カテゴリー「農業&環境」の33件の投稿

2007年8月 8日 (水)

野菜オンパレード

忙しくて更新できませんが、いちおう、なんとか生きてます。

畑は、収穫ラッシュです。
いんげん、トマト、きゅうり、モロヘイヤ、ししとう、ピーマン、枝豆などなどなど。
トウモロコシは失敗。
一番最初の写真は、ショウガの芽が地面を割って地上に現われたところ。
二番目の写真は少し大きくなったショウガ。
今度畑に行くときは、新ショウガを収穫する予定。

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京都の綾瀬で自給自足の囲炉裏端生活をしている若杉ばあちゃんからもらった黒豆もまいてみた。
さすがにたくましい種は、いっぱい実をつけてくれました。
まだまだとれそう。

           
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とれすぎたトマトは、じっくり煮つめてトマトジュースに。

          
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青唐辛子は、種ごと小さく刻んでしょうゆ漬けに。
ビーフンや焼きそばをこれで炒めるつもり。肉料理に使っても美味。
バジルは、にんにく・オリーブオイルと一緒にミキサーで攪拌し、バジルペーストに。
パスタにからめたり、かりかりに焼いたフランスパンにたらしたり。

        
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借りている畑のそばに、ブルーベリー畑があってブルーベリー摘みをやっていたので、チャレンジ。
2キロ以上もブルーベリーを摘んでしまい、ホワイトリカー&氷砂糖と、泡盛&沖縄産サトウキビ糖の2種類のブルーベリー酒をつくった。
それでもまだ余っているので、一日一パックブルーベリーを食べている。
おなか、こわしそう…。

こうして写真を並べると優雅なスローライフのように思われるのかもしれないけど、大量に取れる有機無農薬野菜に追い立てられ、捨てるわけにもいかず、人様にお分けしたり保存する方法を考えたり、もう必死。
畑をやっているのが本当に楽しいのか、単なるストレスなのか、わからなくなってくる日々なのです。
たっぷり時間があれば楽しいんだろうけど、仕事だとか犬の病気だとか自分の体調の不調だとかで時間が足らず、ふぅふぅ言いながらやってます。
(こうやって写真をアップするのも、けっこう時間がかかる)
でも、畑をやらない生活はもう考えられないな…。

果実酒をつくったり、トウガラシ醤油やバジルペーストをつくったりするのは、容器を煮沸したりとか結構たいへんだったけど、時間が経つにつれ色づいていく果実酒や熟成されている様子の保存食品などを見ると、にまにまとにやけてしまう。

やっぱり、やめられないな。やたら忙しいけど。
                 

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2007年5月19日 (土)

忙しかった今週

とにかく今週はものすごく忙しかった。

月曜日は仕事で4時間くらいぶっ続けに人と対話(一切の休憩なし)。
翌火曜日は疲労で何もできず。足裏マッサージに行ったが、なぜかふくらはぎばかりをマッサージするへんな施術者にあたってしまい、余計疲れる。終わった後、「これ、足裏マッサージですよね」と一言皮肉を言う。

水曜日もまた外出。なんだかやたら声の通る元気のいいポジティブな人のいる場に行き、そういう人と接していると私はなぜかやたら声が低くなってぼそぼそとしたしゃべり方になり、シニカルになっていくのだ。だがそれはそれでおもしろかったが、どっと疲れる。
で翌木曜日は疲労で何もできず。

金曜日もまた外出。
日本有機農業研究会の連続セミナー第二回「農薬と化学肥料の正体」というのを聞きに行ってきたのだ。
これはおもしろかった。非常におもしろかった。
次回以降も、参加できるかぎり参加しようと思う。一回目に行けなかったのが残念だ。
農薬や化学肥料の成立の歴史が、いかに戦争と密接にむすびついているかがよくわかる。
内容を簡潔にまとめてこのブログにレポートしたいくらい。ほんのちょっとだけレポートするかも。いや、こわいですよ、ほんと。農薬や化学肥料って…。

セミナーの詳細は、以下のアドレスで。
http://www.joaa.net/moyoosi/mys-40-0518.html

講師の方は現役の農家の方だが、まるで学者のように詳しく科学者のようで、かつ自分の言葉を持っていて、しかもご自身の仕事や生活のなかから出てきた言葉なのだから、すごい。いや、すごい。
その方が今年一月に出版した『有機農業 みんなの疑問』(1000円+税)も買って帰った。

ただ困ったのは、セミナー参加者の中から抽選で10名に野菜があたるということだったらしく、私はそれにあたってしまったことだ。
家に帰って見てみたら、小松菜、間引き大根、こかぶなど。
自分が作って収穫した葉物野菜で、いま冷蔵庫のなかは満杯なのに、困った。

                                           
有機農業研究会に入会しようかな。
今回のセミナーを聞き、どんな問題であれそれを構造的に見ていくことで、解決のいとぐちが見えてくるような気がした。
みんな知らないんだ。
先入観で、これはこういうものだから仕方ないと思い込んでいるだけ。
だからまず知ること。時間や手間がかかっても、自分の足と耳を使って、調べ、聞きに行くこと。

                                                
しかし帰ってから、また疲れている自分がいた。
疲れているのに、頭がさえて眠れない。
森達也のラジオ番組のバックナンバーを、自分が持っている音楽プレーヤーにダウンロードできないかなと色々と試していたら、午前4時になってしまった。
パソコンの前に座ってずっと聞いている時間はさすがにないので、電車に乗っているときにでも聞けたらなぁと思って。
とりあえず、CDにはデータを落とすことがなんとかできた。
これをさらに音楽プレーヤーにコピーする予定。

私の持っている音楽プレーヤーは、夫がゴルフの景品でもらったものを譲り受けた東芝製だが、やっぱりipodってよさそうだな…。ほしい。
PCに接続するだけで、PCにダウンロードしたポッドキャストを自動的に読み込んでくれるらしい。

森達也のラジオ番組のバックナンバーは、以下で聞くことができます。
http://reco.jfn.co.jp/podcasts/tokyo/mori/

森巣博や宮沢章夫などと一体何を話しているのか、聞いてみたい。

それにしても今週は疲れた一週間だった。
来週は我が家に来客があり、また色々と急がしそうだ…。
整形外科で骨折の具合を確認しなきゃいけないのに、行けていない。
                   

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2007年4月10日 (火)

たんぼで一仕事

4月8日(日)は、たんぼのみぞ掘りに行ってきた。
水を含んだ土は重く、それをかき出す作業は重労働だった。
で、くたくたになり、きのうきょうと身体じゅうが痛い。
都会にある田んぼなのに、自然農なので、カエルやどじょうやザリガニの赤ちゃんなどがいる。うれしい。

しかし、仕事と農の両立は結構きついな。
仕事のほうも追い立てられている。
田んぼと畑もそろそろ忙しくなりつつある。

いま、沖縄産の島らっきょうが私の中でブームになっている。
おいしいんだけど、水につけて薄皮はいだり、塩に漬けたり、手間がかかる。
うどの甘酢漬けとうどの皮のきんぴらもつくった。
にがみのある春の味。

そんなことやってる場合じゃないってのに。
仕事が忙しくなってくるとなぜかやりたくなるんだよね、これがまた。
で、昨晩は夫と飲みに行って、そのあとカラオケまでやってしまったのだった。
                   

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2007年3月29日 (木)

さくら

桜の季節なので、テンプレートのデザインを変えてみた。
季節が終わったら、もとのテンプレートに戻すつもり。
我が家の桃の木も開花中。

ブログパーツなるものが無料だと知り、テンプレートを変えたついでにつけてみた。
左欄の一番下にあるのが、そのブログパーツです。
4コママンガで、NEXTをクリックすると次のコマを見ることができる。
週3回更新されるようだ。
特にこのマンガが気に入っているのではないが、ブログパーツというものを試しにつけてみたかったというわけで。

自分で書いているブログの内容は下手するとくそまじめな内容を書きがちなので、こういう遊びもたまにはいいでせう。

今日は自然農の畑に、じゃがいもを植えに行った。
片道2時間近くかかる。
遠い…。
早く家を出ればよかったものの、いろいろと用事をすませたりしていて家を出たのが午後で、着いたらもう4時半。
お~い、農作業やる時間なんてぜんぜんないぞ~。

有機農法と余りに勝手が違うので少々戸惑う。
雑草がたくさん生えているのに、そのままの状態で、タネイモを植えるところだけ穴を掘りタネイモを入れ、土をかぶせて枯れ草をのせておく。
どこに植えたかわからなくなりそうだ~。
            

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2007年3月13日 (火)

有機農と自然農とウツ的気分

土曜日は有機農の畑に行って、肥料入れと耕し。
日曜日は耕さないで肥料も使わない自然農の畑へ。

今年は、有機農法と自然農の両方をやって、出来上がった作物ややり方などを比べてみる予定。

体力がない私は自然農の畑の方が向いているような気がする。
有機肥料を作ったり、畑を耕したりするのって、けっこう体力がいる。力仕事も多い。
その点、自然農の方はちまちまとした作業が多く、そういう作業は苦ではない。

野菜の収量も、昨年有機農法を一年間やってみて、たくさんとれすぎる野菜を少々もてあまし気味だった。
我が家は二人家族だし、忙しくて外食も多くそんなにたくさん食べる方ではないので、自然農で収穫できるくらいの少量の小ぶりの野菜で十分だとも思える。
あくまでも自給用の畑なので。

それにしても日曜日は、午前中は雨で午後はものすごい強風と寒さでくたくたになってしまい、昨日(月曜日)は一日寝込んでしまった。
疲れがとれないためか、気分もすごく落ち込んでいる。
こういう気分になると、なにもかもがどうでもいいような気がして、やりたいことなど何一つないような気がしてくる。
つい一週間前くらいまで、トランポリンだとか呼吸法だとかにわくわくし、DVD「ゆれる」を見て泣き、パンを焼き、本を夢中になって読み、表現したいことが次から次へとわいてきて、生きるってなんておもしろいんだろうと思っていた自分とまったく別人になってしまったような気がする。
気分の波が急激に上がったり下がったりするのって、ほんと何とかできないものだろうか。
気分変調症と言われたこともあるけど。

ま、流れにさからわず、あらがわず、波に乗っていくのが一番いいのだろう。

でも今書いていてわかったのは、こうやって文章にして言語化するとだいぶ気分がよくなってくる。
誰かが読もうが読むまいが、書き続けるということが自分にとって一番効果のある対処法なのだろうな。

                     

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2007年2月20日 (火)

キャベツ

畑では、キャベツの葉っぱの中心部分がまるまってきて、ようやくキャベツらしくなってきた。

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2007年2月 6日 (火)

農閑期?

