいろあるのに、書いている時間と体力と気力がないというのも、これはこれで結構フラストレーションだ。

                                                
安田弁護士関連の情報を、上記メールマガジン「PUBLICITY」から引用しておきます。

                                                   
(以下、「PUBLICITY」1390より)
▼あと、遂に神保哲生のマル激トーク.オン.デマンド
http://www.videonews.com/
に安田好弘が登場!(第269回)
(「私が重大犯罪の被告を弁護しなければならない理由」)
かっこいいタイトルだ。

(以下、「PUBLICITY」1392より)
▼さて、目下本題の安田好弘について、安田本人がぐぐっと動
き出した。神保哲生の番組に出演していることは既述。

まず月刊「現代」7月号に、「激突対談/被害者の正義と犯罪
者の権利」と銘打った、安田好弘×中嶋博行の対談が掲載され
ている。実にいい内容だ。以下、この号の「編集室だより」。

▼今月6日には、「第三回おかしいぞ!警察・検察・裁判所・
共謀罪反対!」というイベントが文京シビック小ホールとい場
所で行われる(18:30~21:30)。参加費500円。
その第1部で安田好弘が講演する(19:10まで予定)。
問い合わせ先は雑誌「創」編集部
mail@tsukuru.co.jp
03・3225・1413

貴誌でも話題の安田好弘弁護士が講演を行なうそうです。
http://www.jca.apc.org/~jimporen/log/archives/2006/05/post_14.html
◆日時:6月19日(月)18時~
◆会場:「東京学院」(JR水道橋駅西口から徒歩1分)
http://www.touin.ac.jp/access.htm
◆テーマ:「弁護士バッシングと報道」
◆主催:人権と報道・連絡会

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2006年6月 2日 (金)

「共謀罪の採決見送り」と、映画「送還日記」

どうやら、共謀罪の採決は先送りとなったようですね…。

                                                                                       
「与党『共謀罪』の今国会成立を断念」(読売新聞 6月2日12時39分更新)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060602-00000005-yom-pol

「<共謀罪>民主党、採決に応じない方針」(毎日新聞 6月2日13時47分更新)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060602-00000044-mai-pol

「結局また採決見送り! 今国会成立は断念?」(共謀罪ブログ(暫定版) 
http://wave.ap.teacup.com/kyobozai/151.html
                                                            
                                       

                                                
私は、今日の午前中は映画『送還日記』を観てきました。

↓映画「送還日記」公式ホームページはここ。
http://www.cine.co.jp/soukan/
                                       

上映が今日までだったから、もともと今日観に行くつもりではいた。
しかし、超夜型の自分にとって渋谷AM10時~のモーニングショーは結構きつい。
渋谷まで遠いしなぁ。
早く寝てがんばって早起きしよう、と思っていたところに、共謀罪法案急転の情報が…。
メールを転送したり、なんだかんだで結局寝たのは深夜3時過ぎ。
しかも頭がさえていてほとんど眠れず。
明け方になってようやく眠りに落ちたら、寝過ごした。
必死になって起き上がり、一緒に寝ていた犬2匹も起こして慌てて犬にごはんをやり自分は水も飲まずに家を出たが、余りに眠いので駅前のドトールでコーヒーを飲んでタバコを一服。
既に遅れているのにそんなことやっていたものだから、結局映画館についたのは10時半頃だった。
予告編やなんやらが10分くらいあるはずだから、冒頭の20分くらい見逃したということになるのだが。

まだ頭が朦朧としてしたまま暗くて小さい映画館の椅子に座ったのだが、すぐに画面に釘付けになった。
朦朧としていた頭を、なにかでがーんと殴られたような衝撃。
涙が止まらなくなる。

最初は、「あぁやっぱり見なきゃよかった。拷問とかそういう話は耐えられない。こんな話聞きたくない」と思った。でも、目が離せない。
心が一瞬にしてとらえられてしまったのだ。
「北のスパイ」として逮捕され、数十年に及ぶ監獄生活を強いられた老人達の魅力的な表情に。
そんなにひどい拷問を受けたのに、なんでこんなに無垢な顔をして笑っているの?
そのユーモアと無邪気さで、画面のこっちがわにいる私のことをも笑わせてくれる。

「北のスパイ」として30年以上ものあいだ囚われ、転向工作という拷問を受け、政治的に利用される形で93年/99年/00年に特別放免。
その後、1999年から送還運動は本格化し、2000年9月2日、非転向長期囚出身の63名は“北”へ送還された。

自分が飽食と惰眠をむさぼっていた同時代に、こういう風に生きることを強いられた人たちがいる。
その国で起こっていたことは、わたしたちが豊かでいられたこととは無関係ではない。
それは表裏関係にある。

生きるって一体なんだろう…。
人間って一体なんなのだろう…。
どうしてこんな辛い思いをしなければいけないんだろう…。

暴力的に自分の人生が奪われるそういう生き方を想像するだけでも、私はただただ言葉を失ってしまう…。

映画を観ながら最初の頃はそんなことばかり感じていた私だったけど、でも老人達の笑顔だとかユーモアだとかが、映画を観終わった私を救ってくれていたような気がする。

                                                            
観たばかりで自分のなかでまだうまく消化できていないけれども、でも、観てよかった。
30分遅れたけれども行ってよかった。

上映最終日なんかに行かないで、もっと早く観ておいて色々な人に勧めればよかったと、そのことをすごく後悔した。

                                                 
感想がまだ咀嚼されていないから、もし気が向いたら「ククーシュカ ラップランドの妖精」の感想と一緒にもう少し深めて書いてみたい。(そう言いながら、いつもなかなか時間がつくれないんだけれども。)

また上映される機会があったら、ぜひ観てほしい。

森達也編・著『送還日記』公式パンフレットもある。こっちだけでも、ぜひ。
http://www.littlemore.co.jp/book/kobetsu/eigamusic/so-kan-nikki.html
                                 
                                          

                                           
映画が終わった後国会に行ってみようかなとも思ったけど、睡眠不足でふらふらだったからそのまま帰ってきた。
                                        

そういえば、5月19日に初めて国会前アクションに行ったときのことも書くと言いながら書いてないな。
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_413a.html
                                              
色々な感情が錯綜する体験だった。
行ってみないとわからないので、本当に一度行ってみるといいかも。
ひとりで行くとまず入っていけない雰囲気ではあるけれども。
でも先入観だけでイメージしているのとはまったく違う感じなので、やっぱり自分で行動して感じてみることが重要だと思った次第です。

そのへんのことも書きたいんだけれども、でもきょうは本当に眠いので、このへんで。

                              

送還日記 映画『送還日記』公式パンフレット Book 送還日記 映画『送還日記』公式パンフレット

著者:森 達也
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民主党に共謀罪廃案の留守電を!

メーリングリストから情報が届いているので、転載します。

明日の法務委員会で政府が民主党案を呑むなら、民主党が共謀罪法案成立に応じる危険が出ているので、そんなことをしたら国民は民主党を支持しない!廃案に向けて徹底して!と、民主党にどんどん電話してくださいとのこと。
民主党代表番号も留守電を受け付けているそうです。

こういう緊急時は電話が最も有効なので、ぜひ電話しましょう!と。

                                    
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

広く転送をお願いします。重複失礼します。

市民社会フォーラムのMLで今流れました。転送します。
==========
16時のNHKニュースによると、与党側が民主の提案を呑んで、今
国会成立を目指
すとのこと。民主は対応を協議中。

電話で態度変化するなとの呼びかけをしましょう

至急、至急、至急
民主党 TEL:03-3595-9988(代表)

民主党の法務委員会の名簿、電話などはこのサイトの中に。
http://kyobo.syuriken.jp/iinkai.htm

平岡秀夫事務所
国会事務所
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議
員会館341号
TEL 03-3508-7091
FAX 03-3508-1055
岩国事務所
〒740-0026 岩国市車町1-13-13
TEL 0827-21-4567
FAX 0827-21-4570

あと、電話は衆議院代表から、民主党政策調査会へまわしてもらうよう
にとのこと
03-3581-5111 衆議院代表

                                   

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2006年6月 1日 (木)

共謀罪その他の情報転載と、映画「ククーシュカ」

共謀罪法案の急転について、保坂展人さんが書いています。

「共謀罪「民主党案丸飲み」で宙返り採決か」 
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/ab54e4ab64b7f41fcc8763df3019d3d5

                                                                                                                     
それから、さきほどの記事で情報を転載させていただいた関組長のブログに、「ついに【憲法改正の国民投票】が」とあったけれども…。

「マガジン9条」から届くメルマガに以下のように書かれていました。

がぜん盛り上がってきたワールドカップ気分だけれど、
重要法案おてんこ盛りの、終盤国会のこともお忘れなく!
特に衆院に提出されちゃった、
「国民投票法案」いったいどうなっちゃうの? 
これはもう、直接、国会中継を見るべし。
(中略)
そして緊急コーナー【6月1日の国会は見逃せないぞ!】を開設。
国会は、最近の天気模様同様、
「なし崩し」的に様々な重要法案が提出され、
採決されそうな危うさ。是非、ウオッチしてください。

                                                      
「マガジン9条」のWEBサイトは、 http://www.magazine9.jp/

                                           
WEB「マガジン9条」からも情報を転載します。

「6月1日(木)の国会は見逃せないぞ!」
http://www.magazine9.jp/kokai/index.html

【伊藤真のけんぽう手習い塾】
第十五回 国民投票法について(その2)
「憲法改定のための国民投票は、誰にとっても平等に働くのか?」

http://www.magazine9.jp/juku/index.html

                                                       
私もよくわかっていないので、情報の転載ばかりで恐縮です。
                     

                                     
きのうは「ククーシュカ ラップランドの妖精」という映画を観てきたから、その感想を書こうと思っていたのだけれども、なんかそういう気分じゃなくなったナ。

でも、素敵な映画だった。
自分が想像していた映画とはまったく違っていて、自分の想像よりずっとずっといい映画だった。
ピュアでスピリチュアルな映画を想像していたのだけれども、人間臭くて、地に足のついた映画だった。
女性をこういう風に描く監督って好きだなぁ。
ロシアの映画だからなのか。
ハリウッド映画だったら、同じ設定だとしても、こんな風には描かれなかっただろう。

女性が自分の欲望をストレートに表現する。
だが、少しもいやらしくない。

映画監督・井筒和幸がほめていたから観たんだけれども、井筒がずっと前に絶賛していた「ハンディッツ」とどことなく似ているような気もした。

女達がひとりの男を共有するという設定を描いたのは浜野佐知監督だけれども、女ひとりに二人の男っていいかも。
などと思ったりして(笑)。
「ハンディッツ」もそうだったけど。(「ハンディッツ」もすごく好きな映画。)

井筒って無頼派を気取っているけど、けっこうフェミニストなのでは、などと思ったりした。

もう少し詳しい感想、明日以降に書けたら書くかもしれない。

                                                            
「ククーシュカ ラップランドの妖精」のサイト
http://kukushka.jp/

「ククーシュカ ラップランドの妖精」を観た、井筒和幸の感想
http://www.tv-asahi.co.jp/tiger/contents/100/099/jibara/index.html

映画「ハンディッツ」について↓
http://www.h2.dion.ne.jp/~mine/movie-0398.htm

                                          

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情報転載:共謀罪法案、今国会で成立?

情報を転載します。

                                                                         
《ANN動画ニュース》「共謀罪法案で与党が民主党案受け入れ今国会で成立へ」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20060601/20060601-00000033-ann-pol.html
                            

「急転、共謀罪法案、今国会で成立?」
http://ameblo.jp/kyobo/entry-10013108932.html
                                     

「【共謀罪】法案をめぐる事態は急変!」
http://sekigumi.ti-da.net/e824717.html
                                                 

「共謀罪が危ない!与党が民主党案を丸呑みか?」  
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2006/06/blog-post_01.html

                                             

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2006年5月28日 (日)

新右翼・鈴木邦男の「誰が愛国心を教えるのか」

新右翼・鈴木邦男のホームページの中の「今週の主張 5月15日 誰が愛国心を教えるのか」はおもしろかった。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2006/shuchou0515.html

「どうしても「愛国教育」をしたいなら、「愛国教育者」の資格検定をやったらいい。それに受かったら、一級愛国士、二級愛国士、三級愛国士になれる。」だとか、「どうせなら、「義務教育」もいらないんじゃないか。」とか、色々ユニークな提案がされていた(笑)。

いいなぁ、鈴木邦男。
いい味だしてるなぁ。

『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書、700円)という彼の新しい本が出たらしい。
おもしろそう。
読んでみよう。

上記HPの記事で、自著について、鈴木邦男はこう記している。

凄いタイトルですよね。編集者としては、依然としてあったんですよ。「本物の愛国者・鈴木」が「ニセの愛国者・オタク愛国者」を斬る!という目論見が。でも、書きながら、私の頭にあったのは、「愛国者・鈴木邦男は信用できるか」でしたね。自己批判の本になっちゃった。やっぱ、自虐本だ。そして、「自虐?いいじゃん」となっちゃいました。

                                                   
この記事のなかで触れらていた小熊英二『日本という国』(理論社)や足立正生監督の映画『幽閉者』もおもしろそう。

                                          

愛国者は信用できるか Book 愛国者は信用できるか

著者:鈴木 邦男
販売元:講談社
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日本という国 Book 日本という国

著者:小熊 英二
販売元:理論社
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2006年5月26日 (金)

ポピュリズムに対抗しうるコトバをどうすれば作れるか?

