伊豆温泉旅館宿泊券が当たって、伊豆・箱根の旅をしてきた
3月19・20日と、伊豆→箱根の旅をしてきた。
なぜ行ったかというと、昨年浄水器を購入し添付されていたアンケート葉書に記入して投函したら、なんと!伊豆の温泉旅館宿泊券(二人分)が当たったのだ!!
私の人生初の快挙である。
そんなわけで、夫と一緒に伊豆の温泉宿に一泊した。
せっかく行くのだから、ついでに箱根かどこかにもう一泊しようかどうか随分と迷った。
しかし、我が家には老犬2匹がいる。
この2匹を飼い始めてから私たちは長期の旅行ができなくなった。
飼い始めて間もない頃、犬を獣医さんに預けて、夫と一緒に一週間くらい海外旅行したことがある。
そうしたら、男の子犬のほうは獣医さんのところのケージから出たがって、頭をケージにこすりつけてすりむけるほど寂しがったらしい。
一方女の子犬のほうは、海外から戻ってきて抱き上げたら肩まで駆け上がってきた。よっぽど怖くて寂しかったのだろう。
たぶん、捨てられてしまうと勘違いするのだと思う。
短い旅行でも獣医さんに預けて連れ帰った後は、ストレスですごい下痢になってしまい家中がたいへんなことになる。
そんなわけで旅行に行くことがなかなかできない。
なので、今回も結局一泊するだけにして、帰りに箱根に行って遊んでそのまま帰宅することにした。
しかし一泊だとしても、犬のストレスと犬のストレスを見ている我々のストレスときたらたいへんなものだ。
獣医さんに預けると(もう何回も預けているのだから、少しは慣れてくれてもよさそうなものなのに)この世の終わりかと思うような哀れな声を出して、キューンキューンと鳴く。そして訴えかけるような目をして見ている。
その声を聞きその姿を見ると、私の心は千々に乱れるのだ。
ごめんよ、ごめんよ。獣医さんはいい人だから安心して、と心の中でつぶやきながら旅に向かった。
(しかし、旅の間中、気が気でなかった。)
当選で当たった旅館なのでたいしたことはないのだろうと思っていたのだが、予想に反して伊豆の宿はいい宿だった。宿自体はひなびた温泉宿という感じでもなく、団体客も来るような宿なのだが、私たちの泊まった部屋はたぶん宿の中で一番いい部屋。
部屋からは富士山が見えた!
露天風呂もけっこういい。食事も工夫をこらしてあった。
宿泊食事ともに無料なので、思わず酒をいっぱいのみ(もちろん有料)、アロマオイルのリフレクソロジーまでやっちゃった(もちろん有料)。
リフレクソロジーの施術者は腕がよかった。使ったオイルはローズマリー。
私はオルタナティブ・メディスンの記事を書いていたので、ありとあらゆるボディワークやヒーリングなどを体験している。
ヒーリング系やスピリチュアル系のボディワーカーはいろいろなエネルギーを流してくることがあり、自分にはそれが疲れる。一方、温泉などで施術をしている人は仕事に疲れていることが多く、逆にこっちがケアしてあげたくなることもたびたび。
だが今回の施術者の方は非常に的確なワークをし、しかも仕事を楽しみながらやっていらっしゃる。
聞けば、鍼灸の資格を持っているとのこと。ライター魂に火がつき、終わった後いろいろと取材してしまった。
アロマオイルやフラワーエッセンスについても書きたいのだけれども、書き出すと長くなるから、また別の機会にする。
翌日はいざ箱根へ。
なぜ箱根かというと、箱根神社へ行ってみたかったのだ。
箱根ってけっこうパワースポットなんじゃないかな、と、そんな感じがあった。
そしてどうせ箱根へ行くなら、強羅花壇で食事をしようということになった。
強羅花壇は、宿泊したらとんでもなく高いのだけれども、ランチで懐石料理を食べるくらいなら手が出る。(それでもけっこう高かったけどね。)
強羅花壇はやはり素晴らしかった。
建造物と熟練したサービスと絵のように美しい食事。
食後に強羅花壇の本館でお茶を飲んだのだが、なんてすがすがしい空間なのだろう。
香がたきこめられていて、静かで、ひろがりのある空間。
細部にまで心配りがされていて、この宿をつくった人や働いている人たちの並々ならぬ愛が感じられる。
でも泊まると死ぬほど高いので、お茶を呑んで雰囲気だけ堪能する私たちだった。
その後、すぐ近くで陶芸体験。
商売熱心なスタッフはいくつも作らせたいのか、やたら手伝ってくれる。
ほっといてくれ~。下手でもいいから自分で全部やりたいのだ~と心の中で叫ぶ私。
でも結局、夫も私も4つずつ作品をつくり、3つずつ購入。(値段は体験料金込みでばか高かった。)
最後に箱根神社へ。
どうして私は、山岳信仰とゆかりのある神社に惹きつけられてしまうのだろう。
ここもまたそういう神社だった。
かつてバーバラ・ブレナンというヒーラーが来日してこの神社を参拝した時、境内の木に「からす天狗」がとまっているのを見たという。
社(やしろ)に向かうまでの道は大きな木々で日陰になっていてちょっとこわい雰囲気もあったが、境内はすごくあかるくてなんだか懐かしいあったかい感じ。
こどもの頃よく遊んでいた神社の境内っていうような感覚だった。
境内までの階段を登りきったところから振り向くと、階段の下のほうに湖が見える。
湖の水面がキラキラと光を反射させているのが、鳥居の間に見える。
子どもたちが階段を駆け下りている。
切り取られた青い水面の方へ。
そんなわけで、昨日の夜遅くに帰宅し、きょうやっと愛犬2匹のお迎えへ。
またもやこの世の終わりかと思うような声を出して、さびしかったんだぞ~と訴えてきた。
だからきょうは犬といっしょにずっと過ごした。
ほっとしたのか、いびきをかいて寝る犬たちだった。
犬の宿泊代金は一泊3千円で二泊×二匹なので、1万2千円也。
それに犬のシャンプー代金。(そのまま連れて帰ると、他の犬のノミまで一緒に連れてきちゃうから。)
伊豆の宿での酒代、リフレクソロジー、強羅花壇の懐石料理、陶芸体験、高速料金代…と、結局すごい出費。
やっぱり、ただほど高いものはない。
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