精神的余裕ができたので、久しぶりに畑に行った。
いまは畑のほうの作業があまりないので、こんなのんきなことを言ってられるのだが、農繁期だと精神余裕があるとかないとかそんな悠長なことは言ってられない。
野菜は待ってはくれないし、時期を逸すると作物が大きくなりすぎたり、虫がついたり、種をまく時期が遅れたり…。野菜に追われて次から次へとやることが出てくる。

昨年畑を始めてわかったのは、一番たいへんなのは畑仕事じゃなくて、収穫した野菜をどうやって料理するかということ。
たくさんとれすぎたら、保存できるように加工したり、いろいろ考えなければならない。
いままでの人生であまりちゃんと料理をやってこなかった私にとっては、これが一番たいへんだった。

とれすぎた分は誰かに差し上げればいいのだろうけど、有機無農薬の野菜ってさ~、都会人はひくんじゃないかと思って中々あげられずにいる。

先日も、白菜4ケ、里芋、にんじん、ネギ、ブロッコリー、ミズナなどなどをいっぱい収穫したわけだけど、たとえば白菜なんかは葉っぱの間にミミズや芋虫がいたりするわけよ。
私も都会育ちなわけで、もし自分で実際に畑仕事をやっていなかったら、葉っぱの間からミミズが出てきたらギャ~って叫ぶ。(いまじゃ、微動だにしないけど。)
親に野菜をあげようとしても、母親は「土を落としたりするのがたいへんだからいらない」とか言うし。

そんなわけで、大きい白菜4つ、持て余してます。
今年の冬は収穫した野菜で鍋ばかりやってたけど、キムチづくりでもチャレンジしてみようかな。

そういえば、先週は仕事が一段落したこともあり、久しぶりにパンなどを焼いてみた。
最近映画見てないなー。
『ダーウィンの悪夢』と『不都合な真実』は見るつもりでいるんだけど…。

                                 
以下の写真は、ブロッコリーの花。
久しぶりに畑に行ったら、収穫時期を逸したブロッコリーに花が咲いていた。

             
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2006年12月13日 (水)

スロービジネス

最近、教育基本法改悪にも共謀罪にもあまり関心を持てなくなってしまっている。
もう、なるようになれって感じで。

国とは別のところで、自分達の自助システムをつくっていくしかないんじゃないか、とか思ってしまっている。

「マスターユニット」という考え方があるらしい。
自給自足のソシオ・エコノミック・ユニット(社会・経済センター)を目指した、エコロジーに配慮した協同組合団体ということらしい。
で、そこのユニットの成員は最低限の生活保障(住居・食料・衣服・医療・教育)がなされるという仕組み。

プラウト社会経済システムという社会理論があって、インドのサーカーが1960年代に創始したという。(Progressive Utilization theory または、Progressive Socialism )
(「サーカーの思想1」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4931449735

きのうの呑み会でもワーキングプアという話が出て、その人は自分はワーキングプアになりたくないからきちんとした職につきたいと言うのだが、そうやって必死になって仕事を求めてもそのぶん誰かがあぶれるわけだ。
そんな椅子取りゲームをしていても仕方ないのではないか。
社会構造自体に問題があるなら、そこに自分をあわせるのではなく、社会構造を変えていくしかない。
トップダウンで政治家が変えてくれるのを待っていてもだめだ。
自分達がオルタナティブをつくっていけば、国も変わらざるを得ない。
           

『スロービジネス』という中村隆市さんと辻信一さんが対談した本から、私はずいぶん影響を受けた。

p163
 例えばイバン・イリイチが専門化の問題について言っていますね。専門家の中でも特にプロフェッショナルってよばれる人がいるわけです。弁護士だとか、医者だとか、大学の教授だとか、テクノクラートですね。そういう人たちは、人間が生きていくという上での基本的なつながりとか、基本的な自由とか、生きるすべとしての技術を奪って、それを独占することによって人々を支配する。
中村 歌を歌ったり、楽器を演奏したりっていうことは、プロのやることで、素人は聞いていればいいみたいな、そういうことともつながっていますね。
 音楽もそうだけど、元々民間にあった医術も、コミュニティや地域からひき離されていくわけでしょ。そして、薬草の知識や癒しの技術も外なる専門家に独占される。」
p172
 専門家幻想から外に出るということは、やはりもう1回人間の弱さとか、相互依存性とかに立ち戻って考えようということを意味していると思うんです。大きく変わっていく一生のプロセスをまるごと考えることとか、ひとりひとりの個人差を尊重するとか。それぞれ得意なところ不得意なところがあるし、弱さや障害もある。そして、障害があり、健常といわれている人も、多かれ少なかれどっか障害者みたいな。そういう人たちがつくっていくのが社会なんだという観点に立ちたい。」
P198
中村 つまりスロービジネスは、つながりのビジネスだということが言えるでしょうね。これまでのビジネスが人と人との、生態系との、地域とのつながりを断つビジネスだったのに対して、つながりを再発見したり、再生したりする。」

             
また、半農半Xという考え方もある。
スローで小さな農ある暮らしをしつつ、天職(=mission=X)を叶え、大好きなことで食べていくというライフスタイルが提唱されている。
http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/
『半農半Xという生き方』(ソニー・マガジンズ)

                  
実際にそれを実現するのは確かに難しい。でも模索しながら少しずつでも実践する中で何かが見えてくるかもしれない。
ビジョンがなければ、何も変わらない。
少なくとも椅子取りゲームに興じているよりはずっといいと私は信じている。

「こういうビジネスって、ほんとに現実の世界とのやりとりです。アタマでこうやろうって考えるんだけど、やってみると、実際はうまくいかないことがたくさんあります。そこで工夫しながら、知恵を絞ったり、まわりの協力を得たりしながらやるわけですけど、そういう困難な状況があるから、かえって人の輪も広がっていくんじゃないかな。」(中村隆市)

                 
書籍『スロービジネス』の詳細は、以下。         
http://www.yukkurido.com/items_book_slowbuz.html
       

         

半農半Xという生き方 Book 半農半Xという生き方

著者:塩見 直紀
販売元:ソニーマガジンズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年11月24日 (金)

自然住宅

きょうは、建築途中の自然住宅の見学に行ってきた。
電磁波や有害化学物質って本当にこわいみたいだ。
パソコン、電気毛布、ホットカーペット、無線LANなどは要注意。
私はパソコンも電気毛布もホットカーペットも思いっきり使っている。
冷え性の私にとって電気毛布なしで寝るというのは考えられないんだけど、どうしよう。
無線LANも使おうと思ってたけど話を聞いてやめた。

食品や環境のことを調べれば調べるほどこわくなってくる。
無農薬有機栽培以外の野菜は口にいれないとか、生活からすべての電磁波を排除するとか、そういうストイックな立場をとるつもりはまったくないんだけれども、でも知識や情報として知っていないと選択することすらできないからねー。

まぁ、その前にタベコや夜更かしをやめろっていう話もあるけど。

そもそも私はもともと環境問題とかにまったく関心がなかった。
それどころか、エコロジーとか環境とか言っている人たちにどこか胡散臭さを感じてしまうような人間だった。

そういうことに関心を持つようになったのは、どうすればこの世界から暴力や虐待や差別がなくなるかを考えた結果だった。

暴力だとか差別だとか虐待だとかの問題を見ていると、その根底には経済問題があるように思った。
本当に金がなくては生きていけないのか。
金のためにいやいや世の中の因習だとか人間関係だとか労働だとかに縛られて生きていくしか、生きるすべはないのか。
暴力をふるわれていても差別されても逃げられないのは、そうやってがまんするしか生きるすべがないと思い込んでいるからなのではないか。
法定通貨に頼らなくても生きていく方法はないのだろうか。
そう考えていたときに、コミュニティ通貨という考え方に出会った。
そうか。自分達で新しいコミュニティをつくって、自給自足して、オルタナティブなお金を自分達でまわしていけば、無理して既存の社会や既存の価値観にあわせなくても生きていけるではないか!

(この発想は本当に私を解き放ってくれたし、コミュニティ通貨の概念とであったときにはまさに目からうろこが落ちたような気がしたものだった。その後、コミュニティ通貨をやっている人たちと関わるうちに、そんなに一筋縄ではいかないんだってこともわかってきたんだけれども。)

しかし、自給自足するにしても、農薬や化学肥料を使わなければならないとしたらそれを買う円が必要になる。だけど、農薬や化学肥料って本当に必要なの?いまの種はF1と言って種がとれない品種に改良されてしまっているから、毎年種屋さんから種も買い続けなければならない。だけど、それはなぜ?