5月24日に、「「安田弁護士批判に応えるトークイベント」の報告と感想、やっと書きました。」という記事を書いた。
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_80ea.html

それを読み返してみて、自分の報告の余りの稚拙さに改めて驚いた。
小学生の感想文並みの報告&感想だなぁと我ながらあきれている。
自分の場合、こういう分野に関してはまったくの門外漢であり、基本的な知識が全然ないため仕方ないとも思っているが。

私に関して言えば、中学・高校と教師に反発し、朝までラジオを聞いて学校に行き授業中はずっと寝ているという生活を送っていたので、義務教育レベルの知識もなく、しかも今に至ってもなお新聞も読まないという現状なのだから、小学生並みというのは正しい。

高校時代にユニークな日本史の女性教師に出会い、その教師の授業を聞いて初めて学問っておもしろいものなんだということがわかり、それで独学で勉強して大学に行ったわけなんだけど…。
その日本史の女性教師の最初の授業は強烈だったなぁ。
彼女は一番最初の授業の冒頭で、「皆さん教科書を閉じなさい。歴史はこの教科書に載っている人たちがつくったのではありません。名もなき民衆がつくったのです」と言い、課題図書のリストを生徒に渡し、関心をもつテーマについて生徒達自身に研究・発表をさせ教師がコメントをするという、そういう授業だった。
私はその授業で部落差別のことを知り、なぜそういった差別が生み出されるかのかを自分なりに考えることになった。

彼女とは今でも親交が続いている。
その最初の授業のときのことを私が言うと、「私も若かったのね。今だったら、そんな風には言わないと思う」とおっしゃる。
定年を迎えた先生は、今は大学で講師をやったり、韓国語の詩集を翻訳して自費出版したり、相変わらずのご活躍だ。

私がその高校にいた頃は、先生は日本史しか教えていなかったんだけれども、その後は地理とか他の社会の教科も教えるようになり、韓国について授業で取り上げるときにはチマチョゴリを着て教壇に立ったとか。
女子高だったので、ファッションとか食べ物の話とかから入っていくと生徒達は関心を持ってくれると言っていた。

こういう授業が可能だったのも、私の通っていた女子高が進学校ではなかったからだ。
浄土真宗系の私立の学校だった。
私は公立中学に行っていたのだが、その時に暴力教師がいて、ひとりでその教師に反対する行動をとり授業をボイコットしたため、成績はものすごく悪くなってしまい内申書はたぶんぼろぼろだったと思う。
中学1年生の時の成績は校内で一番だったんだけどね(と、そんなことを自慢して今更プライドを保っても不毛だが…。)
そういう事情があって、浄土真宗系の女子高校に拾ってもらったわけである。

ユニークな先生がいっぱいいた。
倫理社会の男性教師は、分厚い牛乳瓶の底みたいなメガネをかけていて、ときどき遅刻して授業にやってくる。
そして、こんなことを言う。
「皆さんは朝、顔を洗うとき、顔のほうを動かしますか?それとも手のほうを動かしますか?どっちを動かすのか悩んでいたら、遅刻しちゃったんです」とか。

逆に右翼みたいな世界史の男性教師もいた。
「オレは肉とピストルが好きだ」とか「生まれてこのかた、本を最後まで読み通せたことは一度もない」とか、わけのわからんことを授業中にのたまったりする。
でも、私はその教師のことがけっこう好きだった。
彼の家はお寺だったのだが(おそらくそのコネでこの学校の教師になったのだろう)、その寺でお祭りがあると生徒達を呼んでは、お好み焼きだとかを自分で買って生徒達にふるまっていた。
「自分は二つ食べるね」とか言って、ふたつお好み焼きをたいらげていたとか友人が教えてくれたけど。

役者崩れの教師がいたり。

そんな学校のくせに、いちおう校則にうるさいフリをしている。
髪の毛の長さがどうのとか、靴の色がどうのとか、いろいろ言ってくる。
そういうのに耐えられない私は、風紀を担当している化学の男性教師に文句を言ったことがあった。
そうしたら彼は、「あとで化学室に来い」とか言う。
おこられるのかなぁとか思いつつ、しぶしぶ化学室に行ったら、その教師は満面笑顔で待っていて、「君のような生徒が現れてくれるのを待ってたんだ」とか言われた。

だが私は中学生時代のつらい経験が尾をひいていて、そこでも、学校や教師というものをなかなか信用することができなかった。
だからわざと朝までラジオを聞いて学校に行き、授業中はずっと寝ていたというのは、上に書いた通りである。
なわけで朝はもちろん起きられなくて、毎日遅刻して学校に行っていた。
そうしたら、あるとき、副校長室に呼び出された。
で、副校長は私に「君はなんで毎朝遅刻してくるんだ?」とか聞いてくる。
私は「高校生だって毎朝毎朝早起きしていると疲れるんですよ」とか言ってやった。
そうしたら、その副校長は「ハッハッハッハッ!」と大声で笑い、「そうか、わかった。もう帰っていい」と言われた。

思えば、この高校時代の経験が、人間に対する不信感でみちみちていた私を救い、学問のおもしろさや、人間の多様性の豊かさについて教えてくれたのだ。

教育や学校っていうのは本当に大事だと思う。
学校の環境や教育によって、若くて柔らかな魂は、殺されもするし、生かされもする。
だから私は、教育基本法の改悪や「心のノート」みたいな上から押付けるやりかたは我慢ならないのだ。

子ども達や生徒達はもっとかしこい。
大人達の振る舞いを見て勝手に学んでいく。
こどもをばかにするのもいい加減にしろ。
彼らが、自分の力で考え迷い葛藤するなかで答を見つけていけるのだということが、なぜ信じられないのか。
彼らから、自分の力で考える権利を奪うな。

教育基本法をなんとかするよりも、世の中にはへんなひとや変わっている人がいっぱいいて、色々な考え方や色々な視点や色々な生き方があるんだよと教えてあげたほうがずっといい。
そうすれば子どもだって安心する。
なんだ、自分らしく生きていってもOKなんだ、と。
自分を矯正して生きなくても自分には居場所があり、社会は自分を受け入れてくれるんだとわかったら、こどもはどれだけ解放されることか。

                                        
話がずいぶんそれてしまった。
「安田弁護士批判に応えるトークイベント」に関する私の報告&感想が稚拙で小学生並みなのは、上述のようにまともに学校教育をうけていなくて、事実、知識が小学生以下なのだからやむをえない(と、居直る)。
しかし同時に、確信犯的に、平易なコトバを使ったのも事実である。

というのも、政治の話や司法の話というのは、専門的すぎてわかりにくいのだ。
安田弁護士バッシングについても、共謀罪についても、教育基本法改悪についても、ネットで色々読んではみたが、難しい議論が多い。
テレビコメンターなんていうのは、あまり勉強しないまま、てきとーに発言しているだけだろうけど、見ている人はそういう情報のほうが平易だから、そういうコメントに反応して情動が動かされる。

小林よしのりが受けるのは、わかりやすいからだと思っている。
だが彼に反論する側のほうの理論はどうか。
むずかしすぎるのだ。

小泉純一郎が受けるのは、コピーライター的一言メッセージがうまいからだ。

「わかりやすさ」が即いいことであるとは思ってないけれども、小泉純一郎に疑問を抱いている側の人間は、政治などについての知識が少ない人たちに対しても伝わる言葉できちんと表現ができているだろうか。

難解な表現をするよりも、むずかしいことを小学生にも伝わるように表現することのほうがより難しいと私は思う。

専門用語を駆使して、難しい理屈を展開した方がおりこうさんに見えるけれども、それに酔って自己満足に陥っているということはないだろうか。
(そういう理論を展開できない私のやっかみ?)
でもだから、みんな、小林よしのりのほうに持っていかれてしまうのでは?

宮台真司の言ってることとか、はっきり言って、何言ってるかさっぱりわからん。

正直言うと、私も難解な理論と戯れるのはきらいなほうじゃないけど(イリイチやフーコーが好きだったりして)、でも誰にでもわかるような言葉でメッセージを発信していくことが、いまは非常に必要な気がしている。

安田弁護士のことであれ、共謀罪であれ、入管法改悪であれ、門外漢にもわかるように事実や今起こっていることをきちんと伝えていくことが必要かと思う。
でも、いくらわかりやすく書いたって、単なるデータでは他の人の心には届かないのだ。
書き手が、その事実をどう受け止め何を感じているか、それを偽らずに自分なりに誠実に発信していったときにしか、人の心を動かしえないのではないかという気がしている。

                                       
自分のおばか丸出しのレポートを自己弁護しているだけ、という気もしなくもないが。

                                    

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2006年5月24日 (水)

「安田弁護士批判に応えるトークイベント」の報告と感想、やっと書きました。

5月13日土曜日に、新宿・ネイキッドロフトで行われた「人権派弁護士批判に答える」という緊急トークイベントに参加たということは、以下の記事で書いた。

5月13日 (土) 「安田弁護士批判に応えるトークイベント」に行ってきた!
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_8354.html

5月15日 (月) 安田好弘弁護士バッシングについて
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_43f3.html

感想を書きたいと思いつつ、忙しくて書けないまま既に10日間が経過。
いまさら…という感じもしないではないが、報告や感想やらを少し書いてみたいと思う。

                                                   
ちなみに、「Kawakita on the Web」の以下のアドレスでイベントの内容が詳しく書かれています。
http://d.hatena.ne.jp/kwkt/20060513
安田弁護士バッシングの原因となっている、安田弁護士が2006年3月14日の第一回の口頭弁論に欠席した経緯も詳しく記述されています。

                                    
また、関連記事は以下をご参照ください。

「安田弁護士続報」(元検弁護士のつぶやき)
http://www.yabelab.net/blog/2006/05/18-014800.php

「究極の選択」を迫られる弁護士
http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/03/post_12.html
↑上記の記事は、とても心に残る内容だったので、以下に一部分引用させていただきました。
全文は、上記アドレスでご覧ください。

したがって、このような状況に置かれた弁護人として、弁論期日の延期を申し出ることは当然といえます。
 裁判所としては、このように既に長期にわたっている事件について、今更判決言渡期日が2ヵ月程度のびたところでそれほど本質的な問題はないので、本来、延期申請に応ずるべきであったと言えます。
 しかし、裁判所が延期申請に応じなかった場合、弁護人としては、とりあえず2週間でできる範囲内の書面を書いて提出してお茶を濁すという選択肢と、弁護人が出廷しなければ弁論を開けないということを利用して敢えて弁論を欠席するという選択肢があり得ます。
 私は、上記のような「究極の選択」を迫られたときに、前者を選択する弁護士より後者を選択する弁護士を高く評価するのですが、そうお考えにならない方も少なくないようです。しかし、後者を選択することは、別に被害者の遺族を侮辱することでもなんでもないと私は思ってしまいます。精一杯被告人を弁護することが被害者の遺族を侮辱することであり許されないことだというのであれば、「弁護士による弁護」というシステムを刑事裁判制度からはずして頂きたいと思います。

                                                  
さて当日の様子ですが、発言者は、宮崎学(作家)、魚住昭(ジャーナリスト)、二木啓孝(日刊ゲンダイ)、宮台真司(社会学者)、佐藤優(外交官)、佐高信(評論家)、中村順英(日本弁護士連合会前副会長)。(敬称略)

ふだん新聞も読まず世の中の事象にうとい私は、佐藤優という人のことを知らなかったので、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』調べてみました。

埼玉県生まれ。埼玉県立浦和高等学校、同志社大学神学部卒業。同大学院神学研究科修了後、1986年ノンキャリアの専門職員として外務省に入省。1988年から1995年まで在露日本大使館三等書記官。その後国際情報局分析第一課へ勤務。主任分析官(課長補佐級)として活躍。
2002年2月22日、外交史料館へ左遷される。2002年5月14日、背任容疑で逮捕。同年7月、偽計業務妨害容疑で再逮捕。2004年10月、保釈。2005年2月に執行猶予付き有罪判決を受ける(現在控訴中)。一審判決で執行猶予がついたことを機に、捜査の内幕や背景などをつづった『国家の罠』を出版し大きな反響を呼んだ。
外交の第一線で得た経験と該博な知識を生かし、新聞・雑誌などに外交評論を多数執筆している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%84%AA_%28%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%AE%98%29)

                                 

                                                
★まず、トークイベントで心に残った発言内容を以下に記してみたいと思います。

(なるべく、「Kawakita on the Web」の中で書かれていないことを。)

「Kawakita on the Web」のまねをして、私も明記させていただきます。
※要注:以下のものは私が見聞きしてきたことを書き留めたものであり、発言者の真意を正確に反映しているとは限りません。
また、当日つけていた簡単なメモだけをたよりに書いたものなので、間違っている可能性もあります。

                                                 
佐高信については、自分のブログでちょっとだけ触れたことがあるけど、
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_6b2b.html
このイベントの帰りに思わず「週刊金曜日」を買ってしまった。
(佐高信さんは「週刊金曜日」の社長。好きだな、この人。)

●佐高信が言ってたこと。
人殺しをいつまで弁護するのかという論調がマスコミにある。
誰かが言ったことに対して、自分も遅れないように声を上げるそのお先棒を新聞記者がかついでいる。
自分の頭で少しは考えてみろ。
新聞記者はゆすり・たかり・強盗の類なのに、その覚悟がなく、自分は上品な仕事をしていると錯覚している。
そもそも善悪って誰が決めるのか。それを考えていくことが必要。
何でもかんでも安田に持っていくけど、安田を限界以上に闘わせてはだめ。

                              
●宮台真司が言っていたこと。
不安になった人をあてこむ不安産業がマスコミと政治家。
メディアは不安を増幅している。
安田さんや麻原弁護団にやることが集中しすぎていて、メディア戦略に手がまわっていない。
人が足りない。我々がコネクションをつくってやっていかなければならない。
司法修習生にもイエスマンが増えていて、検察や司法もポピュリズム戦争(人気戦争)に抗いがたい状況にある。
左翼の権力観のように、権力は一枚岩じゃない。
今は、情報管理行政の利権が問題。
大ボスがいなくて、不安をベースにした草刈場的なゲームを、政治家・マスコミ・民間・官僚の4者がやっている。


情報管理行政の利権という辺りのことは、竹山徹朗氏のブログに詳しく書かれています。

▼宮台真司は、ニッポンには「歴史的リソース」=「国民が連帯して国家をねじ伏せた経験」を持たない、という決定的な弱点があり、それをカバーするためにも個人的に「国権的ゲームを行えるネットワークを構築するために努力しているが、未だ非力である」という、従来の彼の言論を再説していた。
▼また、「情報管理行政」、そしていわゆる「不安産業」の一環として、保坂展人らが追及している、アメリカ企業が拡大している「入管生体情報」をめぐる利権についても紹介していた。
詳細は、http://takeyama.jugem.cc/?eid=525#sequelで。

                                          

佐藤優さんは、4年前の5月14日にぱくられたそうだ。
だから言ってることにすげぇリアリティがある。
「アエラ」がまず佐藤さんを叩き、それから「月刊現代」と続き、翌年大きな事件に発展したのだと。
母胎となったのは、「アエラ」の記事なのだと。
マスコミに郵便物もゴミも盗まれたんだって。
こわい…。

                                      
●佐藤優が言っていたこと。
山口母子惨殺事件では遺族を嘲笑するような被告の手紙が出ているが、手紙は検閲を通さなければならないはず。
それなのにああいう手紙が外部に出るというのはおかしい。
死刑囚は、環境に順応するタイプと反抗するタイプに分かれる。
獄中のような環境で、過去の犯罪の反省はできない。
日本の場合は、起訴されたらほとんど有罪になる。(こんな国はない。)
弁護士が悪人を弁護しているということで叩かれるということに対する危機感は、鈴木宗男など保守陣営のほうが強い。

                         
●中村順英が言っていたこと。
いま起こっているのは、刑事弁護叩き。
善悪の二項対立が強まっている。
犯罪への恐怖心が必要以上に煽られている。
司法がポピュリズムに抗しがたくなっている。
若い弁護士ですら、倫理と法をごちゃまぜにしている。
二項対立の風潮や悪玉を排除するには何でもありという風潮の中で、向こうの正義にこっちの正義を対立させるだけではだめなんじゃないか。