そんなことを考えて、いろいろ調べているうちに、自分がいかに企業や市場経済に依存しなければ生きていけないようにさせられているかということがわかっていった。
自分の力を奪われている。自分達の選択や生きる力を奪われている。
そして、仕方ないさ、お金がなければ生きられないもの、と思わされている。
健康も食べ物も遊びもすべて、誰かが与えてくれるものと思わされている。

京都の綾部に若杉ばあちゃんという人がいる。
60代の後半くらいの人だと思うのだが、ひとりで山奥で自給自足して暮らしている。
野草料理の権威でもある。
生活費は月1万円くらいで生きていけると言っていた。

で、このばあちゃんが本当に楽しそうなんだな。
自分は幸せで仕方ないと言っている。
私の母親とはえらい違いだ。
うちの母親は、年をとったら何一つ楽しいことはないと愚痴ばかりこぼしている。
これって、市場経済や金や夫や子供に依存している人とそうじゃない人との差なのではないのだろうか、とそんなふうに私は思ったわけだ。

いずれにしても、戦争に加担している企業にノーと言うためには、企業に依存していないライフスタイルをつくらねばならないのではないか、と私は思った。
自分が石油製品を使いたいだけ使っておいて、それでイラクの戦争に反対なんて言えないだろう、と。

だから今では、我が家には石油系化学製品はほとんどない。
トイレットペーパーやティッシュペイパーは、古雑誌などをリサイクルしたものを注文して届けてもらっている。
(これ、安くてとてもいいから、こんどまた紹介しますね。)

一時期は、石けんもシャンプーも洗剤もなしですます方法を試していた時期もあった。
(「楽して徳して得して楽しく暮らそう」という本が参考になった。)
で実際にやってみると、お金などあまり使わなくても生きていけるということがわかった。
しかも、以前よりずっと健康になっている。

よく考えてみると、いままでの生活って悪循環を繰り返していただけのような気がする。
金のためとか言いながら、不摂生して無理して働いて、食事も不規則で、心身のバランスを崩してセラピー受けたりヨガやったりサプリメント飲んだりして、金のために無理をしすぎて金を無駄に使う。
で、そのうち病気になって医療費に金がかかる。
そういう悪循環。

でもそういう悪循環にはまらなければ生きていけないような仕組みになっているのも確かなんだよね。

きょう見学した自然住宅は、日本の林業を再生することまで念頭に置きながら、しかも家を壊したときにすべての建材をリユースできるようにつくっている。化学物質もほとんど使っていないから化学物質過敏症の人でも安心して暮らせる。冬はあたたく夏は涼しく、しかも建築費が高くない。大手建築メーカーとほとんど変わらない値段で、将来的にはもっと安く提供できるように工夫したいと言っている。
なによりもその建築家の人や建築事務所の人たちが楽しくて楽しくて仕方ないというふうに仕事をしているのがいい。
妥協しないで、自分達がいいと思えるもの(建材であれ壁紙であれ塗料であれ)をひとつひとつ探し出し、なければ自分達でつくり、そうやって家をつくっているのだという誇りを感じる。

家を建てる経済的余裕など今ないのだが、思わず「小さい家とかは引き受けてくれませんよね」とか聞いてしまったら、「狭くて小さいスペースにどうやって家を建てるのかって、けっこう建築家魂が燃えるんですよね。採算とか度外視してね」とおっしゃった。
万が一家を建てたりするような奇跡が起きたら、絶対この人に頼むことにした。

追記:
自分が農業に関心を持つようになったのは、インド人のフェミニストであり、草の根レベルの環境運動を支援する研究者でもあるヴァンダナ・シヴァの影響が大きい。
彼女の著書『生きる歓び』は素晴らしい本だ。

             

Book 生きる歓び―イデオロギーとしての近代科学批判

著者:ヴァンダナ シヴァ
販売元:築地書館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年11月 7日 (火)

久しぶりに野菜の写真を。

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取っても取ってもやってくる青虫君には泣かされました。
虫との死闘のかいあって、こんなに立派なブロッコリーを5~6ケ収穫。
食べきれない…。
全部ゆでて、半分は冷凍庫へ。
              

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このカリフラワーは、まんなかのところが虫にかじられています。
ブロッコリーやカリフラワーを育ててみて、野菜作りのたいへんさを痛感。
数株だからいいけれど、もしこれが商品でたくさん出荷しなければならないとしたらいちいち虫をとっていたらものすごくタイヘンだから、農薬や殺虫剤を使いたくなる気持ちもよくわかる…。
スーパーとかで売っているきれいなブロッコリーやカリフラワーは、ちょっとこわくて食べられなくなってきた。
         

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土から掘り出した里芋。
一株にけっこうな量の里芋がついている。
                

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小かぶ。
うち1つは、大かぶになってしまっているけれども…。
とれたてのカブは、少量の塩をふってよくもんだだけの浅漬けが一番おいしい。
すごく甘い。

それにしても、この野菜の写真もう少しなんとかならないものか。
背景をもう少し工夫するとか…とは思うものの、収穫しているだけでいっぱいいっぱいでまったく余裕のない状態でありました。

          

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2006年9月23日 (土)

曲作り、畑の青虫

なんだかバタバタしていて、ブログを書いている余裕がないです。
でも、近況だけちょこっと。

                                    
昨日金曜日は篠笛のお稽古へ。
前回、短い曲をつくる宿題が出ていた。
え、そんな、作曲なんて一度もやったことがないのにできないよと思ってぎりぎりまでやらないでいたのだが、笛を吹き始めたら勝手にメロディが頭のなかに浮かんでくるではないか!
映画音楽とかよく作れるなぁと、音楽にうとい私は音楽をやっている人達に対してかねがね敬意を抱いていたのだが、こんな風に勝手にメロディがわいてくるものなのだとは思ってもみなかった。
けっこう、おもしろい。
作曲家の人の感覚がなんとなく理解できた。

自分は大学時代に詩を書いていて(実は今でもときどき書いていて)、大学時代には詩の雑誌にも少し詩を載せたりしていたことがあったのだが、そのとき知人からこう聞かれた。
「詩ってどうやってつくるの?」「詩なんて、一体いつ、書いているの?」

そう聞かれて私は、「えっ?」と驚いてしまった。
いつって言われても、書こうと思ってさぁ書くぞと書いていたわけではないのだ。
歩いていたりするときに、勝手に言葉がわいてくるのだ。
言葉のほうから勝手にやってくるのだ。
そういう体験をしていない人に、それを説明するのは難しい。

                                                         
作曲も詩を書くのと同じだったんだな…。
メロディのほうから、勝手にやってくるものなのか…。

でも詩を書くのも曲をつくるのもたぶん同じだと思うけれども、言葉やメロディのストックがないと、むこうからやってきたものを受信することも難しいのだと思う。
下りてきた「もやもや」としたものを形にするための、素材となるストック。

自分が回路となって、言葉や音楽の源のようなものとつながる感じ、あの快感、それを久しぶりに思い出した。
また何か作曲してみようっと。

                                       

そいで、きょう土曜日は畑に。

ブロッコリーとカリフラワーに青虫がいっぱいついていた。
このままではブロッコリーもカリフラワーも全滅してしまいそうだったので、本当に申し訳ないとは思いつつも、青虫君には成仏してもらった。

わたしたちは、他の生き物の命をいただいて、生きている。
畑をやっていると、そのことがよくわかる。
そのことから逃れられない。

                                                         
ばたばたしていると言いながら、けっこう長々と書いた。

                        

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2006年9月18日 (月)

連休中

きょうは連休の最終日。

土曜日は畑に行って小松菜とほうれん草と春菊の種をまき、夜は井筒監督の『パッチギ!』をDVDで観た。
こういう映画だとは思わなかった。

いま私の中ではオダギリジョーのマイブームが起きている。
なので、オダギリジョーが出た映画を次々と見ていて、『パッチギ!』を見たのも単にオダジョー見たさから。
なので、こういうメッセージ性の強い映画だとは思わなかった。
そしてオダジョーがこういう役とは。
どうしてまともな役がないのかねぇ。『有頂天ホテル』といい、この『パッチギ!』といい。

『パッチギ!』はよく平和映画祭みたいなところで上映されていたから、平和系の映画なのかなぁとは思っていたけど。
在日の人を描いた映画としては、『GO』のほうが良くできているし、あっちのほうがずっとおもしろい。
でもあえてこの時期(2004年)にこの映画を撮った井筒和幸の気概は高く評価する。
詳しい感想については、また後日。

それからマイ・オダジョー・ブームの流れのなかで、マンガ『蟲師』も買って読んだ。
今度このマンガが映画化され、オダギリジョーが主役をやるからだ。
で、このマンガだがやたらおもしろい。一冊しか買わなかったのだが、早く全巻読みたい。
主人公の白髪で片目の蟲師ギンコはオダジョーにぴったりの役。早く映画も観たい。
映画『蟲師』公式ホームページ
http://www.mushishi-movie.jp/

きのう日曜日は、埼玉県小川町の温泉へ。ついでに手作りの地ビールをいっぱい買ってきた。
小川町は大好きな町。
有機農業の第一人者である金子美登さんがこの町にいて、彼を慕って太陽光エネルギーの第一人者である桜井さんとバイオガスプラントの第一人者である桑原さんが移り住んできて、また金子さんの農場で研修を受けた人達も色々と移り住んで農業を始め、ちょっとしたコミュニティが成立している。

数年前には、市民達が手作りでバイオガスプラントをつくり、生ごみを分解して液肥とバイオガスにする仕組みをつくった。
これを市民達が協力してやってしまうというところがすごい。
ゼネコンなんかに頼んだら莫大な金がかかるところを、200万円くらいでつくってしまった。
これには、APバンク(ミスターチルドレン櫻井和寿、小林武史、坂本龍一がやっている市民バンク)が出資した。
さらにまた今年は、そのバイオガスプラントをもっとちゃんとしたものにつくりなおすプロジェクトが進行している。
まぁ、そんなわけでいろいろなおもしろい人が集まり、いろいろなおもしろいことが起こっている町である。

金子さんの霜里農場は、太陽光エネルギーで井戸をくみ上げ、トラクターは使い済みの食用油を使い、マルチシートも紙製のものを使用している。
石油が輸入できなくなっても金子さんのところはまったく困らないだろう。
自給自足の延長線上にある農業を目指しているとおっしゃる。
また、この小川町は土地の気がすごくいいんだよなぁ。
ここへ行くと、ぼーっとしていやなことをすべて忘れてしまう。

昨日はただ温泉に入りたくて夫と一緒に小川町へ行ったんだけど、小川町以外から来た人達で温泉は異常に混んでいて、2時間待ちの状態。
予約だけして、地ビールを買ったり温泉内にある食堂で酒をのんだりして時間をつぶし、やっと温泉に入れた。
露天には色々な風呂があって、岩の上に寝転がったまま入れるものすごく浅い風呂もある。
温泉で寝転がってずっとぼーっと空を眺めていた。
温泉で日ごろの疲れが出たのか、きょうはやたら眠い。

                                       
宮沢章夫の「富士日記2」が相変わらずおもしろい。
http://www.u-ench.com/fuji2/index.html

Sep.16 sun. 「また、ひとつの舞台を終えて」から、引用する。

もっとだらだらにしたい気持ちもあったのですが、「だらだら」も訓練を積み、稽古を重ねないとだめです。

「対抗」としての「だめ」が、ダンスにおいて、あるいは演劇においてこれだけ顕現してくると、それがあたりまえになり、するとどうしたって「魅力的かどうか」という「問い」がより重要性を増してくる。

だからここでもやっぱり、「だめな身体」の問題になるのだな。特に僕のクラスは、それをどう表現しようか考えており、それはつまるところ、いかに「芝居させないか」になる。むつかしいのは、芝居してもいい者と、芝居してはいけない者がいることだ。その人が持っている固有の身体だ。

打ち上げで宮沢さんがキャバクラ状態に巻き込まれるくだりもおもしろいので、それについては本文を。

                                 
で、連休の最終日のきょうはぐちゃぐちゃになってしまっている家中を、なんとしてでも片さねばならない。
なので、こんな風にブログを書いている余裕などないのだった。

                     

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2006年9月15日 (金)

間引きにんじん

畑でにんじんを間引きました。

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胡麻和えにして、いただきました。

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胡麻和えのつくりかた。
間引きにんじんを軽くゆでて、水にとってしぼり、適当に切って、すり胡麻・しょうゆ・砂糖であえるだけ。
胡麻としょうゆと砂糖の割合はお好みで。
(小松菜やほうれん草の胡麻和えの作り方などがネットで検索できるので参考にしてください。)

私もにんじん葉の胡麻和えは初めて食べましたが、少し苦味があって、いままで食べたことのないような味わい。でもなかなかおいしかった。

                

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2006年9月 6日 (水)

田中泯の公式サイト

『メゾン・ド・ヒミコ』にヒミコ役で出ていた田中泯のダンスが見たいと思ってネットで検索したら、公式サイトが見つかった。
http://www.min-tanaka.com/

                     
「ダンサーとは本来、無名の力であり、場所のメディアであった。私もそうありたい、 と欲するのです。」と書かれてある。
かっこいいなぁ。
             

『私は地を這う前衛である』
20年程前に師である故・土方 巽(ひじかたたつみ)へのオマージュの中で書いた。今もこの精神は私の本質である。
近年では、『私は地を這う農民でもある』と付け加えたいと思っている。

そうなんだよね。
田中泯って農業もやっているんだ。
「RICE PAPER」というフリーペーパーで読んで知ってた。
自分も農をやりたいと思っていたから、舞踏をやっている人がこういうことをやっているんだと知って少なからず影響を受けた。
だって、田中泯って前衛だぜ~。

ヤギやウサギやロバも飼っているんだよ。
いいなぁ。うらやましいなぁ。
一度遊びに行ってみたいなぁ。

            
以下の文章は、公式サイトの中から引用。
あまりにもかっこいい文章なので、全文引用させていただきました。
(公式サイトの方も見てね。) 

                   
人間が土から恩恵をもらって生きられること。
あたりまえのこと。日常のこと、生活のこと。
日々の天気、気温や湿度、雨や風、太陽の光の強さに悩まされるような、かつての時間は、現代では「ひと昔前のこと、、、」と言われてしまうのだろうか。

忘れてしまった時間に古さをつけ加えるいい訳を止めようと思う。
正面から向き合って身体を動かすことで、以前よりもっと深い気温や湿度を感じることがある。

植えた野菜の葉が、昨日の雨や風を見せてくれる朝がある。
もいだ果実の重みが伝えてくれる瞬間がある。

古代緑地の静寂。
私より大きな時間を日常の隅に見つけること。
農業には、古い過去からの反現代、具体の現在がある。

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「ししとう」がいっぱい

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ひとつの苗から、こんなにたくさんの「ししとう」が取れる。
数えたら100個以上あった。
この夏すでに大量に収穫したあとなのに、それなのにまだこんなにいっぱいとれる。
まだまだとれそうだ。すごい生命力。

                  

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ニラの花

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久しぶりに畑に行ったら、収穫を逸してしまったニラが、白い愛らしい花をつけていた。

                   

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2006年7月24日 (月)

田んぼにいたカエル

7月23日(日)は、無農薬で古代米をつくっている田んぼで「田んぼの生物観察会」があった。
私はスタッフでもないのになぜか受付を頼まれ、ノーが言えない私(この性格、本当に変えなくちゃ)は必死に早起きして寝不足のまま出かけていった。
(人に頼まれても、無理してまでは、もうやらないぞ…)

午後は他の方々は田んぼの草取りをしていたが、私は畑に移動して、夕方6時まで作業。
もう、へろへろふらふら。

足に合わない運動靴をはいていってしまったものだから、足は痛いしまめはできるし。
畑仕事を6時に終えたあとは、ひとりで畑の近くの喫茶店に入って、パフェとアイスコーヒーを頼み、タバコを吸いながら2時間近くぼーっとしていた。
というか、動けなかった。

と、愚痴を書き連ねたけれども、「田んぼの生物観察会」それ自体はおもしろかった。
田んぼには、カエルやオタマジャクシやヤゴやオケラやアメンボやクモなどなどの生き物がいっぱいいた!
農薬や殺虫剤を使っていないと色々な生き物が自然にやってくるんだね。

カエル好きの私はおおはしゃぎ。

しかし、「田んぼの生物観察会」をやっていたら、その隣の田んぼに6~7人の人がやってきて、マスクをつけて突然、機械のようなもので何かを噴霧し始めるではないか!
「田んぼの生物観察会」の講師の人が聞きに行くと、殺虫剤といもち病の薬剤をまいているとのこと。農協が無料でやってくれるのでやってもらっているのだという。
(農協は助成金をもらっているので無料でできる。)

クスリをまいていた田んぼ(自給用の田んぼらしい)の持ち主の方は、タダだしやってもらったほうがいいとおっしゃっていたそうなのだが、薬をまくと益虫も死んでしまう。
益虫がいれば害虫を食べてくれるので、害虫が少しいても本来はあまり問題はないはずなのだ。大量発生したとかそういう場合を除いては。

講師の方は、農薬や殺虫剤を一概に悪いとは思わないが、害虫と益虫をちゃんと見分けて、本当に薬剤をまく必要があるのかどうか見分ける必要がある、そのために田んぼの生物のことを自分達も研究し、それについての知識を広めていきたいのだとおっしゃる。

こういう話は本当に難しく、簡単な話ではない。
色々な問題が複雑にからまりあっている。
今回クスリをまいていたのは自給用の田んぼだったが、農家の人だって生活がかかっているわけだし…。

しかし、殺虫剤をまいたあとの田んぼにはアメンボが一匹もいなくなっていた…。

                                 
今年の後半は、農に関する本を読み込んで、自分なりの考えをまとめたいとは思っているのだが…。
農は、政治だとか経済だとかの根幹にある問題ではないかと私はみている。

そもそも日本の食糧自給率って40パーセント以下なんだからねぇ。
日本にはこんなに豊かな土地があるのに、食糧を国外に依存しているなんてどう考えたっておかしいよ。
                

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(画像をクリックすると写真が大きくなりますよ!)

                         

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2006年7月17日 (月)

キュウリのピクルス(レシピ)

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借りている畑で食べきれないほど大量のキュウリを収穫したので、キュウリのピクルスをつくった。
キュウリもピクルスもあまり好きではないのだけれども(どちらかというと苦手なほう)、つくったピクルスの味は絶品。
ビールのつまみにぴったり!