                                
●宮崎学が言っていたこと。
悪人を弁護する弁護人は悪いんだから、いっしょにぱくっちゃえという世の中の動き。
テレビのコメンテーターが、テレビで先に判決を出している。
テレビのコメンテーターはそんなにえらいのか。
「人として許せない」と言うが、それを判断するのは神様しかいない。
コメンテーターが神様になっていて、八百万の神様的状況だ。

                                      
●二木啓孝が言っていたこと。
えもいえない安田さんへの圧力と共謀罪は結びついている。
個人情報保護法、通信傍受法、住基ネットなど、天井がものすごく低くなっている。
悪は徹底的に悪いというポピュリズムはテレビが醸成している。
テレビ朝日は、北朝鮮や拉致問題を一日中流している。
つぶしちまえみたいになっている。
映像のもつ訴求率の強さを、作り手は意識していない。
視聴率やスポンサーのことばかり考えていて、みのもんたに勝てるかどうかくらいの意識しかない。

                                    

色々と省略しましたが、自分の心に残っている発言だけ記しました。

その後、質疑応答の時間へ。
質問に応じて上記の発言者が色々答えているのですが、誰の発言なのかメモしそこねてしまったので、発言者の名前は省略します。

                                         
●マスコミは覚悟がないのではないかという会場からの質問に対して。

皆怒るんだけれども、自分が何かするのではなく、国家よなんとかせよとなる。
安田を許すことができなければ、じゃあお前どうするんだというところがない。それがポピュリズム。
メディアなんてもともとポピュリズム。

覚悟のある言論人ばかりだとこわい。
言論の世界はある程度ふまじめでいい。
じゃないと日本刀を持ち出すことになる。

けしからんと思うんだったら、自分に何ができるか考えるべき。

マスコミに覚悟を求めすぎる。
覚悟があるようなフリをするのが、猪瀬直樹みたいな人間(笑)。
記者に必要なのは、覚悟じゃなくて好奇心。
好奇心がなくなってきている。
他の人がみんな行っているようなところに行って商売になるのか。
産経の社長のスミタは「少数派になれ」と言った(笑)。
朝日新聞は少数派になることを怖れている。

日刊ゲンダイは、オウム事件のとき、ロシアルートなど色々なことを書いてオウム事件の外形をぼやかしてしまった。
その反省があるから、ライブドア事件については野口他殺説を一言も書かなかった。

                                     
●その他の質問などに答える形で、出てきた発言。

テレビを消して活字を読むことを、子どもに教える。
活字を頭の中でいったん咀嚼して、テレビに対する耐性をつける。

『ゾウの時間ネズミの時間』という本があるが、大衆的なクロックで生きることもできるし、人と違うクロックで生きることもできる。
皆がテレビを見ている時は違うものを選び、クロックの異なる振る舞いを選ぶ。
そのことが、尻馬勝ち馬に乗るゲームを中和させる。

テレビや活字は信用しない。猜疑心を持つこと。

メディアは疑え。新聞なんて正しいのは日付だけ。
書いてあるのは、判断材料の素材だけだと思ったほうがいい。

                                           
今起きているのは、官僚が手抜きをしはじめたということ。
厳罰化や裁判の迅速化という二大命題の実現を、今回の事件を素材にしてやろうとしている。
ライブドア事件も、目障りだからいきなりやっちゃえという手抜き。

市民が地域の住民よりも警察によって自分を守ってほしいと思っている。
プライバシーを重視するから地域内の助け合いはない。
その一方で、警察には全部知っていてほしいと思っている。
DV法やストーカー法も警察の力を肥大化させているのではないか。

吉野の後醍醐天皇陵を訪れたとき、吉野の山伏が言っていたのは、多元的なのが国体であって、人の固有性を大事にするということ。そういういい加減な国が日本であって、一元化してきれいな国にしようというのは日本じゃない。自分達は何があろうとも日本の多元性を守る。

                                          
★長くなったけれども、以上が報告です。
冒頭にも書きましたが、いい加減にとったメモとうろ覚えの記憶をたよりに書いた報告なので、間違っている可能性も多いかと思いますが、その点よろしくお願いします。

こういうイベントの記録をブログに書いていいかどうか迷いましたが、この手の情報が余りに少なすぎるので、あえて書かせていただきました。
おそらく主催の宮崎学氏もお許しくださることでしょう。

上記の報告にもありましたが、マスコミに期待したり盲信しすぎたりするのではなく、自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分の頭で考え、それを自分の言葉としていくことが重要かと思っています。
なのでこのようなつたない報告ではありますが、記述した次第です。

                                         
★自分の感想

「死刑囚は、環境に順応するタイプと反抗するタイプに分かれる。
獄中のような環境で、過去の犯罪の反省はできない。」という、佐藤優氏のコトバには心動かされた。
なぜかというと、私もたぶん、徹底的に反抗するタイプだからだ。
この佐藤優氏の言葉を聞いて、被告がなぜ遺族を嘲笑するような手紙を出したのかが、ほんのちょっぴり理解できたような気がする。(だからといって、決して許される行為ではないが。)

「獄中のような環境で、過去の犯罪の反省はできない。」という言葉もうなづける。

アミティという、米国・アリゾナ州を拠点とする犯罪者やあらゆる依存症者の社会復帰を支援する非営利団体がある。
私は、ここの考え方に非常に共感する。
スタッフの多くは以前受刑者だった体験をもつ者達であり、彼らが自分の罪と向かい合いトレーニングを受けカウンセラーとなって、そして別の受刑者が心と向かい合うサポートをするというシステムだ。

以下、アミティのHPより。
http://www.cain-j.org/Amity/W_Amity.html

「警察、裁判所、刑務所と、行く先々で『被害者にしたことを反省しろ』と言われ続けてきたけど、いったい何をどのように反省していいのかわからなかった」と彼らはロにします。アミティによると、多くが子ども時代に何らかの虐待を受けており、その記憶を抑圧することによって他人への共感や反省が生まれにくい状況が作り出され、よって犯罪や自傷行為に至るのだといいます。

DVなんかでも、加害者の心の問題なんか考えなくてただ罰すればいいとかいう考え方も多いけれども、加害者や犯罪者の心の問題をきちんと見ていかなければ、犯罪はなくならないだろう。
そして更正しても、行き場がなかったら、犯罪は繰り返されるだけだろう。
そういう意味で、上記のアミティのような考え方をもっと取り入れてもいいと私は思っているのだが。

上野千鶴子さんが、加害者が自分の被害者性を認めることの意義について、『リブという<革命>』の中の「フェミニズムと暴力」という対談の中で述べている。

p45
まず、自分が被害者だということを受け入れたときに初めて、加害者だということを認めることができるようになる。順番はこの逆ではない。被害者に対する共感や想像力は、自分もまた被害者であるということを認めたときに初めて生まれる。
(中略)
自分がペイシェントであることを自覚する、自らその当事者性を引き受けるということです。DVについては本人が被害者であることを認めること事態が大仕事なんです。ましてやDVの加害者であることの当事者性の獲得はもっと困難です。

                                         

それから、佐高信氏「そもそも善悪って誰が決めるのか。それを考えていくことが必要」、中村順英氏「善悪の二項対立が強まっている。二項対立の風潮や悪玉を排除するには何でもありという風潮の中で、向こうの正義にこっちの正義を対立させるだけではだめなんじゃないか」という言葉も、心に響いた。

森達也もそれをずっと言っている。
『ご臨終メディア』では、メディア批判がなされていて、おすすめ。
そういえば、森達也と斎藤貴男がこのイベントにメッセージ出演すると告知されていたのに、なかったなぁ…。まぁ、いいけど。

                                 
私は、子どもの頃新聞を読みなさいとかよく言われたけど、結局読まないで生きてきた。
(こんなことで威張っててもしょうがないんだけど。)
だから気がつくといつのまにか少数派になっていたのかもしれない。
かつては、自分の考え方ってへんなのかなぁ、なんでこんなに異端なんだろうって悩んだこともあったけど、今回のトークイベントを聞いてこれでいいのだとへんに居直れた。
新聞も雑誌も読まず、テレビもほとんど見ず、情報は書籍によって収集し、興味のある人の話は直接聞きに行くことにしている。
だからもしかしたら、あまりぶれないでいられるのかもしれない。
そのせいで、だんだん少数派になっていって孤立感も強まっているんだけども。

                                            
それから、やっぱり、マスコミだとか国だとかに期待しないで、自分で何かをやっていくことが大事だなぁと改めて思った。
自分ひとりでは変えられないと思っているかもしれないけれども、世の中を変えていったのは、ごくひとにぎりの変わり者なのではないか。
とにかく、先入観や既成概念をはずして、自分にふさわしいやりかたでひとりひとりが情報発信したり、自分にできることをやっていくことが大事なのではないかと思う。
人に期待したりしないで。

そう思うからこそ、臆面もなくこんなブログを書いてもいるわけなのだが。

                                            
「言論の世界はある程度ふまじめでいい」という発言も共感できる。
きまじめさやストイックさって、ある意味で危険だと思う。

「吉野の後醍醐天皇陵を訪れたとき、吉野の山伏が言っていたのは、多元的なのが国体であって、人の固有性を大事にするということ。そういういい加減な国が日本であって、一元化してきれいな国にしようというのは日本じゃない。自分達は何があろうとも日本の多元性を守る」という発言もあったが、さすが吉野の山伏だなぁ。

いい加減さって本当に大切だ。
自分と他の人との違いを認める寛容さにもつながってくる。

「記者に必要なのは、覚悟じゃなくて好奇心」というのも大事なことだと思う。
関心や好奇心って、けっきょくのところ、対象に対する「愛」だと思う。
理解したいという気持ち、もっと知りたいという気持ち。それが愛なんだ。

                                             
ずいぶん長くなってしまった。
まとまりのない報告と感想だが、そろそろ犬に晩御飯をあげなくちゃ。
ほったらかしてたから、下の部屋で今吠えている。

                             

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2006年5月18日 (木)

小田まゆみと宮崎学が共存している私の感性って

ブログを書くにしても、共謀罪にノーと言うにしても、体力と気力が必要なんだということを痛感している今日このごろ。
まずは体力づくりから始めないと、続かないな…。
部屋の中、ぐちゃぐちゃ。
犬は下痢になって元気がないし。

5月16日(火)は、西荻窪のほびっと村で、小田まゆみさんの話を聞いてきた。

小田まゆみ(おだまゆみ)さんとは、こういう人。↓
66年渡米、カウンターカルチャー最前線の西海岸で禅と農を学ぶ。シングルマザーをしながら画業を続け、世界各地で個展多数。92年、環境活動団体「プルトニウムの ない未来」を設立。現在、ハワイ島でリトリートセンターと有機農園を運営。画集『女神たち』『ガイアの園』(現代思潮新社)他。
5月12日より、渋谷区松濤のGallery add 2+ にて個展を開催。

                                                                               
私は小田まゆみさんの女神の絵が好きで、家のなかに彼女の絵を2つ飾ってある。

彼女は、「いつも自分が見たい絵を描いてきた」と言っていた。
強い女やポジティブな女を描いた絵が見たいのになかったから、それを描いてきた、と。

既存のイメージが物足りないなら、自分でつくっていくしかないんだなと思う。

小田まゆみさんはいま、あまり絵を描いていないとのこと。
女神の絵を描くより、今は、この世の中に素晴らしい女の人をたくさん送り出す手伝いをしたいと言っていた。

                                                                        
それにしても、つい先日は宮崎学が企画した「安田好弘弁護士批判に応える緊急トークイベント」に参加して、そして今度は小田まゆみの「母なる大地・母なる女神」というトークと瞑想の会の参加している私。

宮崎学も小田まゆみも両方とも好きだ。
まったく真逆にみえるこの両方ともが好きだという、自分のこの感性っていったい何なのだろう!?
自分の興味や関心や嗜好って、本当に雑多なものが混在していて、自分でもあきれる。

でもひとつ言えることは、主流に属さない「異端」な人が好きということだろうか。

                                               
ところで、「安田好弘弁護士批判に応える緊急トークイベント」の感想、なかなか書けないなぁ。
自分の感じたことや思っていることも含めて、自分の内面にまで一歩踏み込んでじっくり書きたいから、まとまった時間がある時じゃないと書けない…。

                               
それにしても、政治のほうは次から次に…。
いやになるけど、振り回されずに自分を保たなければ。

                                          
以下、「共謀罪の歌」を作って歌っている、半農半漁の自給自足シンガーソングライターZAKIさんのメッセージより。

明日19日午前の法務委員会が重要な決戦の様相を呈して来ています。
たくさん国会前に集まって国民のプレッシャーを掛けてやろう!!
自分も朝から彼等と一緒に演奏しています。

共同行動の19日(金)の国会前スケジュールです!

8時半~ビラまき
地下鉄丸の内線、国会議事堂前駅1番出口

9時半~13時、座り込み。
11時半~13時、国会前昼集会。
ともに衆議院第二議員会館前です。

採決時緊急院内集会。

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2006年5月17日 (水)

共謀罪の近況

ブログを書く時間がなかなかつくれない…。

「安田好弘弁護士批判に応える緊急トークイベント」の感想についても書きたいんだけれども、今はそれよりも共謀罪のほうが気になっている。

きょう(12時すぎているから、もうきのうか…)、「強行採決」の危険性があると聞いていたから、外出中も気が気じゃなかったんだが、どうやら今日はなかったようだ。

                                                                      
以下、「保坂展人のどこどこ日記」より。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/78d2fd1d74fb79bf68b47489c4620219

今日、共謀罪の強行採決は止まった。国会周辺には、反対の立場で審議を見守る人々が集まり、また全国からも激励のメールやFAXをいただいている。この場をもって感謝を表したい。

                                                                           
以下、「共謀罪新設反対国際共同署名」より。
http://www.kyoubouzai-hantai.org/news/undou.htm
http://www.kyoubouzai-hantai.org/news/kokkai.htm

5/16国会前 共謀罪反対で埋め尽くす
すごい!またしても採決をとめた!

19日(金)与党、採決絶対強行の構えか

 5/16(火)衆院法務委員会、野党質疑で終了
    参院法務委員会、指紋採取の入管法改正案可決
 5/17(水)法務委員会は中止!
 5/18(木)理事会で委員会内容確定
 5/19(金)審議内容未定。午前中にも採決?