                        

以下、ピクルスのレシピ。

ピクルスの作り方は色々あるみたいだけれども、なるべく手軽にできるような方法を選んだ。

①ピクルス液をつくる。
基本量は、水1カップ、酢1カップ、塩小さじ1.5杯、砂糖大さじ3杯

これに好みで、ローリエや唐辛子や粒コショウを。
私は上記の基本量を各々2倍にしてつくり、ローリエ1枚、唐辛子1ケ、黒粒コショウ6~7個を入れた。

②キュウリを適当な大きさに切る。
(キュウリでなくても、大根や人参やセロリなど、残り野菜ならなんでもいいみたい。)

で、普通は、レシピ液を火にかけ砂糖・塩を溶かし、さめるまで待つ。
その間に、野菜をさっと湯で煮る。
保存容器に、さめたレシピ液と軽くゆでた野菜を入れる。

という手順でやるらしいが、私は面倒なので、耐熱容器にピクルス液と切った生のキュウリをそのまま入れ、電子レンジで2分加熱した。
だけど、砂糖が溶けないで下の方に沈殿していたので、もう1分加熱して、キュウリが入ったままのピクルス液を菜ばしでかきまぜて砂糖を溶かした。
今度からは、電子レンジで先にピクルス液だけ1分加熱し、そのあとよくかき混ぜて砂糖を溶かし、そこに生キュウリを入れて更に2分間加熱したらいいかもしれない。

加熱したピクルス液ときゅうりは、耐熱容器のふたをあけた状態でさめるまで待ち、その後ふたをして冷蔵庫で冷やして一晩置けば食べられる。
1週間くらいは保存が可能。

おいしいし簡単なので、またやってみよう。
ものすごい量のキュウリを収穫すると、それを前にしてただただ呆然としてしまうのだが、こうやってピクルスにしておけばいくらでも食べられる。
ワインにも合いそう。
プレゼントしてもいいな。

                     

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野菜たち

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うだるような猛暑のあとの雷雨。
雨のしずくにぬれた野菜たちは、気持ちよさそう。

土から顔をのぞかせている、ちっちゃな赤いラディッシュ。かわいい。

                        

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2006年7月16日 (日)

モノノケ・サミットのライヴは最高だった!

暑くてブログの更新をする気力がなかなか湧かない。
さっき携帯から投稿しようとしたら、途中で携帯の電池が切れてしまったので、今やっとPCに向かった。
でも長文を書く気力が湧かない。
書きたいことは色々たまっているので、来週には時間をとって、少しまとまったものを書くつもりではいるのだけれども…。

きのうは昼頃に畑の収穫へ。
畑についた途端に雷雨になったが、雨宿りして雨がやんだあとの夏空の下で畑仕事をするのは気持ちよかった。

夕方はソウル・フラワー・モノノケ・サミットのライヴへ。
おもしろかった!
音楽も脱力系MC(大坂系のノリ)もすごく好き。
沖縄民謡をいっぱいやってくれたのが嬉しかったなぁ。
竹田の子守唄もあった。
篠笛の発表会であんな風に吹きたかったんだけれども、道は長い…。

ゲストの寿もよかった。
沖縄音楽がやっぱり好きだ!
三線を弾いてみたい。
来年は三線をやろう。

PCで文章を書くと、頭に浮かんだのとほぼ同じスピードで書けるから、やっぱりコトバが流暢になる。
携帯だとやたら時間がかかってねぇ。
とはいうものの、エアコンもつけずにPCに向かっているので汗が噴出してきている。
もう限界だ。

ちなみに、以下が、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットというバンドについての説明。

行動する音楽団体、ソウル・フラワー・モノノケ・サミット。かのソウル・フラワー・ユニオンの変名アコースティック・ユニットである。95年、阪神大震災被災地への草の根的慰問活動を実施すべく結成。エレキ・ギターを三味線、マイクをメガホン、ドラムを和太鼓、キーボードをアコーディオン--に持ち替え、朝鮮/アイヌの民謡や戦前歌謡などのソウル・フラワー・ヴァージョンを各地で精力的に披露していった。被災地のお年寄りたちはその演奏にいたく感銘を受け、大いに歌い踊り泣いたという。あまりに痛ましい影を残した阪神大震災、彼らの熱い活動が多くの被災者の心のより所となったことは、言うまでもない。
http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD1106532/index.htmlより)

                     

ニューアルバム『デラシネ・チンドン』は、こういう内容。
 ↓
被災地神戸、寄せ場、障害者運動、被差別部落、ホームレス、在日、沖縄、アイヌ、南北朝鮮、香港、ベトナム、フィリピン、東ティモール、北方領土、フランス、アイルランド、セイグワー(登川誠仁)、バタヤン(田端義夫)、エトセトラ……。無数の素晴らしい「出会い」が産んだ、風狂チンドン楽団モノノケ・サミットの新世紀決定盤、いよいよ登場!!

                      

上記の説明を読むだけでも、私の嗜好にあいすぎている~。
もちろんニューアルバムも買ったよ!

                     

彼らのオフィシャル・サイトは以下↓
http://www.breast.co.jp/soulflower/index.html

                          

              

DERACINE CHING-DONG Music DERACINE CHING-DONG

アーティスト:ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
販売元:3Dシステム
発売日:2006/06/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年6月13日 (火)

畑の収穫物

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いんげんもそろそろ収穫しなきゃ。
(クリックすると大きな画像が見られます。)
                   
                  
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農園で育っているミント。 

                  
                                      
                                     

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収穫したホウレン草。

                
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胡麻あえにした。
やわらかくて、おいしい!

                

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たんぼの写真

今回整備した田んぼは、東村山の北山公園の中にある。
北山公園は、狭山丘陵を背景にした自然公園。
豊かな水と緑に囲まれ、170種類7千株10万本の花菖蒲が咲き乱れている。

田んぼの整備をした日は、菖蒲まつりの真っ最中で、北山公園はすごい人。
その中にある田んぼで、私を入れた計4人で、泥に足をとられながらへっぴり腰でクワをふるう。
通りがかった人が、「いったい何をやってるんですか」「あらあら足が抜けなくてたいへんだ!」などなど口々に声をかけてくれる。
まるで見世物だ…。

                     
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こんなにキレイな菖蒲が咲き乱れている公園。
(画像をクリックすると、フルサイズの写真が見れます。)

                    
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写生をしている人も。

                  
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これが、水路をつくった田んぼ。ふぅ。

                    
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2006年5月15日 (月)

アイヌの萱野茂さんを追悼する辻信一氏メール転載

赤ワインをいっぱい飲んですごく眠かったのに、安田弁護士バッシングについて書いていたら、すごく夜遅くなってしまった。
ねむい…。

寝る前に、ちょっと転載したい情報があったので、それを転載しておきます。

私はナマケモノ倶楽部の会員なので、メーリングリストでこの辻さんのメールは既に読んでいて、感動していた。
でもメールを勝手に転載するのはまずいだろうなぁと思ってがまんしていたら、坂本龍一氏が辻さんの承諾をとって転載していたので、私はさらにその坂本龍一のブログを転載しておきます。

六ヶ所村のことも、いろいろ考えたいんだけど…。
とにかく今はもう寝ます。

以下、そのアドレス。
http://blog.sitesakamoto.com/index.php?itemid=185

                                                

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2006年5月 5日 (金)

「あかね」でラダックについて語り合った

5月3日は、早稲田にある交流イベントスペース「あかね」というところで開催されたワークショップ「みんなで描くコミュニティ」に参加した。

「あかね」というちょっと怪しげな交流スペースには、いつか行ってみたいと思っていた。
でもなにかきっかけがないと入りづらい雰囲気だったので、今回行けたのが嬉しかった。
(やっぱり、あやし・おもしろい雰囲気だった!でも、すごく居心地がいい。)

ワークショップのファシリテーターは、地球と人のケアテイカーを目指して地元青梅で「ウォーキング・レボリューション」を実践している小川浩一さん。
http://caretaker.blog.ocn.ne.jp/
http://caretaker.blog.ocn.ne.jp/comgarden23/
http://afutures.net
                                       

ワークショップの内容は、ビデオ『懐かしい未来:ラダックから学ぶこと(55分)』と続編『地域から始まる未来:グローバル経済を超えて(25分)』を観て、一人ひとりのコミュニティの記憶を呼び覚まし、お互いに体験を語り合うことで、コミュニティはなぜ必要なのか、どうして失われつつあるのかを一緒に考えてみようというもの。

ラダックはヒマラヤの西のはずれにあり、小チベットとも呼ばれているところ。
近代化や開発の波にもまれつつも、独自の文化を守ろうとしている国で、私はかねがねこの国に関心を持っていた。

ラダックのビデオと本の詳細は、以下をご覧ください。

●ビデオの詳細
http://www.afutures.net/modules/tinyd1/

●参考書籍
ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ『ラダック 懐かしい未来』(山と渓谷社)
http://www.afutures.net/modules/tinyd0/

                                                                  
                                                             
当日のワークショップには、店に入りきれないくらいの人が集まった(と言っても店自体がすごく小さいのでそんなに大人数ではないのですが)。
ビデオ2本を見て、参加者ひとりひとりが自己紹介とビデオの感想などをシェアしただけで、時間切れに。
でも、いろいろな方が参加していておもしろかった。

ラダックのような伝統文化やローカリゼーションを賛美する意見だけでなく、否定的な見解も出たのがよかったと思う。
こういう場に行くと反対意見を出しにくい雰囲気になるのだが、ここでは、多様な意見が出し合える自由な「場」の雰囲気が作られていたように思う。

触発されて、私も色々と考えることが多かった。
それを書き始めると時間がかかるので、今回は簡単な報告だけ。
自分がここ数年考え続けてきたことと重なる部分も多く、きちんと頭の中でもう一度整理しなおして書いてみたい。

私って、対等な関係性の中で自由に自分の意見を出し合える、こういう「場」が大好きなんだよね。
建前だけじゃなくて、自分の本当の気持ちだとか、自分の弱さとか不安とかも含めて語ることができる「場」が好き。

専門家やある種の権威的な人物がやってきて、そのお話を拝聴するだけなんていうのは少しもおもしろくない。
私は自分の頭と自分の言葉で考えたいんだ。
そして、他の人が本音の部分で何を考えているかを知りたいんだ。

そういう本音をゆっくりと時間をかけて語れる場というのは余りに少ない。
しかし、今回のワークショップは、それが成り立っていた貴重な場であったと思う。

小川さんや参加者の方々のキャラクターや、あかねというスペースが、この稀有な「場」をつくりあげることを可能にしていた。

こういう場や機会がもっともっと増えていったらいいのにな、と思う。
いろんな立場の人が集まって、話し手のコトバにきちんと耳を傾けることができる場と空間。
そういう場が増えていけば日本は変わっていくのではないかと、楽観的に思ったりもするのだ。