衆院法務委員会は火、水、金です。
衆院法務委員会開催=常時採決情勢に突入しています。

                                                                                                       
5月14日(日)には、「サンデープロジェクト」で共謀罪特集の放送があったみたいですね。
この番組の内容はよかったというメールがメーリングリスト内で、行き交っていました。
その内容について記したブログは、以下。
「サンデープロジェクト」の共謀罪特集を見て
http://ameblo.jp/kyobo/entry-10012467010.html

                                                                              
また、5月15日(月)には、日本ペンクラブの声明が出されたようです。
「共謀罪新設法案に反対し、与党による強行採決の自制を求める」
http://www.japanpen.or.jp/seimei/060515.html
                                 

それから、以下は「サンデー毎日」の記事。
“平成の治安維持法”共謀罪が招く「窒息社会」
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/tokusyuu/news/20060510-211033.html
                                            

また、「保坂展人のどこどこ日記」の5月13日付の記事には、以下のような内容も。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/d2c58498c6cef70d4e87488e8a8b9415

昨日の共謀罪の強行採決に反対する院内集会は、会場を満杯にする人々の熱気で溢れていた。ようやく、採決直前にして眠っていた世論が目を醒まして、大きなエネルギーが頭をもたげ始めた。長い間、市民運動やイベントに関わってきた経験から「地の力が湧く瞬間」があることを知っている。来週から、共謀罪反対の声は大きく広がり、教育基本法改正案のうたう愛国心、そして改憲への動きと数珠つなぎになっている「小泉・自民の暴走」に対して大きな警戒感を持つ人々が結集し行動を始めるに違いない。

 インターネットの世界では、すでに「共謀罪強行採決」に危機感を抱く人々が、思い思いのメッセージを交わしあい、あるいはブログを書きまくっている。連休前からすでに始まっていたネットムーブメントは、加速度をまして広がっている。私のブログの訪問者もこの1ヶ月で倍増した。まだ、少数派かもしれない「監視社会NO」の声派、政府与党が強行採決に踏み込んだとたんに大きな奔流となって永田町に逆流してくるだろう。

                              
                                    
私の友人も、きのうは国会に行ったはず。
私も金曜日に国会に行ってみようと思っています。

国会前行動の情報は、以下をご覧ください。
http://www.kyoubouzai-hantai.org/news/housin.htm

                                     
                                         
最後に、作家・翻訳家でグリーンピース事務局長でもある星川淳さんから届いたメルマガ「屋久島発 インナーネットソース #123」より引用します。

以下のアドレスで、全文を読むことができます。
http://www.melma.com/backnumber_67106/

    共謀罪に“Say NO!”――5・17院内リレートーク

http://www.greenpeace.or.jp/info/features/civil_liberty/

日時:5月17日(水)午後2時~4時
場所:衆議院議員面会所(衆議院第一議員会館向かい国会議事堂側)
主催:「共謀罪」に反対するNGO・NPO共同声明呼びかけ人グループ

 5月17日予定
  12:00~13:00 日弁連主催院内集会(参議院議員会館第5会議室)
  14:00~16:00 NGO・NPOリレートーク集会(衆議院議員面会所)
  18:30~    超党派国会議員呼びかけによる緊急集会(星陵会館)
  →星陵会館地図 http://www.seiryokai.org/kaikan.html

▼グリーンピース・ジャパンでは15日(月)中に、衆院法務委員やマスコミ、
各党代表者に反対の声が届く新しいサイバーアクションを立ち上げる予定です。
下記URLをチェックして、準備が整いしだい、ふるってご参加ください。
 http://www.greenpeace.or.jp/info/features/civil_liberty/cyberaction/

                                              
また、上記メルマガでは、「入管法改悪」についても記されています。

どうしても気になるので、みなさんも考えてください。

 共謀罪反対でも大活躍の社民党・保坂展人議員によると、入管法改悪
の審議過程において、指紋情報・顔写真データなどの生体情報を処理す
る「認証装置及び自動化ゲート」のソフトウェア開発と実験の業務を、
わずか10万円(運営業務費用9万円・成果物作成費用1万円)でバミューダ
に本社を置くアクセンチュア株式会社が落札(平成17年9月12日)してい
ることが明らかになりました。このアクセンチュア社は、アメリカがテ
ロ対策に突っ走って導入した同種の指紋情報・顔写真データ処理システ
ムも一手に引き受け、米議会で問題視されている企業です。つまり、日
米は軍事的に一体化しつつあるだけでなく、指紋や顔写真をはじめ、生
年月日、国籍、名前などの個人情報まで共通データバンク化しようとし
ているのです。しかも、怪しげなオフショア企業一社にすべての情報を
預けるなんて、これはおかしい、あんまりだ!

▼参考情報
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9ef564885df741578140e33449809c7b
http://www.janjan.jp/government/0605/0605090125/1.php

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2006年5月15日 (月)

アイヌの萱野茂さんを追悼する辻信一氏メール転載

赤ワインをいっぱい飲んですごく眠かったのに、安田弁護士バッシングについて書いていたら、すごく夜遅くなってしまった。
ねむい…。

寝る前に、ちょっと転載したい情報があったので、それを転載しておきます。

私はナマケモノ倶楽部の会員なので、メーリングリストでこの辻さんのメールは既に読んでいて、感動していた。
でもメールを勝手に転載するのはまずいだろうなぁと思ってがまんしていたら、坂本龍一氏が辻さんの承諾をとって転載していたので、私はさらにその坂本龍一のブログを転載しておきます。

六ヶ所村のことも、いろいろ考えたいんだけど…。
とにかく今はもう寝ます。

以下、そのアドレス。
http://blog.sitesakamoto.com/index.php?itemid=185

                                                

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安田好弘弁護士バッシングについて

5月13日(土)に、新宿・ネイキッドロフトにて「人権派弁護士批判に答える」と題した、最近の安田好弘弁護士等への批判をテーマとした緊急のトークイベントに参加してきた。

以下、宮崎学氏のブログの告知より引用。
http://www.miyazakimanabu.com/lecturejudicial/000178.php

安田弁護士らへ対する批判は、オウム裁判の時よりも苛烈となっている。ワシのページや「直言」 にも多数の批判が寄せられているが、その多くは匿名である。そこでワシは、 友人たちと共にそれらの批判に答える場を緊急に設けることとした。意見や批判にはその場において直接答えようと思う。(宮崎学)

                                                                                           
このイベントに参加した感想として、書いてみたいことは色々ある。
でもその前に、安田好弘弁護士と彼に対するバッシングとは何なのかについて説明しておきます。(知らない人も多いと思うから。)
                                        

                                                
まず、安田好弘弁護士とはどういう人なのかについて。

◆安田好弘弁護士
1947年 兵庫県生まれ 一橋大学卒
山谷の日雇い労働者やアイヌ民族の権利擁護などに携わり、「新宿バス放火事件」などの、死刑が予測される事件の弁護を行う。刑事弁護のエキスパート。
死刑廃止運動の中心的存在でもある。オウム真理教の松本智津夫前代表の主任弁護人として活動中に不当逮捕された。

上記の「不当逮捕」とは、1998年に安田弁護士が、顧問会社に資産隠しのやり方を指示したという理由で逮捕された事件のこと。10ヶ月もの間拘置され、その後一審で無罪判決が出された。

裁判の過程では、資産隠しとされた「裏金」は、顧問会社社長も安田弁護士も知らないところでの社員による横領だったことが明らかになっている。(つまり、安田弁護士に対する「強制執行妨害」との被疑事実は「でっちあげ」。)
要するに、麻原裁判の長期化に批判が集まり始めた頃、安田弁護士は「麻原裁判の舞台から“消された”」(東京新聞)わけである。

このへんのことは、安田弁護士の自著『「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記』(講談社)に詳しく書かれているので、ぜひお読みください。

                                                                   
私が安田好弘弁護士のことを知ったのは、辛淑玉さんが製作した安田弁護士について書かれた小冊子を通じて。
辛さん作のマンガ入りで安田弁護士の人間臭いキャラクターが描かれていて、それで安田弁護士に興味を持って上記『「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記』を読んだ。
以来、安田弁護士の大ファンだ。

とにかく、『「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記』はおもしろいです。
全然むずかしくない。
私は司法についてまったく無知だけれども、わかりやすくて、安田弁護士の仕事ぶりに感動して泣けてくる。
弁護士の仕事というものが、ものすごくよく見えてくる。

                                                                  
辛さんは、安田弁護士のことを「泣かせる人」として、こう書いている。

「監禁された身でありながら、一貫して、同じく監禁されたクライアントを守り、その関係者を支え続けた安田弁護士に特別の感情を持ったのは、クライアントである企業の社長が「日本人ではない」ということを知ったときだった。
(中略)
「よそもの」を、体を張って守ってくれている人がいる。
胸がかきむしられた。
逃げようと思えばいくらでも逃げられただろうに、歩きながら、涙がとめどなくあふれてきた。」

「「逮捕」……その知らせを受けたとき、怖かった。
「この人を捕まえるのか」
そこにはむき出しの権力があった。
見せしめというのは、こういう風にして行うのかと寒気がした。」
(「辛淑玉のおもろい人権シリーズ 一の巻 [入門編] あこがれのあンタさま」より)

                                             

現在起こっている安田弁護士バッシングについて

私は新聞も雑誌も読まず、テレビもあまり見ない人間なので知らなかったのだが、今回参加したトークイベントで配られた資料によると、山口県母子殺害事件・被告人の弁護をやっている安田弁護士が、3月14日の最高裁の口頭弁論を欠席したことにより、テレビのワイドショーやネット上で非難があふれかえっているという。

最高裁は「正当な理由に基づかない不出頭で極めて遺憾」と異例の見解を述べ、検察は「欠席は裁判を遅らせるのが明らか。弁護人不在のまま弁論を行い、結審すべき」 と要請したという。

しかし安田弁護士は、3月7日に、3か月の延期申請を出しているのだ。

安田弁護士がこの事件の弁護をひきついで被告人と始めて接見したのが、二月下旬。
弁護準備には数千ページに及ぶ記録の精査が必要だが、2週間ではどう考えても無理である。

安田弁護士はこう語っている。
「遺族に無駄足を踏ませたことは申し訳なく思っています。でも弁護人の職責を果たすには、そうせざるを得なかった。2週間前に弁護人になったばかりで何の準備もないまま出廷していたら、たった1時間の形式的な審理だけで結審し、1カ月後には無期懲役が破棄されて死刑が事実上決まっていたでしょう。それでは被告の権利を守れないから弁論期日の1週間前に延期申請を出したのです。今までだと弁護人が交代すればたいてい延期が認められた。ところが今回はなぜか裁判所が聞き入れなかったのです。」(FRIDY 2006.5.5 「安田弁護士「事件は検察の捏造!」の真相(取材・文 魚住昭)」より)

また、上記「FRIDY」の記事によると、
「安田弁護士は1カ月余りの間に8回も広島に通って被告と面会を重ねる一方、最高裁に保管されている数千ページの事件記録(遺体の解剖写真も含む)のすべてをデジタルカメラに収録。そのプリントを被告に渡して、事件当時の詳しい記憶を再現するよう求めた。
被告は事件記録を読んだことがなく、自分が犯した罪と真正面から向き合おうとしていなかった。二審の国選弁護人も「少年の精神を不安定にしてはいけない」と事件の状況を詳しく問いただしていなかった。安田弁護士は嫌がる被告に遺体写真を見つめさせ、自白調書などを精読させた。やがて被告は自白調書とまったく違う事実を詳しく語り始めた。」

この記事では、自白調書と死体所見の食い違いについて詳しく記述されていて、東京都の元監察医で『死体は語る』(文春文庫)の著者としても知られる法医学者・上野正彦氏も、遺体の写真や鑑定書の解剖所見を精査して以下のように語っているという。
「印鑑と印影が一致するように、捜査結果・自供内容と死体所見は必ず一致するはずなんですが、本件はそうではない。一致しないまま一審・二審の判決が通っている。ということは、これはやっぱり見直しが必要ではないかという正当な主張を弁護側はしています」(同「FRIDY」の記事より)

また、この記事の中で、安田弁護士はこうも語っている。
「死刑判決の最大の根拠となっている犯行の残虐さ、執拗さは検察が捏造したものだったんです。実は一審で被告はそのことを訴えていたが、検察も裁判所も、そして弁護士ですらろくに話を聞こうとしなかった。事実をないがしろにした裁判が行われていたのです」

                                                    
魚住昭さん、たくさん引用しちゃいました。ごめんなさい。
重要な内容だから、どうしても多くの人に伝えたかった。
                                                                             

                                                                
しかし一方で、一審判決後、被告が遺族をあざわらうような手紙を友人に出したりしているのも、また事実だ。

もし私が遺族だとしたら、死刑どころじゃなく、自分の手で復讐することを誓うだろう。
自分の愛する家族を殺され、しかも嘲笑するかのような手紙を送ってくる相手を、もし私が遺族だったら許せるわけなどない。

だが遺族でない私は、遺族の憎しみや苦しみを想像しつつも、でもやはりそれでも裁判は真相をきちんと究明してほしいと願う。
裁判を簡略化してほしくはない。

少なくとも、自白の内容と死体の状態がなぜ異なっているのか、最低限はっきりさせてほしい。
もし検察側のでっちあげだとしたら、それで死刑が確定してしまうということは、怖ろしいことではないか。

自分がもし冤罪でつかまり、そのように裁判が進められたらと思うとぞっとする。
そのときに、きちんと事実を究明しようとする安田好弘のような弁護士が、もし日本にいなくなっていたらどうすればいいのだろう。

安田弁護士バッシングをしている人たちに、私は言いたい。
安田好弘のような弁護士がいなくなったら、日本の司法はもう終わりだ。
事実をきちんと究明しようとしている弁護士を叩いて、司法を骨抜きにしていくことがいいことなのか。
安田弁護士を不当逮捕するような国になったら(もう、なってるんだけど)、そんな国はこわくて住めたものじゃない。

マスコミも安田弁護士を叩いているという。
ロス疑惑、オウム報道、自己責任バッシングの時の反省が、マスコミにはまったくないのだろうか。

安田好弘のような弁護士がいなくなったら、それはそのまま、自分に火の粉が降りかかってくるということだ。
共謀罪で不当逮捕されたとしても、助けてくれる弁護士がもういなくなっちゃうということなのだから。

                                     
と、安田弁護士バッシングの背景について書いているだけで、ずいぶん長くなってしまった。
トークイベント「人権派弁護士批判に答える」の感想についても色々と書きたいことがあるので、それは明日以降に、少しずつ書いていく予定です。

                                   
以下、参考となる資料が載っているサイト。

宮崎学のサイト
「弁護士安田好弘を擁護する」
http://www.miyazakimanabu.com/judicial/000170.php

宮崎学責任編集「直言」
2006.04.24 第10回「『自己責任論』が消えた日」
http://web.chokugen.jp/miyazaki/2006/04/10_c718.html

東京新聞(5月8日)
異端の肖像2006 「怒り」なき時代に
弁護士 安田好弘(58) 
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060508/mng_____tokuho__000.shtml

森達也のサイト
2006.4.21のコラム
http://www.jdox.com/mori_t/k_column.html

                          

「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記 Book 「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記

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2006年5月13日 (土)

「安田弁護士批判に応えるトークイベント」に行ってきた!

きょう、「安田好弘弁護士批判に応える緊急トークイベント」に行ってきた。
場所は、新宿・ネイキッドロフト。
狭い店内から人があふれ出しそうなくらい、大勢の人が集まった。
私は始まる20分くらい前に行ったのだけれども、それでも46番目。
あとからも人がいっぱい来て、店内はぎゅうぎゅうずめ。

本当はもっと早く行くつもりだったのだけれども、寝坊して、朝ごはんも食べずに慌てて行った。
結局、立ち見だったけれども、2時間立ちっぱなしでも全然疲れなかった。

久しぶりに、まともで反骨精神と遊び心のある、かっこいいオヤジ達の話が聞けた。
ナマ宮崎学、初めて見たけど、しぶくてこわくてかっこいい。

匿名で誹謗中傷するメール送ってくるな、言いたいことがあるなら直接来い、って言ってた。
宮崎学が言うとすごみがあるな~。
「京都のヤクザの組長の父と博徒の娘である母の間に生まれる。早稲田大学法学部中退。大学在学中は学生運動に没頭し、共産党系ゲバルト部隊隊長として名を馳せる。」というプロフィールだけでもすごい。作家になる前は、たしか地上げ屋みたいなことやってたんだよね。

このトークイベントについては、色々と報告したいことがあるので、明日にでもまた改めてきちんと書くつもり。
私も色々と思ったり考えたりしたことがある。

                                                  
そんな感じで興奮さめやらぬまま、雨のなか新宿をひとりぶらぶらとさすらった後、さっき帰宅。
帰宅してメールチェックしたら、以前にもこのブログで紹介したことのある竹山徹朗氏が発行するメールマガジン「Publicity」が届いていた。
購読は無料。
以下のアドレスから、購読申し込みできます。
http://www.emaga.com/info/7777.html
                                                                                                       

【 PUBLICITY 】 1372のタイトルは「法匪たちの春~共謀罪と治安維持法との共通点〆安田好弘を全面擁護する」だった。

おぉ!竹山徹朗氏も安田好弘擁護派か~!(嬉)
彼のメルマガから一部引用する。

▼安田好弘。彼の名を、本誌読者はよく知っているだろう。

「オウム裁判」。麻原彰晃の元主任弁護人だ。不当逮捕で、主
任弁護人から引きずりおろされた。2001年8月、本誌第1号で取
り上げた魚住昭『特捜検察の闇』でも取り上げられていた。

昨年、本人に「フリースピーチ」登場の快諾をいただいた。不
当逮捕されて以降、安田弁護士を支える人々が出し続けている
パンフレットも全て買い、読み終えて準備万端だが、彼のあま
りの忙しさゆえ、インタビュー自体ができていない。

ちなみに昨年、「PUBLICITY」が選ぶ12冊~2005年(決定版)
の2位に、彼の『「生きる」という権利』(講談社)を選びま
した。

安田弁護士を支援する人たちが出しているパンフレットがあるのかー。
読みたい。絶対読みたい。
                                        

またこのメルマガの中で、5月9日付の綿井健陽氏のブログに書かれていたという安田好弘バッシングについての一文が引用されていた。

私もさっそくチェック。
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-05-09
以下、上記のアドレスから引用。

最近何度かテレビのニュースで相当「一方的、否定的に」取り上げられたが、あの安田好弘弁護士を「こちら特報部-異端の肖像2006」の欄で大きく扱っている(5月8日付)。ネット上でぜひ読んでみてほしい。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060508/mng_____tokuho__000.shtml

安田弁護士のことは、いち早く宮崎学さんhttp://www.miyazakimanabu.com/judicial/000170.php、森達也さんhttp://www.jdox.com/mori_t/k_column.html、先日の講演でも、辺見庸さんらが「支持」「擁護」していたが、みんなやっぱり全身筋金入りの「異端」の人ばかりだ。

朝日はもう断ったし、やっぱりこれからは東京新聞だな。

では、イベントの報告は改めてちゃんと書くつもりです。

                                      

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2006年5月12日 (金)

この国の未来は…

いま日本では重大な法案が次々と可決されそうになっていて、自分では追っかけきれない。
どうなっちゃうんだ…。

きょう、立花隆の『滅びゆく国家』を買って、読み始めた。
すごくおもしろい。
ライブドア事件、小泉改革、天皇制、新憲法、耐震偽装、NHK問題、靖国論などなどなどについて、立花隆がどう解釈し、どういう意見を持っているかが書かれている。

立花隆は、「本当にこの国はいま、危ない大きな曲がり角を曲がりつつあるところだと思う。どれぐらい大きな曲がり角かというと、百年に一度あるかないかの大きな曲がり角だと思う。」(p14~15)と書いているが。

本当にどうなっちゃうのかねぇ…。

                                                            
重大な法案が目白押しだけれども、「可決されようとしている法案の中でも深刻なのが、入国管理法の改正案だ」と言っているのは、宮台真司氏。
彼のブログに詳細が載っているので、ご覧ください。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=355
                                  

ところで、共謀罪のその後ですが、私は「保坂展人のどこどこ日記」でチェックしています。

今まで朝日新聞をとっていたのですが、断ったから今新聞読んでないし。
(とっていた時も、犬のトイレ用に使っていただけで読んでいなかったんだけど。)
東京新聞、とろうかな…。

「保坂展人のどこどこ日記」によれば、「共謀罪、16日「強行採決」の危険性」とのこと。

昼、複数の記者やジャーナリストから「16日強行採決」という情報が流れてきた。与党側から「採決」提案があったのは事実だが、野党側は拒否していて、結論は出ていない。16日は午前中は参議院法務委員会で問題のある入管法審議が行われ、午後1時からの衆議院本会議で「教育基本法改正案」が趣旨説明され、私も本会議場で質問に立つ。本日の衆議院法務委員会理事会で決まった次回審議は、16日の午後3時30分から5時30分までの2時間(野党のみ)である。 . .

続きは以下のブログでご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/7e132adeda9c8b3d5b2276fe6092b9ff

このブログの中の、「共謀罪、世論の力が「強行採決」と綱引きを始めた 」という記事も興味深い。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/b3bccc58c4c9e902c5b76742d1c6e08b

                                                      
私は今まで政治家にまったく関心を持てず、彼らの言葉も少しも耳に入ってこなかったのだが、この保坂展人って人はかなりいい感じ。
でもやっぱり少し難しすぎるよね、言ってる言葉が。

しかし、「教育基本法と「富士山敬愛法」の近未来」という記事はおもしろかった。
以下に一部引用します。

教育基本法が「巨大与党」の手でギロチン台に乗せられる段取りになっている。そして、処刑にかかる時間は特製ベルドコンベアー(連日開催できる特別委員会)で2週間程度とされている。委員長には法務大臣として死刑執行の指揮命令書へのサインをためらわなかった森山真弓さんが内定しているという。
(中略)
まさか、まさかで、まっさかさまだ。信じられないほどに政治はアナクロニズムへと退却し、「国家の幻影」が膨張する。「ちょっと妄想ひどいんじゃないの」とたしなめてくれる人がいたら、小石や岩石が転がってくる坂を登りゆく隊列に加わってほしい。今日は冗談で書いてません。

中略の部分には、保坂展人が妄想した近未来のイメージが。
本文は、以下のブログで。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/b4973c81e8db4c3f9a948f459a298d1a

                                                      
                                             
それから、「IZAYOI吐露遺跡」というブログで、共謀罪反対国会前行動へ行った様子や法務委員会を傍聴した様子などがレポートされているのを見つけました。
等身大の言葉で語られていて共感がもてる。
こういうブログを読むと、この人どういう人なんだろうなぁって想像したりして。

以下、一部引用してみます。

すみません。正直なところ、自分はまだいっしょにシュプレヒコールをしたり、野次を飛ばしたりというのに馴染みません。いっしょに掛け声かけて拳を固めるのはやりますが、かなりおっかなびっくりです。
何かしら運動に慣れた大き目の組織の人たちといっしょに活動するのも、なんとなく落ち着きません。
そんな中、今から数えると30年ぐらい前の学園祭のパンフレットに載っていた大学闘争の勝手なイメージが思い浮かんだり。自分、今その時代にいるのかな、という変な気分になってみたり。
それでもなぜか当たり前みたいにそこにいる自分が、なんか不思議だったり。
ものものしいエリアの外には、やっぱりごく普通の日常が広がっていて、この激しい声を上げなければならない世界の方が夢なんじゃないかと疑いたくなりました。

本文は以下のブログで。
http://saitoro.seesaa.net/article/17601624.html

                                                               
引用ばかりで恐縮です。
正直言って、もうついていけませんよ。

山奥かどこかにこもって、情報とかを一切遮断して、何ものにも惑わされず、自然と戯れ、瞑想をしつつ自分の心のなかで遊んでいたいと願ってしまう今日この頃。

まぁ、でもしかたない…。
こんなたいへんな日本の状況と同時代的に居合わせたのも何かのご縁。
自分にできることを、自分にできるやりかたでやっていくしかないんだろうな。

滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか Book 滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか

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2006年5月11日 (木)

東京都の男女平等参画審議会委員に高橋史朗氏が!

「アジア女性資料センター」のHPに、以下のようなニュースが載っていました。

本日5月1日の午後、第3期「東京都男女平等参画審議会」の委員名簿が発表されました(東京都生活文化局発表)。その一人になんと、男女平等に反する数々の問題発言や「新しい歴史教科書をつくる会」の活動で知られる高橋史朗氏の名前が!

続きは、以下のサイトでご覧ください。
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=110

                                                             
ここまできたら、もういやがらせだね。
男女平等に反対している最も先鋭的な人間を、なんで男女平等参画審議会に入れるわけ?
ただ、もう、あきれるだけ。

                                                            
以下、それに対して「憂慮声明」の署名を呼びかけたページ。
私も、もちろん署名しましたが。
署名集約の締め切りは5月11日(木)24時です。
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=111

                                                                            
                                                             
こんなブログの記事も発見しました。
◆「新しい歴史教科書をつくる会でおなじみ高橋史朗さんが東京都男女平等参画審議会に」
http://d.hatena.ne.jp/demian/20060509/p2

                                                                                 
これを読むと、高橋史朗氏は、「ホリスティック教育」とかのたまっているらしい。
私は以前ホリスティック医学について原稿書いていた、とかよく人に言ったりしていたけど、そう言っていた自分がヒジョーに恥ずかしくなってきた、彼のせいで。

つくる会であれ、なんであれ、なんでもかんでもホリスティックか?

ホリスティック医学とか、もう言えないな。
なんて言えばいいのかな?
こんどから伝統医療とかそういう風に言おうかな、ったく。
でも、バーバラ・ブレナンとかそういうまともなヒーラーのやっている仕事って、伝統医療でもないしなぁ。

もういいや、どうでも。

こういうことが次から次に起こってくるから、睡眠不足になるんだよね、ほんとに。

                                                    

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2006年5月10日 (水)

安田好弘弁護士批判に応える緊急トークイベント

私が、安田好弘弁護士の大ファンであることは、4月17日と4月24日の記事に書いた。
以下、その記事のアドレス。
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_a920.html
http://nervous-frog.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_4645.html
                                              

その安田弁護士が、いま多くの批判にさらされているという。

それについて、作家の宮崎学氏が、ご自身のHP(ブログ?)で「弁護士安田好弘を擁護する」という記事を書いている。
http://www.miyazakimanabu.com/judicial/000170.php
                                                                              
                                                                

また、5月13日土曜に『緊急!「人権派弁護士」批判に答える。』というトークイベントが開催されるそうだ。

「今週13日土曜日13時から、新宿・ネイキッドロフトにて「人権派弁護士批判に答える」と題した、 最近の安田好弘弁護士等への批判をテーマとした緊急のトークイベントが開催されます。 関東近県のキツネ目組員やこのページの読者で時間のある方は、ぜひ参加をお願いします。」

詳細は、以下のサイトでご確認ください。
http://www.miyazakimanabu.com/lecturejudicial/000178.php
                                             

行くしかないでしょう、これは!

森達也公式ウェブサイトの、巻頭コラム No.035でも、告知されています。
http://www.jdox.com/mori_t/

安田好広弁護士をめぐって、今とてもきな臭い噂がある、と。

いま、日本は司法の危機でもあるんだ…。
ほんとやばいよ。
ありとあらゆるところで、問題が潜行している。

疲れてヘロヘロだけど、この状況を見過ごすわけには行かない。
                                                

                                                                        
以下、宮崎学氏責任編集「直言」のアドレス。
http://www.moura.jp/scoop-e/chokugen/

宮崎学氏の本は、『地下経済』しか読んでいないけど、すごくおもしろい。

                                             

地下経済―この国を動かしている本当のカネの流れ Book 地下経済―この国を動かしている本当のカネの流れ

著者:宮崎 学
販売元:青春出版社
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2006年5月 9日 (火)

情報転載~5・11共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会

メーリングリストで送られてきた、共謀罪の情報を転載します。

<転載歓迎>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5・11共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会

■とき
5月11日(木)12時~13時30分

■ところ
衆議院第一議員会館第一会議室
(地下鉄永田町駅・国会議事堂駅そば。
 入口ロビーで通行証をお配りしています。)

■発言
国会議員
表現者
市民団体
法律家

■主催
共謀罪の新設に反対する市民と表現者の集い実行委員会

呼びかけ人
魚住昭(ジャーナリスト)
大谷昭宏(ジャーナリスト)
岡本厚(『世界』編集長)
小倉利丸(ネットワーク反監視プロジェクト)
石下直子(盗聴法《組織的犯罪対策立法》に反対する神奈川市民の会)
北村肇(『週刊金曜日』編集長)
木村まき(横浜事件第三次再審請求人)
斉藤貴男(ジャーナリスト)
佐高信(評論家)
佐藤憲一(盗聴法《組対法》に反対する市民連絡会)
設楽ヨシ子(ふぇみん婦人民主クラブ共同代表)
篠田博之(『創』編集長)
高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
俵義文(子どもと教科書全国ネット21) 
二木啓孝(日刊現代編集部長)
西野瑠美子(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)
寺澤有(ジャーナリスト)
寺中誠(アムネスティ・インターナショナル日本)
富山洋子(日本消費者連盟)
西村仁美(ルポライター)
元木昌彦(講談社 元『週刊現代』編集長)
森達也(TVディレクター・映画監督・作家)
森原秀樹(反差別国際運動日本委員会)
矢野まなみ(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)
星川淳(グリーンピース・ジャパン事務局長/作家・翻訳家)