自分とは立場や価値観の異なる人の話をじっくりと聴く機会が少なすぎるのだ。
話を聞く前に、自分とは異質な存在を、先入観だけで排除しようとする。
そのことが一番おそろしいことだと思う。

                                                                            
参加者の中には「だめ連」を創設した方もいて、この方の話には頷ける部分が多かった。
自分の自尊心の低さとかそういう部分から考えていきたいとおっしゃっていて、それはすごく共感できる。
自分の問題と切り離して、いくら平和とか近代とかグローバリゼーションとかそういうことを考えたってだめなんだ。
すべてはつながっている。

ラダックのビデオの中には、欧米のライフスタイルが入ってきたときに、ラダックの人たちは自分達の文化が貧しくてだめなものだと思い始めてしまったというような部分があった。
「豊かさ」とは何か。
人に与えられた答ではなく、自分の言葉として、自分の「生」の中からそれを紡ぎだしていかねばならない。

彼(「だめ連」の人)は、こんどオルタナティヴラジオを開局したそうだ。
以下は、その告知。

Radio Freedom
http://www.voiceblog.jp/freedom/
息苦しくなる一方のこのセカイで、僕らはいかにして自由で創造的で歓びに満ちた生を確保していけばいいのか。気鋭のスピーカーたちがディープに語り合うオルタナティヴラジオ開局。鶴見済×神長恒一×perry

                                                            
それから、5月下旬に『ラダック 懐かしい未来』の著者であるヘレナ・ノーバーグ・ホッジが来日する。
色々とおもしろいイベントやシンポジウムなどが企画されている。
詳細は、以下のサイトで。
http://www.afutures.net/modules/news/article.php?storyid=8

                                    

ラダック 懐かしい未来 Book ラダック 懐かしい未来

著者:ヘレナ ノーバーグ・ホッジ
販売元:山と溪谷社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年5月 1日 (月)

「小さな声」も、集まれば「大きな声」になる

以下、ジャーナリスト山岡俊介氏ブログの中の「4月28日共謀罪強行採決、見送りに」(2006.04.30)の記事のアドレス↓
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2006/04/post_7fb3.html

強行採決を見送った「最大の理由は、世論の反対の声に配慮したためだ」とある。

メーリングリストに流れてきた情報によると、4月28日の衆議院法務委員会で最後に質問に立った議員が、「このところ市民運動が、弾圧されるのではないかという懸念から盛り上がり、マスコミにも取り上げられ、この法案の危険性が色々取りただされており、十分な審議がなされたとはいえないではないか。沢山のファクスや市民の反対をどう受け止めるのか」と問い詰め、法務大臣はこの法案の真意がまだ行き渡っていないことを認めざるをえないようだった、とのこと。

市民の反対運動やメールやFAX攻勢が、一定の効力を発っしているんだなぁ。
驚き。
そういうのって、政治家とかは平気で無視するのかと思っていたけど、世論を恐れているんだな…。

何をやっても変わらないと最初からあきらめてしまうのではなく、どんな小さな声でもいいから、声を上げていくことが大事なんだなと痛感した。
ひとつひとつは「小さな声」であっても、それが集まれば「大きな声」になり、社会や世界や政治を変えうる。
                                       
                                                                     
それにしても、ここ1~2週間は本当にばたばたしていて、心身ともに疲弊した。
でも、昨日は青梅のほうへ援農に行き、自然の中で畑仕事をしながらゆったりと流れる時間を久しぶりに楽しんだ。
いまだに昔の古い集落が残っていて、こんなに近くに、こんなに手つかずの自然があったのかと驚く。
でも、ここもまた、地元住民に対する十分な説明もないまま高圧送電線建設工事が始まり、大量の木々が伐採され始めているのだとか…。

あぁ、もう!

                                 

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2006年4月24日 (月)

スロービジネススクール

キャンドルナイト

スロービジネススクールの合宿で、金曜日から日曜日まで、神奈川県の藤野に行ってきた。
上の写真は、二日目・土曜日の夜に行ったキャンドルナイトの写真。

合宿には60人くらい参加したのだけれども、とにかくみんな酒をよく呑む…。すごい。
明け方近くまで呑んでも、みんな早起きしてワークショップをちゃんとやってるからタフだなぁ。

私は、きょう月曜日も朝早くから外出する用事があって、さっき帰宅し、疲れがたまっていてもうへろへろ。

田中優さんの講演もすごくおもしろかった!
優さんの話を聞くのは3回目だけれども、何度聞いても、元気になる。
彼の話には、絶望を希望に転じさせる力があり、ひとりひとりに何ができるのかを教えてくれる。
                           
以下、スロービジネススクールのHPアドレス。
http://www.slowbusiness.org/

                         
中村隆市校長と直に会ったのは初めてだけれども、少年みたいに純粋な人だった。
初日の夜、酔って、思わず深夜まで引き止めて話してしまった。

中村隆市校長と辻信一さんが対談した本『スロービジネス』の詳細は、以下のサイトでご覧ください。
すごく、いい本!
http://www.yukkurido.com/items_book_slowbuz.html


では、そろそろ寝ます。
あ、それから、ここ数日外出のためコメント&トラックバックを受け付けない設定にしていましたが、帰宅したので解除しました。

                       
ついでに、以下は田中優さんの本です。

                         

戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方―エコとピースのオルタナティブ Book 戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方―エコとピースのオルタナティブ

著者:田中 優
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2006年4月 1日 (土)

「農」はおしゃれ?

豊かさだとか幸福のイメージというものが、マスコミだとかさまざまな情報によって刷り込まれているのではないかという気がして仕方ない。

こういうモノを所有すれば豊かになれる、幸せになれる、こんなおいしいモノがある、あの国にはあんなに素晴らしい景色がある……。
そういうものを獲得しなければみたされないように思い込まされている。
だから、もっと、もっと、もっとと追い立てられるようにそれを求めてみるのだが、少しも幸せになれない。
それは誰かがつくった幸せのイメージで、そういうレディーメードの価値観にあわせてみても少しも幸せにはなれないのに、みんながそっちに向かって走っていく。
強迫的なまでに。

そういうモノを持っていない者や、そういう場所へ行ったことのない人間は「負け組」とされるのだ。

だが思うのだが、ものすごくお金をかけて宇宙旅行でもしなければ感動を得られない人よりも、道端の小さな一輪の花に感動できる人の方が、ずっと豊かなのではないかと。

誰かに与えられた価値観ではなく、自分の価値観をつくっていく。
そうすれば、人がどう思おうとも、人とは違っていても、自分はみたされていられる。

「農」や「家事」についても、手垢のついたイメージがいっぱい貼りついている。
そういう労働がほんとは楽しくてかっこよくておしゃれでっていう風に、自分がイメージを新しく作り変えていけばいいんだ。
いやな労働を分配するという形ではなく。
だって実際に楽しいわけだし。

でも、もちろん、自分は楽しいと思わないっていう人がいたっていいと思う。

ひとつのイメージだけが貼り付けられていて、実態や自分個人の実感からかけはなれているかもしれないのにイメージだけが先行していて、みんながそれを信じ込んでしまっているということが私にはこわいんだ。

でも、「農」に対するイメージはこれからどんどん変わっていくんじゃないかな、と私は実のところ思っている。

だって、あの糸井重里が「野菜づくり」とか言い始めたんだから。

『糸井重里のつくって食べようおいしい野菜』を読みながら、しばし感慨にふけった。
こぐれひでこや小泉今日子が野菜作りをやっているんだからね。

こぐれひでこの夫である小暮徹(カメラマン)は、野菜づくりのおもしろさについて、この本のなかでこう言っている。
「野菜を育てるということは、全体の動きすべてに自分がかかわり合って、円を閉じるように終わることができる。「私から私へ」、つまり私から始まって私に戻るという満足感がある。
できた野菜を食べちゃったときに、今までとは相当違う感じがした。実を感じたというか、生きている実感がしたんだ。だから野菜づくりへと移行したんだろうね。」(p50)

そうそう、生きている実感。まさにそれなんだ。

永田農法はベランダ菜園にも向いているらしいから、家では永田農法にチャレンジしてみようかな。

糸井重里の つくって食べようおいしい野菜 Book 糸井重里の つくって食べようおいしい野菜

著者:糸井 重里,永田 照喜治,こぐれひでこ
販売元:NHK出版
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農園報告その3

きょうは白石農園の講習はお休みなのだが、畑の様子がどんな風になっているか見に行った。
                                                                              

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ミズナとコマツナとルッコラ、いっぱい芽が出ていた!
                                

                                        
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ミズナの芽。
                                  

                                       
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大根の芽も出ていた!
                             

                                    
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先週定植したキャベツの苗が枯れているような気がするのだけれども、だいじょうぶだろうか…?