■問い合わせ先
日本消費者連盟 TEL 03-5155-4765
『創』編集部 TEL 03-3225-1413
mail@tsukuru.co.jp

参考:http://tochoho.jca.apc.org/

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愛国心と「心のノート」~私は抽象的な理念は愛せない

疲れがたまっていてヘロヘロで、ブログも思うように書けない。
(書きたいことはいっぱいあるというのに。)

スロービジネススクールの合宿に行き、あまり寝ないで酒を呑んだりしたのに、きちんと休息をとらないまま、畑仕事をしたり収穫が始まったり、イベントに参加したり、共謀罪の情報を流そうと必死になったりしていたため、疲れがピークに達し、もう限界だ。
ゆっくり休みをとらないと、自分が参ってしまう。

とはいうものの、共謀罪だとか、教育基本法改悪だとか、六ヶ所村だとか、入管法改定だとか、障害者自立支援法だとか、日本がもうどうなっちゃうかわからないような状況で、次から次へと色々なことが起こっていて、少しも心が休まらない状況なのだ。

私は、心も体も、人に比べて余りじょうぶなほうじゃない。
もう少し心が休まるような社会に早くなってくれ~。

高橋史朗とか河合隼雄とか、いい加減にしてくれ~。

河合隼雄は、私が好きな作家である村上春樹やよしもとばななとも親交があって、温厚で人徳がある人物のように思われている日本を代表する臨床心理学者だが、とんでもない奴だ。

河合隼雄は、「心のノート」の作成・編集協力者の座長として名を連ねているが、臨床心理学者がこういうところにしゃしゃりでてくるようになったら、世も末だ。
私も精神療法を学んだ人間のひとりだが、精神(心理)療法とは、セラピストや精神科医が自分の思想だとか価値基準だとかをわきに置いて、クライアント(患者)の話にきちんと耳を傾け、クライアントが自分の力で判断や選択をできるようにサポートするのが仕事である。
河合隼雄のやろうとしていることは、臨床心理学者の仕事の範疇から大きく逸脱している。

「心のノート」に書かれていることって、本当にぞっとする。

<にこにこしてるかな きょうのあなたはどんなえがおかな>
<むねをはっていこう>
<この国を背負って立つのはわたしたち>
<わたしたちの住むふるさとには、わが国の伝統や文化が脈々と受けつがれている。それらを守り育てる使命がわたしたちにはある。…>
<やくそくやきまりを守るから仲よく生活できる>
などなどなど。

あほか!!

臨床心理士がこんなの作成したら、おしまいだよ。
臨床心理士だったら、楽しくもないのに無理して笑ったり、感情を押し殺して周囲にあわせたりすることが心の病の原因になるってことぐらい、十分見てきたはずじゃないか!?
それなのに、なんでこんなことがぬけぬけと書けるんだ?

人種差別や性差別が、神経症やウツなど心の病の一因であることは明らかだ。
それらをすべて捨象して、心の問題に矮小化してきた臨床心理士の親玉が、こんどは「こころのノート」だってさ。

<やくそくやきまりを守るから仲よく生活できる>とあるけれども、そもそも、その「やくそく」や「きまり」自体に問題があったらどうするんだ。
そういう問題意識を持つ子どもを去勢していくのが、この「心のノート」だ。

私の恩師である精神分析医は、精神科医や臨床心理士というのは国と対立しても、心の領域や患者の権利を守るべき立場にいるのにとんでもないと言っていた。

河合隼雄は、臨床心理士を国家資格にしたいがために、動いているだけじゃないか。
要するに、こどもの心のことを考えている風を装って、利権を求めているだけなんだ。

「心のノート」と「教育基本法改悪」はリンクしている。

                                                                         
私は中学生の時、暴力教師に反対してひとりで署名活動をやったり、暴力教師反対を訴えて授業をボイコットしたりしていたら、学校からも家庭からもスポイルされた。
正しいことをやっていたのに、私のことを誰も守ってくれなかった。
あんな思いを、子ども達に二度と味わわせたくない。

つい最近、たまたま畑を一緒にやることになった男性が、「教師の暴力を復活させるべきだ」とかわけのわかんないことをのたまっていたが、冗談じゃない。
対話によって理解しあうことの重要性を子どもに教えなくて、どうするんだ?
なぐって知識を伝えるだけなら、教師じゃなくったって、誰でもできる。

100歩ゆずって、あなたが教師の暴力を肯定するのをよしとしよう。
あなたがそういう意見や考えを持つことは認めましょう。
だけど、それを敷衍化して、一般論にし、「暴力を復活しよう」という言説にするのはやめてくれないかな。

自分の個人的な意見や選択を、一般論や真実のように語るのはもうやめようよ。
自分は……だ、と自分を主語にして、一人称で語りましょうよ。

ひとつの意見やありかたや選択を、すべての人に強要していくのがファシズムなんだ。

                                                                           
疲れているせいか、なんか心がすさんでいるなぁ…。
けっこう過激な内容を書いていることに、われながら驚く。

でも私は思うのだ。
愛なんて人から強制されるものじゃない。
愛国心なんて、自分の心の中から自然とわいてくるものだ。
そして、もしわいてこないないのなら、それはそれでよし。
心の中まで、人に決められたくはない。

そもそも私は、愛国心であれ平和であれ正義であれ、そういう抽象的な大義や理念が大嫌いなんだ。
そういった抽象的な大義や理念は、もっと大切な、自分やそして目の前にいる人間の矛盾にみちた感情という豊かさを切り落としていってしまう。
日々の生活の中にある、陰影や、小さな日々の歓びや悲しみといった微妙な美しさを見えなくさせる。

私は、国を愛するよりも、目の前にいる人間の痛みをともに苦しみ、喜びをともに喜べる人間でありたい。
目の前にいる人間が、敵であろうと味方であろうと。

「国」といったような、形のない抽象的なものなど愛せない。
そんなものを愛せるという人がいるなら、それは欺瞞だ。
私が愛せるのは、目の前にある具象でしかありえない。

                                                                                  
以下、『ことばは届くか―韓日フェミニスト往復書簡 』(上野千鶴子・趙韓恵浄、岩波書店 )より引用。

P90 
きれいなもの、たのしいこと、気持ちのいいとき…が、わたしは好きです。そしてそういうものが好き、と臆面もなく言える社会であってほしい、と思います。そして人びとがささやかな日常の喜びを、どんなに切実な思いで守り、作りあげているかを想像します。とりわけ国家や歴史が人びとの日常に侵入し、その生を翻弄するときには。何よりもわたしは、自由が好き。そして、ヘジョン、あなたも自由な魂であることにおいては、わたしに劣らないでしょう?

P92 
辛さんは、本のあとがきのなかで、こう書いています。
「私には、愛国心はない。
国を愛するなら人を愛したい。
人を愛し続けたい。」
うつくしく、きっぱりとしたことばです。
国の側にではなく、「私」の側に立つ、と宣言したことばと、わたしには聞こえます。このことばを、韓国の人たちはどう読むでしょうか。
このことばが言えたのは、辛さんが女だからだと、わたしには思えます。そしてこれが、フェミニズムだと。だからわたしにはどうしても、「強い国家」を求めるフェミニズム、というものが、理解できないのです。

                                                                

※上記の辛淑玉さんの言葉は『鬼哭啾啾―「楽園」に帰還した私の家族』(解放出版社 )の中の言葉。

                                              

ことばは届くか―韓日フェミニスト往復書簡 Book ことばは届くか―韓日フェミニスト往復書簡

著者:上野 千鶴子,趙韓 惠浄,金 賛鎬
販売元:岩波書店
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鬼哭啾啾―「楽園」に帰還した私の家族 Book 鬼哭啾啾―「楽園」に帰還した私の家族

著者:辛 淑玉
販売元:解放出版社
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2006年5月 8日 (月)

北山耕平さんのブログより引用~アメリカ国防総省が6月2日に大型爆弾爆発実験を予定

北山耕平さんのブログに、以下のような記事が載っていた。

「誰がこの狂気を止めるのか」
アメリカ国防総省が6月2日に「神の輪がね(デバイン・ストレーキ ''Divine Strake'')」と名づけられた700トンの高性能炸薬を破裂させる大型爆弾爆発実験(戸外の非核爆発としてはこれまでで最大)をラスベガスの北西90マイルのネバダ核実験場で行う予定でいることに、本来その核実験場をふくむネバダ州のほとんどを先祖伝来の故国としているウエスタン・ショショーニの人たちが当然ながら反発し、あらゆる手をつかって実験の停止を求めている。
………

続きは、以下の北山さんのブログをご覧ください。
http://native.way-nifty.com/native_heart/2006/05/post_a07c.html

                                                   

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2006年5月 6日 (土)

ちょっと微笑ましい話~右翼も共謀罪に反対

「共謀罪」ってなんだ?というサイトのニュースの中に、微笑ましい見出しを発見した。

●"右翼も反対でうれしい" 野党議員ら、共謀罪反対で緊急集会(4/28・ライブドアニュース)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1896764/detail

                              
そうか、右翼も共謀罪に反対してるんだ~。

                                        
実は最近まで、私も右翼に対して先入観を持っていた人間のひとり。
街宣車を乗りまわし、こわい人で、なるべく関わり合いになりたくないと思っていた。

でも、『言論統制列島―誰もいわなかった右翼と左翼』(講談社)を読んでから右翼のイメージが変わった。
この本は、鈴木邦男・斎藤貴男・森達也という3者の鼎談をまとめたもの。
ものすごくおもしろいから、読んでみて!

鈴木邦男さんは「一水会」の代表で、いわゆる右翼。
以下、鈴木邦男さんのプロフィール。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%EB%CC%DA%CB%AE%C3%CB

1943年福島県生れ。早稲田大学政治経済学部卒。産経新聞社に入社、1972年民族派の一水会を結成して代表となる。
三島事件に加わった友人・森田必勝?の死に衝撃を受けて「一水会」を結成したが、たんなる反共右翼からの脱皮を主張。テロ、ゲリラなど非合法活動をしない、他人に強要しない、団体の威力を背景に主張を押し通さないの「非暴力三原則」を掲げ、「発言の場がないからテロだ」という右翼の論理を批判、「言論右翼」と呼ばれた。旧ソ連、東欧の共産主義国家の崩壊を目の当りにして、反共の右翼は最終的に終ったと述べ、民族主義は穏やかな郷土愛に基づくボランティア的な活動に戻るべきだと論じる。

                                      
鈴木さんって本当にキュートな人。
『言論統制列島―誰もいわなかった右翼と左翼』を読んですごくそう思った。
絶対に強がらないし、自分の弱さを隠さない。

この本を読んで、右翼のことをよく知りもしないのに先入観だけで右翼の人すべてを嫌っていた自分を恥じた。

私は昨年PARC自由学校の講座に色々顔を出していたんだけれども、鈴木邦男さんはなんと一受講生として関心がある講座に参加されていた。
小さな部屋に並んだ椅子のひとつに鈴木邦男さんが座っているのを発見した時は、本当にびっくりしたよ。
すごく感じがよかった。
いいなぁ。こういう風にえらぶらない人って。

                                 
森達也の『A2』という映画の中にも、右翼の人がオウムを擁護する場面が出てくるはず。
私はこの映画をまだ観ていないのだが(映画の方はなかなか観れる機会がなくて…)、でも本は読んだ。
右翼の人の言動や、ピュアな感じに、思わず笑ってしまった。

森さんって本当に先入観や偏見をかるがると乗り越えていく人なんだよね。
(本人は、自分は鈍いからだとおっしゃっているけど。)

                                         
今、『世界と僕たちの、未来のために 森達也対談集』を読んでいるんだけれども、その中の興味深い一節を引用しておきたいと思う。

p203
森 「新しい歴史教科書をつくる会」が台頭してきた頃に、右翼の大物と言われている人に会って酒を飲んだことがあります。酔っ払った勢いで、「この右傾化はもう嫌だ」と言ったら、彼がすっと目を細めて「右傾化ってなんのことだ?」と聞いてくるので、「つくる会とか、あのあたりの右翼のことだ」と答えたんです。そうしたら彼が、「あいつらは右じゃない。ファッショだよ。まずいよあいつらは」ってしみじみため息をついて。なるほどなと思ったことがあるんですが。

                              

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2006年5月 3日 (水)

<転載>「とんでもない朝日の社説」

他のブログからの引用ばかりで恐縮だが、目をとめておくべき内容に思えたので、転載させていただきます。

またもや、平和運動家・きくちゆみさんのブログから↓
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2006/05/ny_114653512647744430.html

4月28日の朝日新聞に、共謀罪の民主党修正案を支持する社説が載っていたそうだが、この社説に対して『危ないぞ! 共謀罪』(樹花舎、2006年)の著者の小倉利丸氏が発表した、「とんでもない朝日の社説」という文章が上記のブログに載っていた。

一部引用すると、
「朝日の社説のように、国連の条約を鵜呑みにし、民主党の修正案か自民党案か、という共謀罪を前提とした議論が支配的になると、廃案という主張が一気にふっ飛んでしまいます。その結果、またもや、ターゲットになるのは移住労働者や外国籍のマイノリティということになる。現在の日本の治安維持体制の傾向からすれば、こうした限定でもよいから共謀罪を成立させることに「メリット」があると考える右派は多いということに私たちは十分警戒したいと思います。共謀罪廃案までがんばりましょう。」

以下に、小倉利丸氏の文章の全文を転載する。

======

とんでもない朝日の社説<転送転載歓迎>

小倉です。朝日新聞が28日づけ社説で、民主党案支持を打ち出しました。私は廃案以外にないと考えていますが、この朝日の社説は、共謀罪の必要を認めたうえで、民主党の対案の線での審議を提起しています。朝日の動向はマスメディア全体にもおおきな影響をもちますから、たいへん危惧しています。わたしはこの朝日の社説には以下の点で反対です。

そもそも朝日の社説は、法案の条文解釈の「政治学」がわかっていません。たとえば、与党案について、社説は
「共謀罪を適用するのは、暴力団などを想定し、「対象となる罪を実行することを共同の目的とする団体」に限定する。罪となるのは、共謀するだけでなく、下見をするといった「犯罪の実行に資する行為が行われた場合」という文言を加える。これが与党案だ。」
と解説していますが、これは、与党の説明をオウム返しにしているだけで、与党の条文解釈の罠にはまっています。

どのような場合であれ、法案を読む上で必要なことは、以下の点です。
・ 法案に書いてないことは政府・与党がいくら口頭や文書で「解説」してもそれを信じてはいけない。法案に書いてないことは、法案ではない。
・ 国会審議の過程で与党側が答弁で行った法解釈(とりわけ野党が受け入れやすい解釈)には何の拘束力もない。
・ 国会で口頭で説明しても法案に明記することを避ける場合は、口頭説明を鵜呑みにしてはいけない。
・ 法案に書いてないのは書けない理由があるからだ、なぜ書けないのかを考えて法案の真意を見抜かなければいけない。