                              

強風の日が多かったので、カンレーシャ(寒さを遮断するネット)がずれかかっている。
ネットのはしに土をかけておさえてきたけれども、また風でずれてしまいそう。
洗濯ばさみを持っていけばよかった。

来週行くときは、せんたくばさみと、カットしたワイヤーハンガーと、それから割り箸(畝をつくったり種を蒔いたりするときの目安として土に立てるため)を忘れないようにしよう。

(写真は、すべて、クリックするとフルサイズ画像になります。)

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「農」に関心をもったわけ(2)

3月19日の記事に書いた、「「農」に関心をもったわけ(1)」の続きを書こうと思うのだが、どうしても書けない。
                                                          

そもそもの発端は、自分がウツになって、自助グループやグループセラピーに通い始めたことにある。
それと同時に、自分でも精神療法(心身統合療法)のセラピストになるためのトレーニングを受け始めたのでもあるが。

ここから自分の人生や価値観ががらっと変わっていくことになるのだが、いろいろなことがいちどきに起こり、いろいろなことを考え、それが複雑にからまりあってしまっていてうまく整理できないのだ。
                                                            

グループセラピーを受けている過程で、虐待や暴力の犠牲者、摂食障害、自傷行為、ひきこもり、アルコール依存、薬物依存、などなどの方々の話を多く聞く機会をもった。
そのことがまず、自分が立脚していた世界観を根本から崩すことになってしまった。

自分が当たり前だと思っていた安全な世界が、当たり前に存在していない人達がいる。
自分は何を見ていたのだろう、と思った。

その頃から、ライターとしての仕事をする気力が急速に萎えていくことになる。

自分にはもっと他にやるべきことがあるのではないか、もっとずっと昔にやりたいと思っていたことがあったのではないか、それを思い出さなくては前に進めない…という、そんな感じ。

小学生の後半から高校生くらいにかけて、私はずっと、暴力はなぜ起こるのだろう、差別はなぜ生じるのだろうと、そんなことばかり考えていた。
でも、大学に入った頃から、そんなこと考えても無駄だ、そんなこと誰も気にしていない、もう考えるのはやめよう、と思った。

あの時宙吊りにしたままの疑問をきちんと考えろと、自分のなかの何者かが、私にそれを突きつけてきたような気がした。

セラピーを勉強することでそれを理解しようとした。
でも、セラピーを勉強しているうちに、個人の心が問題なのではない、と思うようになった。

それから女性問題の本を読み始め、またフェミニストと呼ばれる人達とも出会い、色々な勉強会にも参加した。
私はフェミニズムの貢献を高く評価している。
フェミニストの方々が社会に働きかけてくれなかったら、社会は変わらないままだったし、私が今こんな風に自由に発想できる土壌すらなかったかもしれない。

でも、フェミニズムだけで問題が解決するとも思えなかった。
男社会に対するアンチでやっても、根本的な部分は変わらないのではないかと思った。
(もちろん性差別に対してノーと言い続けることは絶対に必要なことだし、私もそれに対してできるかぎりのことはやっていきたいとは思っているが。)

価値観のモノサシを根本から変えていくことが必要なのではないか、と思っていた。
その時に、地域通貨の考え方と出会うことになる。

ひさしぶりに文章を書く仕事をする気になり、というのも取材をしてみたい人がいたからなのだが、それでその人を取材に行った。
かつて日本で行われていた民間療法(手技のようなもの)を受け継いでやっている人だった。

その人を取材に行ったのだが、その人はその民間療法のことは余りしゃべってはくれず、地域通貨はおもしろいとそればかり言っていたのだ。

それがきっかけになって地域通貨をやっている人達と出会い、自分でも地域通貨を使い始めた。
特に森野栄一氏がやっているWATの考え方がおもしろかった。
何がどうおもしろいかということを書き出すとたいへんなので、ここには書かないが。

ここからどうして「農」に結びついていくかということなのだが、色々とこんがらがっていてまだうまく整理できていない。
                                                                   

暴力の背景には経済問題があり、それをなんとかしないと暴力や虐待はなくならないと思ったこと。
アンチでやっていってもだめで、豊かさや生きる意味を根本から変えていかなければだめだと思ったこと。
市場経済への依存を減少するには、消費者から多少なりとも生産する側へまわらなければならないと思ったこと。(ヴァンダナ・シヴァからの影響大)
日本の食糧自給率の低さに愕然としたこと。
家事や育児など本当に生きるために必要なことが低くみなされているのは、それが経済活動ではないから。
同時に、生きるために本当に必要なもの、野菜などがこんなに安いのはなぜ?
(輸入される野菜のほうがなぜ安いの?)

周囲の人達を見ていると、嫌な仕事でも食うためにはやらなければならないと言う。
そうなのだろうか。
ほかの選択肢はありえないのか。

また、自分は暴力や戦争とは無関係な気でいるが、それは本当にそうなのか。
自分が無自覚のうちに、それに加担していることがあるかもしれない。
たとえば、自分が今こうやって享受している豊かさのしわ寄せをくっている人がいるのでは?

グループセラピーや自助グループに参加していて思ったのは、社会のしわ寄せが全部弱い人のところに集中してしまっているということだった。
暴力をふるうのも弱い人だ。
自分は無関係だと言っていられるのだろうか?
                                                                  

ぜんぜん、まとまらない。
思考プロセスがまだうまく整理できない。

でも結局思ったのは、まず自分自身が自分の生活を変えていくことから始めようということだった。
自分が、自分の今いる場所で、自分のできる範囲で、自分のやり方で「変化」を起こしていこう、と。

誰かが何かを変えてくれるのを待つのではなく、ものすごく小さくてもいいから、自分が必要としているもの、自分が求めているものを自分で創造していこうと思った。
                                                                     

そう思って、2年前に自助グループを始めた。
言いっぱなし・聞きっぱなしで、悩みや問題を対等な人間関係の中で話すことができるグループだ。
誰も来なくてもいいから、自分がひとりで座り続けることで、そういう「場」をつくっていこうと思った。
悩みや問題を話せる場があれば、本当に追い詰められる前になんとかなるはずだ、そうやって助け合うことができる関係や場があったらいいと。

その「場」を自分が続けたことは、自分自身をエンパワメントすることにほかならなかった。
そして2年経った今、その役目はとりあえず終わったかなと思っている。
参加してくださっていた方々が、私が仕切らなくても、主体的に場をつくってくれるようになった。
                                                                     

自助グループのことは書き出すと長くなりそうだから、近々に立ち上げる予定のホームページの方に書くつもりだ。
自助グループとはなんぞやということや、ネイティブ・アメリカンの伝統の中で行われていた「サークル」やフェミニズムのCRとの類似点も含めて、そっちで説明する。

「農」に関心をもった理由についても、もう少し自分の考えを整理してホームページの方に書くつもり。

セラピーについてここ数年いろいろと考え続けてきたことは、セラピー論として原稿にまとめた。
これは、ある専門誌に掲載される予定になっている。

                           

                                     

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2006年3月25日 (土)

農園報告その2

P3250002

先週から始まった「東京で農業 入門コース」の2回目。
場所は、練馬区にある白石農園。
きょうは快晴で風見鶏も気持ちよさそう!

でも私は、昨日ブログに書いたとおり、腱鞘炎なので作業ができない。
なので本日は撮影に徹します。

P3250009

先週種を植えたミズナの芽が出たよ!
見える?
写真をクリックしたら、フルサイズの画像が表示されるように設定しておいたから、見てみて!小さくてかわいい芽。

今日の作業は、まずはホウレン草の種まき。

P3250013

上の写真はホウレン草の種。
種の色がブルーなのはわかるかな?
写真をクリックして大きくしてもらったら、種の色がわかると思う。
もともとこういう色なのかな?それとも種屋さんがつけた色?
わからない…。

P3250011_1

土の上にみぞをつけ、2~3センチ間隔ごとに一粒ずつホウレン草の種を置き、土をかぶせる。

次は、先週土に肥料をほどこして耕しておいたところに、大根の種まきとキャベツの定植。
まずは、70センチ幅の土のベッドをつくり、そこにビニールマルチを敷いて、大根の種をまく。

P3250014_1

70センチ幅のところに支柱を置き、支柱の外側の土をちょっとだけ内側に盛って土のベッドをつくり、ていねいにならす。
それから今度は、支柱の外側に土をかきだす。(こっちがメイン)
ビニールマルチを敷いて、それを土でおさえるため。

P3250018_1

こんな風に、土のベッドの上にビニールマルチをかけ、ビニールをかぶせたはじのところに、クワを使って(あるいは手で)土をよせていく。最後に足で土をしっかりとかためる。

マルチを使うと、雑草が生えず土の温度が保たれ(だよね?このへん、うろ覚え)、野菜の育ちがよくなり、形のいい野菜ができるそうだ。

P3250020_1

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大根の種はやっぱり不思議な色…。

マルチの穴に、手をゲンコツの形にして入れ、深さ2センチくらいの穴をつくる。その穴に大根の種を4粒少し離して置く。最後にふたにぎりくらいの土を乗せ、土をとんとんと叩き、じょうろで水をやる。あとは水もやらないでほったかし。
土を叩くのは、芽(目)が覚めるから!
種の袋に入っている間、種は眠っている。
それを土の中に入れ、とんとんと叩くことによって種と土をよく密着させてやると、そこで初めて芽がでてくる。(ファンタジーだ!)

ひとつのマルチの穴に4粒の種を置くのは、一番元気のいいのだけ残して後は間引きするため。
種まきしてから4~5週間たって20センチくらいになったときに間引く。
その時間引かれた「まびき菜」はやわらかくて、とてもおいしいらしい。

マルチの1列には大根の種をまき、隣の列の穴3箇所にはサンチュを各3粒ずつまいた。
下の写真はサンチュの種。

P3250022

次は、キャベツの定植。
キャベツを定植するために、幅30センチ高さ20センチ程度の畝(うね)をつくる。
ベッドに比べて幅の狭いものを畝という。
(畝の写真は撮り忘れた!)

支柱を置いて、両側から土を盛り上げ、高さ20センチの畝をつくるのだ。

畝をつくって畑の準備ができたら、キャベツの苗をとってくる。

P3250027P3250032_1 大根や人参は種を多めにまいて間引く作り方だが、キャベツは、苗をつくり一回根を切って植え替えることにより、根の繁殖がよくなる。また、苗床に置いておくことで畑も自由に使える。
この苗は、去年の11月に種をまいたもの。
スコップで掘り出すようにして苗を取り出す。
葉っぱはぼろぼろでも根がちゃんとしていたらだいじょうぶ。
ただ、葉の真ん中にある芯がちゃんとあるかどうかだけ確認。
苗を取り出したら、なるべく早めに定植すること。

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畝の上に30センチ間隔で植える。
土を掘って、掘った所に浮かすように苗を手に持って、土を根の周りに入れていき最後にしっかりとおさえる。
深く植えすぎないことがコツ。
苗物は浅植えが基本。深く植えると枯れる。
根元の周囲を他より低くしておいて、水をやった時に水がたまるくらいにしておく。
最初だけはたっぷり水をやって、いじめられた根を助ける。
あとは収穫まで水遣りはいらない。
水をやりすぎるとよくない。

                                             

キャベツの定植が終わったら、次回のために畑の準備。                                                 

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2週間後のトウモロコシのために、肥料をまき土を耕して準備。
上の写真で、トウモロコシのためにまいてある白い肥料は「野菜名人」。
チッソとリンサンとカリの比率が、9:11:6。

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今度は、3週間後の枝豆の準備。
まいているのは肥料だけれども、トウモロコシの肥料と違うもの。
枝豆専用配合肥料で、チッソとリンサンとカリの比率が、6:11:12。
こんりゅう菌というのが枝豆と共生していて、大気中のチッソを土の中に固定するためチッソが少なめでいいというような話だったと思うけど、このへんちょっと記憶があやしい。
(間違っていたらごめん。)
豆類は、やせた土でもよく育つのだそうだ。

                                                      

最後に、土のベッドにカンレーシャ(寒さを遮断するネット)をかける。
かけるのは、大根とサンチュのベッドと、ミズナ・コマツナ・ルッコラ・ホウレン草のベッド。

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支柱を、土のベッドから5~10センチ離して垂直に立て、それをカーブさせて反対側にさす。
その上からカンレーシャをかぶせ、支柱1本につき3箇所くらいせんたくばさみでとめる。
ネットの両端は縛り、ワイヤーハンガーをカットしたもので縛った部分をぐっとおさえ、その上に土をかぶせる。また両側も土でおさえる。

風でネットが動いて葉っぱをこすったりすると逆効果なので、風に負けないようにしっかりと固定するのがコツ。

カンレーシャは、雨よけ、日よけ、虫よけ、鳥よけになり、農薬も使わなくてすむ。
これはプロの農家の技だそうだ!



きょうは作業がいっぱいあった。
こんな日にかぎって、私は腱鞘炎で作業ができない。
別にさぼっているわけじゃないからねー。

レポートがやたら長くなってしまったけれども、これは私の勝手な個人的事情によるもの。
その日の作業をこうやってきちんと記録しておかなければ、すぐ忘れちゃうから。
個人的に記録するだけと思うと、けっきょくずるずるとやらないまま終わっちゃう。
だからブログに記させていただきました。(私的利用、失礼しました。)

畑に行くと気が大きくなるのかなぁ…。
帰りにいつも大泉学園の駅ビルで、ビールのんだりワインのんだり洋服買ったり、やたらお金使っちゃうのはなぜだろう?

白石さん、本日もていねいなご指導、ありがとうございました!

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2006年3月19日 (日)

「農」に関心をもったわけ(1)

昨年の秋、久しぶりに昔の友人たちに会った。
私がセラピーのトレーニングを受けていた頃、一緒に学んでいた仲間たちだった。
なぜみんなで集まる機会があったかというと、仲間の一人が病気で亡くなったからだった。
そして、その葬儀で久しぶりに再会することになったのだ。

何年ぶりの再会だったのだろう?
臨床心理士として病院に勤務している人あり、声優をやっている人間あり、出家してまた還俗した人あり、いろいろだった。

そのとき私は既に「農」に興味を持っていたので、「農業に関心があって自分でも畑をやりたいと思っている」と仲間に話した。
そうしたら、みんなかなり驚いていた。
「かつての○○子ちゃんと真逆じゃない?」と言われた。

真逆なのかなぁ…?
そうなのかもしれない。
どちらかというと退廃的な似非(えせ)芸術家風だった私、酒とタバコと夜更かしとサブカルチャーが好きだった私がなぜ「農」に関心を持ったか、不思議に思われても仕方がないかもしれない。

「どうして農業に関心をもったわけ?」と聞かれて、自分が「農」に関心をもつようになったプロセスを自分でもう一度たどってみた。

次回は、それについて記してみたい。

そういえば、つい最近大学時代に一番仲のよかった男友達と久しぶりに会った。
彼とは大学時代いっしょにアングラ芝居をやっていて、彼は今、地方のテレビ局に勤めている。
距離的にも離れているし、お互いに忙しくて、会うのは10年ぶりくらいだった。
彼が仕事で東京に出てくる機会があったので、一緒に野田秀樹の芝居を見に行って久しぶりに一緒に呑んだ。

その彼からも、こう言われた。
「○○○(私のこと)って、こういう人だっけ?こういう人だったんだ…」と。

以前の友人からすれば、今の私は、どうも昔の私とはまったく異なる人間に見えるらしい。

(つづく)

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2006年3月18日 (土)

今年は農業に挑戦!~農園報告その1

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きょうは、東京都練馬区にある「白石農園」というところで、農業の手ほどきを受けた。
上の写真は、白石農園の入口にある風見鶏。

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みんなで土を耕しているところ。
私は初めて鍬を手にした。
空気と肥料を混ぜ合わせて、いい土にする。 

                                                                                               

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じゃがいもの定植。
20センチくらいのみぞを掘り、そこに堆肥と肥料を入れて混ぜ合わせ、土を10センチくらいもどしてから種イモを並べる。並べた後に、土をかぶせる。

種イモが直接肥料にあたると腐ってしまうため、土でサンドイッチするのだ。
                                                            

P3180006_2小さい種をまくための、みぞをつくっているところ。
種をまく前には、耕した土を盛り上げて鍬で平らにして、種のためのベッドをつくる。

                                                                                                

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今日まいた種は、ミズナとコマツナとルッコラ。
ものすごく小さな種!
こんなに小さな種が、ミズナやコマツナやルッコラになるなんてすごく不思議。

ちっちゃな種を3センチ間隔で一粒一粒置いていくのは、すごく根気のいる作業。
あ、2つ落ちちゃった!ひとつずつちゃんと置かないとからまってねじれた葉っぱになるらしい…。
                                                     
来週は大根とキャベツをやる予定。  

そんなわけで、今年は夏ごろまで、農業の基礎を学ぶことになりました。
教えてくださるのは、都市農業のプロである白石好孝さん。
この白石さんがいい感じなんだよなぁ。
陽にやけていて、笑顔が素敵。ギャグをとばしながら、楽しく農業を教えてくれる。

今日まいた種がどんな風に育っていくか、随時レポートしていく予定です♪
      

「東京で農業」入門コースを開催しているPARC自由学校のHPは、
http://mail.parc-jp.org/main/a_fs/kouza/2006/23/index_html
      

以下は、白石さんの著書。

都会の百姓です。よろしく Book 都会の百姓です。よろしく

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2006年3月 3日 (金)

たまおこしの会

3月1日(水)の夜は、「たまおこしの会」の「おいしい定例会」に参加した。場所は、自然食レストラン『でめてる』(国分寺駅北口 徒歩数分)。
たまおこしの会は、会則なし、代表も役員もなし、会費もなし、事務局もなしという会。

「やりたい人が手を揚げて、参加する人がこの指にとまる方式。『この指とまれ方式』別名プロジェクト制。 だから会員になっても、ならなくても、特に特典もなにもなし。緩やかなネットワークです。 」とのこと。(こういうところが大好き!)

私は入会したばかりで、定例会で皆さんにお会いするのは、この日がはじめて。
「でめてる」さんに入っていったら、数人の人たちがマクロビオティックの話に花を咲かせている。
今年になってから既に何度も禁煙しているのに、いっこうにタバコをやめられない私がこの場に溶け込んでいけるだろうか…と少し緊張する。しかしその緊張も杞憂だった。

ゆるやかなネットワークだけあって、参加している方々も、とても「ゆるやか」な方々で嬉しい。
企画してくださった、地元で農家をやっている飯田さんがとてもいい雰囲気といい味をだしていらっしゃる。

有機農業や自然農に関心をもっている方のなかには、ときどきかなりストイックな方や強い意見をもった方もいて、軟弱でゆるゆるな私はときにひいてしまうこともあるのだが、この場にいた方々はなんかみんな人間くさくて、いろいろな立場の人たちがいて、とてもとても居心地のいい集まりでした。

飯田さんの高校時代の先生や同級生の方もいらしていたのには、びっくり。
高校時代の先生と、こうやってずっと友達のようにつきあっていられるなんて信じられる?
(しかしこの先生、だじゃればっかり言ってたなぁ…(笑))

国立市の澤登さんという方が育種した新しいぶどう品種で作ったワインを、いろいろと試飲させていただく。
フランスワインとは違うあっさりした味わい。日本料理にもあう。

それと、「でめてる」さんの料理も、すごくおいしい。
(玄米があんなにおいしくなるとは思わなかった。)
以前、どこかでチラシをもらったことがあって「でめてる」さんのことは知っていて、一度行ってみたいと思っていたのだけれども、こういう機会に行くことができて本当によかった。

おいしいワインと、おいしい料理と、すてきな人たちとのおしゃべり。
楽しい夜だった。

有機農業や自然農、地域通貨などに興味をもってから、すてきな人たちとのご縁をいっぱいいただいていてありがたい。

飯田さん、こんど援農に行かせてくださいね~。

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