この点で、朝日の社説は以下の点で間違っています。
・ 共謀罪の適用対象を「暴力団」だと想定しているということは法案のどこにも書いていない。
・ 社説は、団体の限定を「対象となる罪を実行することを共同の目的とする団体」と鈎括弧をつけて説明しているが、このような定義はされていない。法案に書かれているのは、「その共同の目的がこれらの罪又は別表第一に掲げる罪を実行することにある団体に係るものに限る」である。法案では「罪を実行することにある団体に係るものに限る」という意図的に意味をあいまいにした表現をもちいているところに着目してこの法案を読みとらなければいけません。この法案が述べていることは、「罪を実行する目的の団体」という誤解の余地のないものではなく、「罪を実行することにある団体」というなんとでも解釈できる表現になっているのはなぜなのかを社説は見落としている。
・ 「犯罪の実行に資する行為」が下見をするとった行為をさす、というのは与党側の議会対策上の「方便」としての説明にすぎず、法案にはいっさいそのような限定はない。

朝日の社説の最悪なのは、これらの説明を与党側の「言い訳」として説明していない点にある。法案を読むチャンスのない一般読者は、朝日のこの説明を法案そのものと勘違いするでしょう。これでは朝日は与党の代弁者といわれてもしかたがないでしょう。

他方、民主党案もたいへん大きな問題を孕んでいます。民主党案では、越境組織犯罪に限定して共謀罪を適用しようというわけですが、こうした限定をつけたとしても、移住労働者の当事者による組織や支援組織はまるごと共謀罪の適用対象となります。しかも、現在、日本の多くの市民運動やNGOで国際的な連携をとっていないところは逆に非常に少ないと思います。グリンピースやアムネスティのような組織だけでなく、地域で活動している小さな運動体でもなんらかの海外との連携をとっているところは多いといえます。

国連の越境(国際)組織犯罪防止条約そのものができた経緯は、90年代以降急速に拡大し始めた反グローバル化の運動や移民たちの社会運動への抑え込みという意図があったことは明らかで、単なるやくざやマフィア対策の条約ではなく、ポスト冷戦期に登場し始めた新しいグローバルな民衆の運動に対する治安維持の国際法という側面があります。この点を忘れてはならないと思います。くりかえしますが、国際組織犯罪に限定するという妥協案は、限定ではなく、むしろ日本のエスニックマイノロティをターゲットとして監視する差別的な法案になるということであり、隠されたレイシズムであるということです。

朝日の社説のように、国連の条約を鵜呑みにし、民主党の修正案か自民党案か、という共謀罪を前提とした議論が支配的になると、廃案という主張が一気にふっ飛んでしまいます。その結果、またもや、ターゲットになるのは移住労働者や外国籍のマイノリティということになる。現在の日本の治安維持体制の傾向からすれば、こうした限定でもよいから共謀罪を成立させることに「メリット」があると考える右派は多いということに私たちは十分警戒したいと思います。共謀罪廃案までがんばりましょう。

                                  

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2006年5月 2日 (火)

興味深いブログから引用(焚書/表現の自由)

いろいろ書きたいこともあるのだけれども、連休中くらいはゆっくり心身を休めたいので、興味深いブログの記事を引用するだけにしておく。

以下、ブログ「成城トランスカレッジ!」の中で、
「こういうご都合主義はちょっとイヤなのだ。」という記事が載っているアドレス。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060502/p3

上記の記事によると、
「福井県生活学習館からフェミニズムに関連しそうな150冊の本が撤去された」とのこと。

驚いた。
そんなことって、あっていいわけ?
(それとも、私が昨今の情勢にうといだけ?)

このブログを運営している人は、「これってどうなんだろう、というのが素朴な感想。この場合の「これ」とは、福井県生活学習館から特定の本が排除されるという事件そのものよりは、むしろそれを是とする論法の方だ。」と書いているが、私は150冊の本が撤去されたというその事実自体にそもそも仰天した。(そんなことが、もう既に起こっていたのか、と。)

この記事には撤去を喜んでいる人の声(反フェミニズムの人の声)も引用されているが、どうして喜べるのだろうか。
私には理解できない。
それはそのまま自分にも返ってくることだということがわからないのだろうか。

それを受け入れるということは、フェミニズムの本に限らずどんな本であれ恣意的に撤去される可能性を許すということではないのか。
                                     

それから、以下のアドレスの「上野千鶴子さんの原稿「役人のいる場所」を掲載します。」には、諸般の事情により採用されなかったという上野さんの記事が転載されている。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060502/p2
                                                

こういう情報を掲載してくれるブログというのは、本当に貴重だと思う。
新聞やテレビでは得られない情報だ。

                                                       

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2006年5月 1日 (月)

「小さな声」も、集まれば「大きな声」になる

以下、ジャーナリスト山岡俊介氏ブログの中の「4月28日共謀罪強行採決、見送りに」(2006.04.30)の記事のアドレス↓
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2006/04/post_7fb3.html

強行採決を見送った「最大の理由は、世論の反対の声に配慮したためだ」とある。

メーリングリストに流れてきた情報によると、4月28日の衆議院法務委員会で最後に質問に立った議員が、「このところ市民運動が、弾圧されるのではないかという懸念から盛り上がり、マスコミにも取り上げられ、この法案の危険性が色々取りただされており、十分な審議がなされたとはいえないではないか。沢山のファクスや市民の反対をどう受け止めるのか」と問い詰め、法務大臣はこの法案の真意がまだ行き渡っていないことを認めざるをえないようだった、とのこと。

市民の反対運動やメールやFAX攻勢が、一定の効力を発っしているんだなぁ。
驚き。
そういうのって、政治家とかは平気で無視するのかと思っていたけど、世論を恐れているんだな…。

何をやっても変わらないと最初からあきらめてしまうのではなく、どんな小さな声でもいいから、声を上げていくことが大事なんだなと痛感した。
ひとつひとつは「小さな声」であっても、それが集まれば「大きな声」になり、社会や世界や政治を変えうる。
                                       
                                                                     
それにしても、ここ1~2週間は本当にばたばたしていて、心身ともに疲弊した。
でも、昨日は青梅のほうへ援農に行き、自然の中で畑仕事をしながらゆったりと流れる時間を久しぶりに楽しんだ。
いまだに昔の古い集落が残っていて、こんなに近くに、こんなに手つかずの自然があったのかと驚く。
でも、ここもまた、地元住民に対する十分な説明もないまま高圧送電線建設工事が始まり、大量の木々が伐採され始めているのだとか…。

あぁ、もう!

                                 

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2006年4月29日 (土)

共謀罪、5月9日が山場

平和運動家・きくちゆみさんのブログ。↓
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2006/04/blog-post_29.html

                                 
以下、そのブログからの引用。

 自民党の国防など関係部会は28日午前、防衛庁を「省」に昇格させ る関連法案を了承した。5月の大型連休明けに公明党との調整に入る。 防衛施設庁をめぐる官製談合事件を受け公明党はなお同法案の今国会提出に慎重だが、同党内には提出に前向きな意見も出てきている。
http://www.asahi.com/politics/update/0428/002.html

                                          
MLに流れてきたきくちゆみさんのメールによると、共謀罪は、5月6 日に参考人質疑、9日が山場になるとのこと。
共謀罪、教育基本法改定、改憲(のための国民投票法)がセットで動いている本当の意味を知ってもらいたい、とのこと。

                         
「防衛庁を防衛省に」だって。
事態は急速に進んでいるようだ…。

                                             

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綿井健陽のブログ

いま、綿井健陽のブログを発見した。↓
http://blog.so-net.ne.jp/watai/

おもしろい!ぜひ読んでほしい!
                           

このブログでも、「共謀罪」と「教育基本法」のことが書かれている。
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-04-20
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-04-13
                                       

それから、映画「送還日記」と「スティーヴィー」についても、書かれている。
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-04-11
                                             

「送還日記」は見るつもりだったけど、「スティーヴィー」のことは知らなかった。
調べたら、私がものすごく関心のあるテーマじゃないか!
両方とも、もう上映が終わりかかっているので、絶対に観ておかなくちゃ。
                                          

以下、綿井さんのブログからの引用。
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-04-11

どちらも以前このブログで触れたが、http://blog.so-net.ne.jp/watai/archive/20060302 「送還日記」に関しては、「あの映画に日本でどれくらいの人が入るかが、この国に「どれくらいの未来」があるのかのリトマス試験紙になると思っております。」とまで書いた。大げさではなく、いまでもそう思っている(これは僕だけか?)。

「そのうち観に行く」という人は、実際に観に行くころにはもう上映は終わっていて、そして二度と観ないことになる。なので、「この日に観に行く」と決めてほしい。もう観た人は友人・知人にも薦めてほしい。それからお近くの映画館(特に各地のミニシアターhttp://www.minipara.com/theater-all/top.html)にでも、上映をリクエストしてほしい。ともかくお早めにネ!

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是枝裕和「花よりも なほ」

ミクシィの森達也のコミュニティで、森さんが、共謀罪はそれによって密告・統制が進むという副作用が生じるのが一番おそろしいところだとみずから書き込みをしていた。

いま『世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集』 を読んでいるのだけれども、この本の中に斎藤貴男氏と森さんの対談があり、監視社会ということで色々話をしていて興味深い。
あぁ、本当にこわい社会になってきた。

森さんは、そのミクシィ・コミュニティの書き込みの中で、是枝裕和監督の「花よりも なほ」の試写会に行ったということも書いていた。
9条の映画だって。
絶対に見よう。

以下が、この映画のオフィシャルサイト。
http://kore-eda.com/hana/

おぉ、V6の岡田准一が主役じゃないか!
私はジャニーズ系の顔がどうしても好きになれないのだが、ドラマ『タイガー&ドラゴン』を見て以来、岡田准一と長瀬の大ファンになった。楽しみ。
あ、でもTOKIOはけっこう好きかも。国分太一とかリーダーとかもいい味出してるよねぇ。

                                                                     
以下、是枝裕和監督のオフィシャル・サイト
http://www.kore-eda.com/

私は実は、「幻の光」も「誰も知らない」も観ていないんだよね…。
DVD借りて、観てみようかな。


世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集 Book 世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集

著者:森 達也
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「共謀罪」の採決、延期に

きのう4月28日に予定されていた「共謀罪」の採決は見送りになったようです。
(ほっ。でもこれからが勝負だから、安心できない。)
5月9日に有識者を招いて参考人質疑が行われるとのこと。

くわしくは、以下をご覧ください。

TBSヘッドライン
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3277889.html
保坂展人のどこどこ日記
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/fdc92a78436be07f3a330a6973cdab47

                                                         
テレビ朝日の「報道ステーション」では、報道されなかった(と思う)。
TBSの「筑紫哲也NEWS23」では、放送された。

「報道ステーション」では教育基本法については少し長めに扱っていたけれども、「筑紫哲也NEWS23」は短め。

それにしても大手メディアってほんとうにひどいね。
重要なニュースがまったく報道されない。
「ほりえもん」のことばっかりで。
これじゃあ、「共謀罪」だって、誰も問題意識をもたない間に簡単に成立できる。

情報がなければ、考えようがないよ。

                                          
いずれにしろ、とくにテレビ朝日や朝日新聞は最近ひどいと皆言っている。

私はもともと新聞というものを信用していなくて、犬のトイレ用に朝日新聞をとっていたが、一切読んでいなかった。
配達&集金のお兄さんがいい感じの人で、私が重い荷物を持って歩いていたら、「重そうですね。今配達に行くから、バイクにつんでいきますよ」と言って荷物を運んでくれたりした。
だから朝日をなんとなくやめられずに続けていたのだが、そのお兄さんが3月いっぱいでいなくなったみたいなので、やっと朝日新聞をやめられた。

                                          
それから、さっきミクシィで「共謀罪」のコミュニティについて検索したら、幾つかあった。
最初から調べればよかったな…。
すっかり忘れていた。

                                       
このブログを始める前は、インターネットもほとんど見たりしていなくて、ブログとかもほとんどのぞいていなかった私だけれども、今回の共謀罪を調べるためにいろいろ検索して、へ~こんなのがあるんだ…というようなのを色々発見した。

いろいろあるんだなぁ…。
「きっこの日記」http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
って有名みたい。

でも、なんかこういうブログ読んでいると、気が重くなる。
事件の裏側を知るのもいいけど、なんか愛がなくて、読んでてあまり気持ちよくない。
匿名で社会現象や事件のことなどを三面記事風に語るのを読むのは、あまり気持ちいいものではないなと思った。
森達也とか辛淑玉とかは、やっぱりまっすぐに直球勝負で自分の当事者性から語っているから好きなんだな。

私はホリエモンとか好きじゃないけど、ああいう風に利用されると、私は逆に彼の側に立ちたくなるんだ。
つくづく、私という人間はあまのじゃくなのかもしれない。

でも、自分は、常に少数派の視点に立ち、事件をおかしてしまう弱い人の気持ちをも理解できる人間であり続けたいと思っている。

私は私なりのやりかたで、いろいろな出来事と向かい合っていこうと思う。

教育基本法や愛国心についても色々思うことがあるけれども、それはまた改めて。

                                             
それから、共謀罪についてのブログでは、以下のものもわかりやすい。

「共謀罪ってなんだ?」
http://ameblo.jp/kyobo/

                           
斎藤貴男編の『超監視社会と自由』も読んでみるつもり。
http://www.jicl.jp/now/ronbun/backnumber/20060424_02.html

斎藤貴男では、『空疎な小皇帝―「石原慎太郎」という問題』『安心のファシズム―支配されたがる人びと 』『「非国民」のすすめ 』『カルト資本主義』なども読んでみたい。

                              

Book 超監視社会と自由―共謀罪・顔認証システム・住基ネットを問う

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Amazon.co.jpで詳細を確認する

空疎な小皇帝―「石原慎太郎」という問題 Book 空疎な小皇帝―「石原慎太郎」という問題

著者:斎藤 貴男
販売元:岩波書店
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安心のファシズム―支配されたがる人びと Book 安心のファシズム―支配されたがる人びと

著者:斎藤 貴男
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「非国民」のすすめ Book 「非国民」のすすめ

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カルト資本主義 Book カルト資本主義

著者:斎藤 貴男
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2006年4月27日 (木)

この国では、いったい何が起こっているんだ?

あぁ、正直言って、もう何が何だかわかんないよ。
この国では、一体何が起こっているんだ?
私のすご~く狭い知識の範囲を超えたことが起こっている。

青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場、共謀罪、教育基本法改悪、ジェンダーフリーバッシング…。
すべてを理解しようと思っても、付け焼刃では対処できない。
何から始めればいいのか、検討もつかない。

ただ、ひとつだけわかることは、何か大きな流れが私達をある一定の場所へ押し流そうとしているということ。

姉歯元建築士らの逮捕とホリエモンの保釈が、この時期に重なるなんて、どう考えてもおかしくないか?
新聞の一面に書かれるべき記事は、あるいは、ニュースでもっと大きく取り扱うべきことは、もっと他のことなのじゃないか。

そういうことに目を向けさせておいて、気づかぬうちに「共謀罪」が強行採決されるって怖すぎないか?
姉歯とかホリエモンの事件とかより、今扱うべきことがあるはずだ。

と思っていたら、メールマガジン「PUBLICITY」を発行している竹山徹朗氏のブログに以下のようなことが書かれていた。
http://takeyama.jugem.cc/?eid=513#trackback

「この3日間でニッポンのかたちは激変する。おそらくは、「ホリエモン」と「アネハ」への「報道の殺到」に手厚く守られて。 」
                                       

自分の知識や理解を超えることが多すぎて対処できない。
できれば、どうぞ、竹山徹朗氏のブログを読むか、彼のメルマガをご購読ください。

いろいろな問題について、彼の視点で、わかりやすく書かれています。
でも、こういうの読んでいるだけでも、ぼーっと眠くなってくるんだよね…、私の場合。
                                             

それからZAKIさんというミュージシャンが、明日午後1時頃から、国会か議員会館の前あたりで「共謀罪の歌」を歌うそうです。

以下、共謀罪ブログ(暫定版)より。
http://wave.ap.teacup.com/kyobozai/

「まだどうなるか分かりませんが、明日、28日の衆議院法務委員会で、共謀罪法案の強行採決が予定されています……予定? そんなこと予定するなんてアリなの? 法案の中身が知れ渡る前にごり押ししても、連休に入ればどうせみーんな忘れてしまうとでも思ってるんでしょうか。

そうは問屋が卸しませんよ、というわけで、明日午後1時頃から、ミュージシャンのZAKIさんが、国会か議員会館の前あたりで、「共謀罪の歌」を歌います。お昼休みに、ZAKIさんの歌を聴いてみませんか?」

ZAKIさんのブログアドレスは、
http://zaki.seesaa.net/
                                  

以下に、共謀罪に関するブログのリンク集が載っています。
http://wave.ap.teacup.com/applet/kyobozai/link

                                                                     

あ~、もう、こんなこと書いたり考えたりしないで、ゆっくりベランダ菜園やったり、篠笛吹いたり、部屋を片付けたりしたいよぉ。
日本がこんな状況じゃあ、そんな精神的余裕もなくなるじゃないか!
今年はスローライフを志し、畑をやったり篠笛を吹いたり詩を書いたりする予定だったのに、それどころではないって感じになっている。

森達也じゃないけれど、「私を刺激しないでくれ」って感じ。
                                          

みんな忙しくて、政治どころじゃなくて、日々の生活に追われているんだ。
それをいいことに、政治はやりたい放題。
金と時間がなきゃ、市民運動やったり、政治のことをよく理解してノーと言ったりすることもできない。
はぁ~(ためいき)。

そろそろ皿でも洗わなきゃ、家中がたいへんなことになっている。
犬の散歩もきょうはしなかった。(ごめん。)
そういえば、篠笛の発表会が7月にあるんだっけ…。ここしばらく篠笛に触れてもいないけど。
                                                       

以下、竹山徹朗氏のブログからの引用。
http://takeyama.jugem.cc/?eid=513#trackback

「4月29日に小泉首相はエチオピア、ガーナ、スウェーデンへの外遊に出発する(5月5日まで)。それまでに──ゴールデンウィークまでに畳み込まれた「アメリカへの7200億円寄付」「共謀罪」「教育基本法改悪」は、「郵政民営化」とともに「小泉政権5年間の象徴」になるだろう。」

竹内氏が言うとおり、まさに「ろくでもない、素晴らしい世界」だ。

                                              

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あなたも私も逮捕されるかも?「共謀罪」というタイヘンな法案が通過しそうだ

きのう4月26日(水)、日本弁護士連合会主催の「共謀罪に反対する大集会」に行ってきた。
そこで聞いてきたことを簡潔にまとめてみたい。

(ただし私は政治にうといので、もしかしたら間違っていることもあるかもしれません。共謀罪に関するブログアドレスなどを最後に添付したので詳細はご確認ください。)

この「共謀罪」(正式名称は長いので省略)、4月21日に与党が審議入りを強行し、4月28日に強行採決を予定している。ゴールデンウィーク前に採決しようとしている。

ということだが、そもそも、そのこと自体がなんだ、そりゃ?って感じ。
1週間だよ、おいおいおい。
重要な法案だったら、もっとじっくり時間をかけて審議してほしい。お願いだから。

「議会制民主主義の根幹に関わる問題だ」と誰かが言ってたけど、もうここまできたら、なんでもありって感じだよね。
                                          

で、その「共謀罪」とは、犯罪について共謀した会話をするだけで逮捕されてしまう法案らしい。
自分は犯罪も犯さないし、犯罪について共謀したりしない、などとみんな思っているかもしれない。

でもさ、例えば冗談で、あるいは酔った勢いで、「イシハラ、殺してやる」「そうだ、やっちまえ」とか言ったとして、それをテープで録音かなんかされていたとすると、それはもうれっきとした共謀罪になるわけだ。

私なんて口が悪いから、しょっちゅう「ぶっ殺してやる~」とか「しめてやる」とか言ってるよ。
これからは、お上品な言葉を使わなくちゃ…。

それから、たとえば私に敵意を持っていた人がいたとする。
で、私をなんとかして陥れたいと思っていたとする。
その人が、こっそりテープを隠し持って、「○○○って許せないよね、殴りたいよね」とか言ったとする。
セラピーのトレーニングを受けていて、相手に共感することを身につけている私は、「確かにそうだよね、私もそう思うよ」と答えたとする。
ほら、もう共謀罪だ。

(まさに言論統制だ。)

共謀罪では人々の会話や電話・メールの内容そのものが犯罪となる。
だから、盗聴法の拡大、メールのリアルタイム傍受などが次々と提案される可能性があるという。

また、共謀罪では自首すれば刑が減免されることになっている。
つまり密告が奨励されているわけだ。

ある団体に所属している人がいて、その人がその団体の誰かに恨みを持っている場合、テープをいつも隠し持っていてその相手の不用意な言葉を録音するだけで、その相手を陥れることなんて簡単にできちゃう。
スパイが団体に潜入して、団体をつぶすことも可能だ。

ジャーナリストの斉藤貴男氏は、「共謀罪が成立すればかつてのソ連や北朝鮮のような密告社会、超監視社会に向かうことでしょう」と書いている。
                                          

発言者の中には、私が大好きな森達也さんもいたが、「もしこの法案が成立したら、自分はいつ逮捕されてもおかしくない。そもそも映画をつくっている人間なんてみんなならず者で、酒呑んで話していることは逮捕されるようなことばかりだ。毎日逮捕される」と言っていた。
「こういうことに時間をとられているから、自分は社会派でもないし本当はラブロマンスを撮りたいんだけれども、その時間がない」と言ってた(笑)。
(森さんは相変わらずいい味だしてたよ~♪)

星川淳さんも発言されていた。
「自分達は政府や大企業の犯罪をとめたいと思って、毎日共謀している。NPOやNGOの活動ができなくなる」と。

そうなんだ。
この法案は、時の権力者に異を唱える人間を、恣意的に自由に弾圧し、つぶしていくことができる法案なんだ。

アムネスティ・インターナショナルの寺中誠氏も、この法案が成立したら、アムネスティは世界になだたる越境犯罪組織になると(笑)。
                                 

以下に、参考になるブログアドレスや情報を添付しました。
私も、今回はなんらかの行動を起こさなきゃやばいのでは…と思っています。
                                 

4/24(月)夜放映された【NEWS23】の「共謀罪」に関する報道。映像が見られます。 http://news.tbs.co.jp/20060424/headline/tbs_headline3275001.html

「キョウボウザイってなんだ?」というブログ。
http://kyobo.syuriken.jp/index.html

集会発言者の一人だった寺澤有さん(ジャーナリスト)が関わっているブログなど。
(彼らが製作した『共謀罪その後』という映画も見られる。)
http://wave.ap.teacup.com/kyobozai/
http://www.hanchian.org/
http://black.ap.teacup.com/kyobozaitv/
                          


以下、MLの情報の転載。

・・・・・・・・・・・(転送歓迎)・・・・・・・・・・・・・

共謀罪法案成立をなんとかして止めたい、と思っている方々に
直接行動のお願いです。このままでは連休前に委員会採決の恐れもあります。
けれども「いまからでもできること」はあります。

「なんですか作戦」にご協力お願いします。
~「キョーボーザイってなんですか?」と、聞いてみてください~

ようやく最近、マスコミ報道がされるようになりましたが
まだまだ一般的にこの法案の問題点は伝わっていないと思います。
世論を盛り上げるためにもっともっと幅広い報道が必要です。
テレビ局のニュース番組、新聞社、雑誌などに電話をかけて
「キョーボーザイってなんですか? 最近よく聞くんですけど」
「●●でやってたけど、おたくはやらないの?」
「もっと取り上げて」
などと言ってみてください。

以下は、お住まいの地域のメディアがひと目でわかる連絡先リストです。
地域のメディアにも「なんですか」作戦、どしどしお願いします。

●yahoo電話帳 放送局連絡先(地域別)
http://phonebook.yahoo.co.jp/g116/g20044/g37057000/
●yahoo電話帳 新聞社連絡先(地域別)
http://phonebook.yahoo.co.jp/g116/g20044/g33195000/
●全国の新聞社のHP と連絡先
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/4586/media/j_news_area.htm
●朝日新聞  03-3545-0131
東京本社Eメール kouhou@mx.asahi-np.co.jp
●東京新聞 03-3471-2211
●日本経済新聞  03-3270-0251
●毎日新聞  03-3212-0321
webmaster@mainichi.co.jp
●読売新聞 03-3242-1111
●NHK 0570-066-066
●日本テレビ 03-6215-4444
日本テレビ『きょうの出来事』  
https://www.ntv.co.jp/kyodeki/form.html  
https://www.ntv.co.jp/staff/form.html
●TBS 03-3746-6666 (平日午前10:00~午後7:00 )
 opinion@best.tbs.co.jp
筑紫哲也NEWS23Eメール n23@sol.dti.ne.jp
TBSニュースの森Eメール n-mori@best.tbs.co.jp
●フジテレビ 03-5531-1111
フジテレビ報道窓口 http://fnn.fujitv.co.jp/mail/index.html
●テレビ朝日 03-6406-2222
報道ステーションEメール hst@tv-asahi.co.jp
テレビタックルEメール  tvtackle@tv-asahi.co.jp
● テレビ東京 03-3432-1212
●共同通信社 feedback@kyodo.co.jp
●週刊朝日 03-3545-0131
●アエラ 03-3545-0131
●週刊新潮 03-3266-5311
●週刊現代 03-5395-3438
●週刊ポスト 3230-5951
●SPA! 03-5403-8875

                                                                        

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2006年4月26日 (水)

「共謀罪に反対する大集会」に行ってきた

共謀罪。
…なんというか、タイヘンなことが起こっている。
人ごとじゃない。
確実に、自分に火の粉がふりかかってくる法案だ。
国民も本当になめられたものだ。

森達也も、この法案が通ったら自分は確実に逮捕されると言っていた。

森達也だけじゃない。
表現活動をやっている人間や市民運動をやっている人間、いやすべての人間が逮捕されうる。

自分に今何ができるのか。

今回の発言者の一人だった寺澤有というジャーナリストが、みんなで国会のまわりに集まって、何かタイヘンなことが起きているらしいと大勢の人が思うような行動をしようとか言っていた。
これが共謀できる最後の機会かもしれないから、共謀を行動に移そうとか言ってたよ(苦笑)。

以下が、寺澤有という人が関わっているブログアドレス。
http://wave.ap.teacup.com/kyobozai/
http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/
http://www.hanchian.org/

それから、「キョウボウザイってなんだ?」という以下のブログからも、最新のニュースやアクションについての情報が得られる。
http://kyobo.syuriken.jp/index.html

共謀罪の具体的な中身などは、また追って書きます。
今晩か明日には必ず。

                                             

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2006年4月25日 (火)

共謀罪がこわい…

私は、政治や経済にうとく、どちらかといえば映画を見たり文学を読んだり芸術を鑑賞したり自然と戯れたりしながら、のんびり楽しく生きていけたらいいと、ただ願っている人間だ。

でも、そうやって、ただのんびり楽しく生きたいという単純な願いですら、かなわない社会に向かっているような気がして仕方ない。

「共謀罪」(きょうぼうざい)という法案が今、衆議院の法務委員会で審議中で、28日には採決されそうだという。

以下、平和運動家・きくちゆみさんのブログからの引用。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2006/04/blog-post_23.html

共に謀(はか)ると書いて「共謀(きょうぼう)」。2人以上の人間が相談して何か(悪いことを)企むことが罪になる法律です。
「私は悪いことなんてしないから、関係ないわ」と思っているでしょう?でも、本当に関係ないでしょうか。
たとえば、会社のいやーな上司に嫌気がさしている同僚と仕事の後に飲んで、「一度ぶん殴ってやりたい」「本当」と意気投合したら「傷害の共謀罪」。
近くに高層マンションが計画され、あなたの家とご近所が日陰になってしまう。マンションの建設に一緒に反対しませんか、と相談したら、「威力業務妨害の共謀罪」。
お母さんグループがこどもの健康のために添加物入りの食べ物やジュースを買わないようにしましょう(不買運動)、と相談したら、「組織的威力業務妨害の共謀罪」。
「うちの旦那(かみさん)、いなくなればいいのに」「うちもー」、なんて会話も、「殺人の共謀罪」!

自由に意見も言えない社会やノーも言えない社会になったら、私は耐えられない。

考えたくないけど、こういう問題にきちんと向かい合っていかなければ、手遅れになりそうですごくこわい。

青森県六ヶ所村にある核燃料の再処理工場の問題も、自分なりにきちんと調べてみようと思う。

自分の知らないところで、たいへんなことがいろいろと起こっている。

以下、メールマガジン「PUBLICITY」を発行している竹山 徹朗氏のブログ。
共謀罪について、いろいろな情報が載っている。
http://takeyama.jugem.cc/
                                             
                                             

あした、日本弁護士連合会主催の「共謀罪に反対する大集会」もある。

【日時】2006年4月26日(水)18:00~20:00
【場所】弁護士会館2階 講堂クレオ
(地下鉄霞ヶ関駅B1-b出口直結)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/060426.html

発言予定の人は国会議員は菅直人/平岡秀夫/保坂展人。
星川淳(グリーンピース・ジャパン事務局長)、寺中誠(アム
ネスティ・インターナショナル)、森達也(映画監督)、寺澤
有(ジャーナリスト)、外山雄三(指揮者)。

森達也も発言するよ!

                                                          

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